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S級コーチ養成講習会2019 Module3・集中講習⑥ 受講者レポート Vol.8

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2019年09月18日

S級コーチ養成講習会2019 Module3・集中講習⑥ 受講者レポート Vol.8

module3では各自に割り当てられたテーマで20分間のプレゼンテーションを行います。1週目は12名の受講生が実施しました。今回は、佐藤尽さん(京都サンガF.C.トップチームヘッドコーチ)からのレポートをお伝えします。

Module3 集中講習⑥

期間:9月9日(月)~9月12日(木)

9月9日(月) 午後:プロフェッショナルコーチング論 手倉森誠(V・ファーレン長崎監督)
   プレゼンテーション
   短期講習指導実践振返り
9月10日(火) 午前:指導実践
午後:プレゼンテーション
   プロフェッショナルコーチング論 鈴木淳(S級インストラクター)
   Jリーグアカデミーの取組み 増本伸弘(Jリーグフットボール本部)
9月11日(水) 午前:指導実践
午後:プレゼンテーション
   JFAの取組み 田嶋幸三(JFA会長)
9月12日(木) 午前:指導実践
午後:プレゼンテーション
   プロフェッショナルコーチング論 影山雅永(U-18日本代表監督)

先日の茨城県で行われたModule3:短期講習②から場所が代わり、今週からModule3 集中講習⑥として、三菱養和会グランドと国立スポーツ科学センター(JISS)に会場を移し行われました。

講習会では、V・ファーレン長崎監督の手倉森誠さん、S級インストラクターでありモンテディオ山形やアルビレックス新潟などで監督をされた鈴木淳さん、U-18日本代表監督で今年行われたFIFA U-20ワールドカップポーランド2019で監督を務めた影山雅永さんから、監督経験を通じて貴重なお話を聞くことができました。手倉森さんからは、「志」というテーマでお話をいただき、自身が歩むであろう道筋やこれから起こりうる事象に対して、イメージし思い描く事、また、それに対して変化を予測する事など、自身の経験談を交えてお話頂きました。鈴木さんからは、実際に監督になった際のオファーから契約交渉に始まり、契約成立後チーム作りを始める前段階に、様々な決断を迫られる事などのお話聞きました。影山さんからは、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019の報告とグループステージ最終戦を例題に、リーグ突破とその後の戦いを考えた上で、どのようにメンバー選考し、どのような結果を得られたのかを皆でディスカッションしました。私たちも最善の方法が見つけられなかった事を考えると、実際に影山監督も難しい決断を迫られグループリーグ最終戦をいかに戦ったのかを想像できる貴重な講義となりました。

そのほかにも、Jリーグアカデミーの取り組みについて増本伸弘さん(Jリーグフットボール本部 育成部 部長)から講義していただきました。また、お忙しい中、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長からJFAの取り組みについてお話をうかがいました。JFAの理念やビジョンを徹底し、サッカーを文化にしていくためにも、私たちも想いを共有してサッカー界に貢献していく事が必要だと感じました。

また、今週の講習からプレゼン実習が始まりました。テーマに対して論理的に話を構築するためには、テーマに対して深い知識が必要であり、それをどのように伝えることができるか、受講生も独特の緊張感の中、思い思いに発表していきました。発表も人それぞれ特徴があり、聞きながらも多くの学びがありました。

指導実戦では、今までよりもテーマが細分化され、それに合わせて戦術もより特化したものをトレーニングに落とし込むことが必要となりました。従って事前の打ち合わせもより濃密なものとなり、そのような時間を共に過ごすことによって、新たな気づきを得ることが出来ました。

来週から始まるModule3:集中講習⑦でも、学べる喜びを楽しみにしています。次回は、李成俊さん(明治学院大学コーチ)からのレポートです。

toto

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