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朝活!オンラインで好評開催中!第4回「女子サッカー」&第5回「施設の確保」~JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーカンファレンス2020~

2020年12月14日

朝活!オンラインで好評開催中!第4回「女子サッカー」&第5回「施設の確保」~JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーカンファレンス2020~

今年の JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーカンファレンスは6回に分け、オンラインで早朝(午前7:30-8:30)に開催しており、12月8日(火)に第4回、11日(金)に第5回を開催しました。どの回も早朝にもかかわらず多くの方々にご参加いただき、内容も示唆に富み、大変好評をいただきました。
次回の12月18日(金)は最終回となります。
最終回のテーマは「社会課題への取り組み」です。
ゲストスピーカーは山形県山形市にあるプチユナイテッドアスリートクラブの荒木秀和さんです。
フットサルを通じて不登校や家庭に問題を抱える子供達の居場所を作っておられます。
まだ申込みは可能ですので、関心のある方は是非ご参加ください。
申込みはこちらからお願いいたします。

第4回:テーマ「女子サッカー」

スフィーダ世田谷FC代表 稲田能彦氏


スフィーダ世田谷FCは今年なでしこリーグ2部を優勝したトップチームを運営する女子サッカークラブですが、始まりは中学校1年生の女子のサッカーの場づくりからでした。そこから上の年代へと組織を作っていき、10年かけて現在の体制を作り上げられた育成型のクラブです。また、強化・育成だけでなく、ママさんチームを創設したり、小学生年代の女子サッカーの大会を開催したり、ウォーキングサッカーによる障がいの有無も関係なく誰もがたのしめる場を作られたり、グラスルーツにおいても様々な活動をされていることを知ることができました。
【アンケート集計結果】 「とても良かった:31.6%」「良かった:54.4%」→合計:86.0%

第5回:テーマ「施設の確保」

リコプエンテ スクール・アカデミー 代表理事 江口力也氏

地域の人達の偏見や差別によって、知的障がい児を公園で遊ばせることができなかったことがきっかけで、自己資産と融資により施設を建設し、障がい者福祉の事業、サッカースクールの事業、施設管理の事業をそれぞれ別法人で設立し、その3つの法人を連携させることによって、施設の維持・管理やコーチ・スタッフの雇用を安定的に継続できる仕組みを構築されておられました。施設づくりや事業経営に関する巧みなスキームを知ることができました。
【アンケート集計結果】 「とても良かった:51.2%」「良かった:46.5%」→合計:97.7%

第4回参加者コメント

渡邊透 さん(NPO法人春日イーグルス)
女子チームを主体とされる活動について驚きを覚えます。自クラブでも、いろんな取り組みをしてきましたが、現在は、男子チーム登録してU-15年代やU-12年代での活動がメインとなっております。いずれは、女子チームの復活ができることもクラブの課題と考えます。貴重なお話をありがとうございました。

山岸佐知子 さん(日本サッカー協会)
中学生年代になるとサッカーを楽しむ場がなくなるという問題に対して、いち早く取り組んでおられ、しかも地域を意識したチームづくりが大変素晴らしいと思いました。トップを目指すだけでなく、生涯にわたってサッカーが楽しめる場が身近にあることの大切さを改めて感じました。今日は貴重なお話をどうもありがとうございました。

第5回参加者コメント

坂本龍一 さん(つくばフットボールクラブ)
障がい福祉との連携、フットサルコートの昼間の利活用、コーチのダブルワークについて、参考になるような話を聞けて良かったです。
障がいのある子達の指導に限らず、キッズやジュニア年代の指導は根気強く行っていく必要があり、その中で運営面の苦労も同時並行して行っていく大変さがあるかと思います。それらに尽力しているクラブの実情を知り、私達も地域の子ども達の表現の場、楽しさを見つけられる場として、引き続き頑張っていこうと思いました。本日はありがとうございました。

山本隆宣 さん(浦和インクルーシブフットボールソサエティ)
運営に関する資金面の詳細が大変参考になりました。
グラウンドを所有するイメージが湧きました。ありがとうございました。

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