JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 女子サッカーレガシープログラムin静岡「子ども記者体験」参加した子ども記者の記事を掲載<第2回>

ニュース

女子サッカーレガシープログラムin静岡「子ども記者体験」参加した子ども記者の記事を掲載<第2回>

2019年10月05日

女子サッカーレガシープログラムin静岡「子ども記者体験」参加した子ども記者の記事を掲載<第2回>

日本サッカー協会(JFA)と静岡県サッカー協会が101()2()2日間、静岡県・清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で実施した「女子サッカーレガシープログラムin静岡」のひとつ、「子ども記者体験」に参加した子ども記者から取材記事が届きました。今回は、102日(水)にトレーニングの取材と南萌華選手・山下杏也加選手へのインタビュー取材を行った5人の子ども記者の記事をお届けします。

子ども記者体験のイベントレポートはこちら

子ども記者レポート

上杉恵さん(清水船越小学校 6年)

10月2日(水)、静岡県・清水ナショナルトレーニングセンターでカナダ戦に向けトレーニングを行っているなでしこジャパンの練習を取材しました。
冒頭ストレッチから始まり、5人組のゲーム、1対1のゲームから3対3+サーバー、ロングボール&トラップ、逆サイドへの展開やミニゲーム、コーナーキックの練習と進みます。選手たちの表情は笑顔で、笑い声があがっていました。選手たちは皆とてもキックが飛んでいて、トラップもとても上手でした。トラップしてすぐに次の行動が出来るようにドリブルしている選手もいました。5対5のゲームでは、DFの反応や当たりが早くてすごいと思いました。MFやFWはしっかり体を入れてキープしたり、取られてもすぐに奪い返したりと、諦めないでもう一度奪い返しにいくところがすごいと思いました。
トレーニング後のインタビューでは、GKの山下選手とDFの南選手が応じてくれました。「試合前に行っていることは?」という質問に対し、山下選手は「自分でスピーカーを持ってきてロッカー等で音楽を聴いています」、南選手は「ピッチに入るときは右足から、それと体幹などストレッチを行っています」と答えてくれました。「サッカーをしていて一番大変だったことは?」という質問に対し南選手は「高校生の頃怪我をしてしまい、高校生最後の大会に出られなかったこと。怪我をしたことへの不安、大会に出られなかった悔しさでいっぱいでした。でも怪我から得られるものが必ずあるはず。怪我を乗り越えて強くなってほしい」と真剣に伝えてくれました。

佐野杏花さん(清水不二見小学校 5年)

10月6日の国際親善試合カナダ戦に向け、静岡県・清水ナショナルトレーニングセンターでトレーニングをしているなでしこジャパン。カナダ戦を前にどんなトレーニングをしているか取材しました。
まずは走ったり、ストレッチをしたりしていました。この時の表情は笑顔でした。次に4対4のセットを行いました。そこではボールと選手が止まっている時間が少なかったです。そしてこの日は地元の男子高校生と合同トレーニングを行いました。なでしこジャパンは守備の練習に多くの時間を費やしていました。最後は6対6のゲームを実施しました。ゲームでは逆サイドの意識と守備を意識した内容でした。そして徹底的にクロスを上げさせないという練習を行っていました。
トレーニング後、GKの山下選手、DFの南選手に話を聞いてみると「今、力を入れているのはビルドアップ。ポゼッション率を上げ1対1の局面から数的有利を作り上げる」ということでした。高倉監督は、守備からの組立てを次のカナダ戦で目標の1つにしたのだと思いました。カナダ戦で守備とビルドアップという2つの課題をどう克服するのか楽しんで観たいと思います。

鈴木歩佳さん(長田北小学校 5年)

10月2日(水)、静岡県清水ナショナルトレーニングセンターでなでしこジャパンの練習を取材しました。選手は皆声を掛け合ってチーム全体が盛り上がっていました。近くで練習を見てみると、シュートが強く、それでいてしっかり反応できていることが凄いな、と思いました。パスも1本1本丁寧で、地元の男子高校生との練習でも負けない強い体幹があり、広いピッチの中で絶えず動いていました。
私は小学校1年生からサッカーを始めましたが、見習う所がたくさんありました。私はこの先もずっとサッカーを続けて、なでしこジャパンの選手になりたいです。南選手と山下選手に教えてもらったことを今後に活かしていきたいと思います。

兵庫彩夏さん(東源台小学校 5年)

10月6日(日)、静岡県・IAIスタジアム日本平で行われる国際親善試合カナダ戦があります。そこで、選手一人一人がカナダ戦に向けて競争しています。まずはゴールキーパー。ゴールキーパーもフィールドプレーヤーも頭を使ってプレーしています。ゴールキーパーが最初に練習していたのは強く蹴ってキャッチするというトレーニングです。気づいたのは、しっかりとキャッチしないとボールは落ちてしまいます。相手も落ちてきたボールを狙ってゴールに入れられてしまうかもしれないので、しっかりとボールをキャッチする!ということが分かりました。
フィールドプレーヤーのトレーニングは、初めにジョグ、ウォーミングアップ、体幹トレーニング、1対1から3対3、DF練習、CK練習と続きます。
私は岩渕選手が好きです。なぜかというと、岩渕選手は攻めの時は上半身の動きを使ってスピードの強弱をつけていて、取られても諦めずに取りに行く姿勢はとても素晴らしいと思いました。守りの時もしっかりとどちらかに切って、相手が前に行かせないような守り方をしていました。私も取られて諦めずに色んなことにチャレンジしていきたいです。そのための日頃の練習から何事も正確に、自信をつけていきたいです。
コーチの指示は「切り替えされても離れない」「相手をペナルティーエリアに入れさせない」「相手が苦しいとき、ラインを一歩上げる」等の声が飛んでいました。

村松真奈さん(清水市立清水浜田小学校 6年)

10月2日(水)清水ナショナルトレーニングセンターにてなでしこジャパンの練習を取材しました。選手はストレッチやランニングなどのウォーミングアップは笑顔でコミュニケーションを取りながら楽しそうにとレーニングしていました。しかし、ロングパスや一対一などボールを使い始めると表情が変わり、真剣な眼差しで集中して行っていました。
その後、地元の男子高校生との合同練習では、体格の大きな男子生徒から一対一でボールを奪うなど、フィジカルの強さを見せつけていました。監督やコーチはプレーの細かい部分も見ながら選手一人ひとりに声をかけていました。
ミニゲームでは、私はDFなので体の入れ方やしっかりしたマークの付き方がとても勉強になりました。
練習が終わった後、GKの山下選手、DFの南選手にインタビューを行いました。私は「今、特に力を入れていることは何ですか?」と質問しました。山下選手は「後ろからのビルドアップをどれだけ有効的にできるか」、南選手は「後ろからのパスの組み立て、一対一の強さ」と答えてくれました。GKやDFが後ろからのパスを得点につなげることを考えていて、私もそうできるように練習したいと思いました。
一番印象的だったのは、「一番辛かったことは?」という質問に山下選手が答えた内容でした。「仕事をしながらサッカーの練習をしていた時期は辛かった。だから女子サッカーの環境が良くなっていくためにも、私たちは頑張っています」と未来のためを思ってプレーしてくれていることに感動しました。なでしこジャパン、勝ち続けてください。応援しています。

子ども記者撮影フォト

 

 

国際親善試合

なでしこジャパン(日本女子代表)対 カナダ女子代表
開催日時:
2019年10月6日(日) 14:30キックオフ(予定)
会場:静岡/IAIスタジアム日本平

大会情報はこちら
チケット販売概要はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー