JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 地域リーグ所属の2チームがF2チームを破る波乱の幕開け JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

ニュース

地域リーグ所属の2チームがF2チームを破る波乱の幕開け JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

2021年02月20日

地域リーグ所属の2チームがF2チームを破る波乱の幕開け JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

JFA 第26回全日本フットサル選手権大会が2月19日(金)に三重県の三重県営サンアリーナで開幕しました。Fリーグ・ディビジョン2のアグレミーナ浜松(F2/静岡)、ポルセイド浜田(F2/島根)が地域リーグのチームに敗れる波乱に満ちたスタートとなっています。

14時半にキックオフされた浜松とコンフィアンサFC(関西1/奈良)の試合は、12分にコンフィアンサのFP東郷真也選手がFKを直接決めて先制します。これで勢いづいたコンフィアンサはその1分後、ゴール前で相手のミスを逃さずに東郷選手が追加点を決めると、15分にも長谷川壮選手が追加点を決めて、リードを3点に広げました。3点を追う浜松の山元優典コーチは、「リーグ戦が終わってから、パワープレーの練習を多くやっていた」と、前半の終了間際からパワープレーを行いました。第2ピリオドに入り、29分に松本行令選手が1点を返して、試合終了間際まで反撃に出たものの、第1ピリオドのリードを生かしたコンフィアンサが4-3で勝利しました。

同時刻に行われたオーパ(関東2/千葉)とラック ザ ドライブ(中国/広島)の試合は、9分に林賢治選手のゴールで先制したオーパが終始リードを保って5-3で勝利し、1回戦を突破しました。ハットトリックを達成した林選手は「関東1部リーグの昇格戦で敗れてしまい、それから『全国大会を楽しもう』と切り替えていました。初戦に勝つことができてホッとしています」と、2回戦進出を喜びました。

今季、F2で全敗だった浜田は、山本尚希監督の退任を発表しており、公式戦1勝目を目指しました。しかし、FCミラクルスマイル(四国/愛媛)のスピードに乗った攻撃から立て続けに失点を喫し、試合を0-3のビハインドで折り返します。第2ピリオドに入ってから反撃に転じて2点を返したものの、同点に追いつくことはできずに試合終了。山本監督は「情けないですね。Fリーグの価値を下げてしまいました」と、悔しさを滲ませました。

長岡ビルボードFC(北信越/新潟)と立命館大学体育会同好会オールワン(関西2/滋賀)の試合は、29分まで2-2の白熱した展開となります。フィジカルの強さを生かす長岡に対し、立命館大はセットプレーから相手のオウンゴールを誘発して勝ち越し。さらに試合終了間際にも、カウンターから山内隆之祐選手がダメ押しゴールを決めて4-2で勝利しました。

大会2日目となる20日(日)には、Fリーグ・ディビジョン2の残りの4チームが登場。また、Fリーグ・ディビジョン1の名古屋オーシャンズとフウガドールすみだの下部組織、そして元Fリーグ選手を多数擁するクレセールフットサルクラブ(九州1/福岡)と注目のチームが3回戦進出を巡って熱戦を繰り広げます。

選手コメント

FP #5 鷲北一輝 選手(アグレミーナ浜松)
ただただ恥ずかしく、申し訳ない気持ちしかありません。リーグ戦が不甲斐ない結果で終わっていたので、選手たちもこの大会に向けて高いモチベーションで臨んでいました。ちょっと原因が分からないですね。一人一人の意識、相手のチームに負けないという気持ちが足りずに、戦えていなかったのだと思います。キャプテンとして、非常に責任を感じていますし、かつてF1でプレーしていたクラブとして、もう一度やり直さないといけないと感じています。

FP #55 東郷真也 選手(コンフィアンサFC)
相手がFリーグ・ディビジョン2の浜松だったので、「食ってやろう」という強い気持ちで戦えて、それが結果に表れてうれしいです。僕たちは関西2部リーグのチームですが、関西1部リーグの相手にも勝ってきていますし、上のレベルでも戦えるという自信がありました。やってみても「戦えているな」という感覚がありました。個人的にも0-0の時間が続いていたなかで、良い場面で得点ができてよかったです。

FP #14 大西駿太 選手(FCミラクルスマイル)
相手がFリーグのクラブだったので、チャレンジ精神をもって、自分のスピードを生かしつつプレーしました。ただ、点が取れなかったことについては、悔いが残っています。やっぱり前でプレーさせてもらっているので、点を決めてナンボだと思っているので、そこを明日の試合では改善していきたいと思います。この勝利は自信にもなると思いますが、僕たちはチャレンジャーなので、気を抜かずに頑張っていこうと思います。

FP #9 大毛哲郎 選手(立命館大学体育会同好会オールワン)
僕たちは出場チームの中で、一番へたくそなチームだと思うのですが、へたくそであっても強いチームはあります。へたくそでも一番強いチームになることを目指していましたが、それが出せたと思います。4回戦まで行けば、Fリーグ・ディビジョン1のチームと対戦できます。僕たちはそこを目標に、この大会の前半戦の目玉になるという目標を掲げているので、達成できるように、明日、明後日も頑張りたいと思います。

1回戦 2/19
【ハイライト】アグレミーナ浜松 vs コンフィアンサFC

1回戦 2/19
【ハイライト】オーパ vs ラック ザ ドライブ

1回戦 2/19
【ハイライト】ポルセイド浜田 vs FCミラクルスマイル

1回戦 2/19
【ハイライト】長岡ビルボードFC vs 立命館大学体育会同好会オールワン

大会期間:2月19日(金)~3月7日(日)
会場:三重県/三重県営サンアリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場、静岡県/浜松アリーナ

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー