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2019年フットサルA級コーチ養成講習会(後期)を神奈川県箱根町で開催

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2020年01月21日

2019年フットサルA級コーチ養成講習会(後期)を神奈川県箱根町で開催

12月23日(月)~27日(金)の5日間、神奈川県足柄下郡箱根町にてフットサルA級コーチ養成講習会 後期を開催しました。

フットサルA級コースは、現在JFAが行っているフットサルの最上位の指導者講習会であり、2019年のコースは、Fリーグや地域クラブ、ナショナルコーチングスタッフなど、様々な指導現場を持つフットサル指導者が参加しました。後期は、栄養学、医学、社会科学の講義と、指導実践、そして筆記テストを実施。参加者がオープンマインドで臨み、濃度の高い講習会になりました。

JFAフットサルC級とB級コーチ養成講習会は、それぞれAFCフットサルレベル1とレベル2との互換性が認められています。そして、A級はAFCフットサルレベル3との互換性を目指しており、AFCフットサル部長がその内容の把握のため視察に来日しました。

講師コメント

前川義信 JFAフットサルチーフインストラクター
第3回目となる2019年のフットサルA級コーチ養成講習会は大変実り多きものとなりました。
自己研鑽をし自らを高め、それぞれの立場で、どのように「日本フットサルへ発展に貢献」するのか目標を立て、コストに対して調整し、チャレンジを重ねた受講者の皆さんには頭が下がる思いです。

我々は講習会を通じて、主に専門コーチ分野として以下のことに取り組みました。
・ベンチワーク(ミクロサイクルの準備、スカウティング、スタッフ連携の手法や手順など)
・プレーモデルを構成するプレーシステム設計手法を用いたプレーブックの作成
・戦術的プランニング(プレシーズンまたはインシーズンの主にメゾ~ミクロサイクル構築)
・フィジカル・フィットネスや心理学的手法を用いた統合的方法論のオーガナイズおよびコーチングの向上

徹底してロジカルな言語化とアウトプットに取り組んだ今回のフットサルA級講習会でした。
このような経過を経て、努力の先に発行されるA級ライセンスであっても、ライセンス自体が私たちを高めてくれることは決してありません。
受講生のみなさんも私たちも、自らの取り組みによってA級を含むフットサルコーチライセンス自体の価値を高めていくことが必要になります。

日本がフットサルワールドカップで優勝する事を目的に、そうした「使命を担う一員であること」を自覚し、日本フットサル界を押し上げていくリーダーの一員達を養成していく場として、3回目のフットサルA級コーチ養成講習会が無事に終了したことを喜ばしく思います。
今後も、多くの方に関心を寄せていただき、受講して頂けることを期待しております。

最後となりますが、指導実践に協力していただきました湘南ベルマーレフットサルクラブ、そして会場となりました星槎レイクアリーナ箱根様、講義を行いましたホテル箱根パウエル様に感謝申し上げます。

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