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SAMURAI BLUE森保監督、ワールドカップ予選初戦へ「良い準備で良いスタートを」

2019年08月31日

SAMURAI BLUE森保監督、ワールドカップ予選初戦へ「良い準備で良いスタートを」

SAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督は8月30日(金)、キリンチャレンジカップ2019のパラグアイ代表戦(9月5日/鹿島)と、2022年FIFAワールドカップアジア2次予選初戦のミャンマー代表戦(9月10日/ヤンゴン)に臨む日本代表メンバーを発表。「いい準備をして、良いスタートを切りたい」と抱負を述べました。
23人のメンバーは、FW大迫勇也選手(ヴェルダー・ブレーメン)、MF中島翔哉選手(FCポルト)、MF堂安律選手(PSVアイントホーフェン)、DF冨安健洋選手(ボローニャ)ら、森保監督体制でこれまでにプレーしてきた選手が顔を揃えました。
18歳のMF久保建英選手(RCDマジョルカ)、22歳のMF板倉滉選手(FCフローニンゲン)も代表デビューした6月のCONMEBOLコパアメリカ2019に引き続いての招集となりました。

DF吉田麻也選手(サウサンプトン)とMF遠藤航選手(VfBシュツットガルト)は今年1月のAFCアジアカップ以来、また、DF安西幸輝選手(ポルティモネンセSC)は代表に初選出された3月以来の復帰です。
海外クラブ所属選手が多く、国内組はDF畠中槙之輔選手(横浜F・マリノス)、MF橋本拳人選手(FC東京)、FW永井謙佑選手(FC東京)、FW鈴木武蔵選手(北海道コンサドーレ札幌)の4人となりました。
森保監督は、「ワールドカップ予選初戦で良いスタートを切りたい。これまでに代表監督として選考してきた中でベストのメンバーを選考した」と述べています。
アジア予選では長距離移動を伴うことを念頭に、コンディション調整が重要になると指摘して、「少しでも選手たちの疲労を取り、ストレスを軽減して、ベストパフォーマンスを発揮できるようにサポートしていく」と話し、「アジアの戦いを経験しながら、さらに成長していくチャレンジをしてもらえれば、必ず良い戦いができると信じている」と語りました。
また、日本代表監督として始動からの1年を振り返って、森保監督は「確実にレベルアップはできているし、戦術の浸透、意思統一も確実にできてきている」と語り、アジア予選を通じても「これまでやってきたことをチームとして常に確認しながら、チームの土台を大きく厚くして、高めることをしたい」と話しました。

チームは9月2日(月)に茨城県内に集合して練習を開始。5日(木)にカシマサッカースタジアムで行われるパラグアイ代表戦と、10日(火)にアウェイで開催されるワールドカップアジア2次予選初戦のミャンマー代表戦に備えます。
ワールドカップアジア2次予選で日本はグループFに入り、今回対戦するミャンマー代表のほか、モンゴル代表、タジキスタン代表、キルギス代表とホーム・アンド・アウェーで対戦します。
各グループの1位と、全8グループの2位の中で成績上位の4チームの合計12チームが最終予選に進出し、同時にAFCアジアカップ中国2023の出場権を獲得します。

コメント

SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督
9月のFIFAワールドカップカタール大会アジア二次予選のミャンマー戦へ向けて、キリンチャレンジカップではパラグアイという強豪と対戦します。鹿嶋で良い準備をして、アウェイのワールドカップ予選初戦で良いスタートを切りたいと思っています。ミャンマー戦では勝利を目指しながらチームで意思統一して臨み、パラグアイ戦でも勝ちにこだわって、これまでチームとしてやってきたことを意思統一して臨んで、チームとしてミャンマー戦へ良い準備ができるように戦いたいと考えています。

これまでに代表監督として選考してきた中でベストのメンバーを選考しました。今回は日本代表と五輪代表の活動が重なることもあり、日本代表をラージグループと捉えて、いかにより多くの選手を強化できるかも考えながらチームの構成を考えました。久保選手も戦力になるクオリティがあると考えて招集しました。日本のために自分の持っているものを全て出し切り、自身がもっと成長するためにギラギラしたものを日々の活動の中に見せてほしいと思います。

代表監督として招集してきた全ての選手が、これからの選考の対象になります。招集しきれていない選手も多く、日本代表として戦えるだけの可能性を見せてくれる選手はまだまだいると思っています。毎回招集が約束されている選手はいません。全ての選手が良いパフォーマンスを見せて、次への招集と日本代表での生き残りにつなげたいと考えていると思うので、私は監督として選手たちのパフォーマンスをしっかり見たいと思います。

チームづくりでやりたいことはたくさんありますが、これまでやってきたことをチームとして常に確認しながら、チームの土台を大きく厚くして、高めていきたい。招集している選手はみんな力があるので、このアジアの戦いを経験しながら、さらに成長してくチャレンジをしてもらえれば、必ず良い戦いができると信じています。相手をリスペクトしながら、自分たちがその戦いでどう成長していけるかを常に考えて、良い準備をして戦っていきたいと思います。

関塚隆 JFA技術委員長
森保監督体制になって1年。AFCアジアカップ、CONMEBOLコパアメリカ、キリンチャレンジカップを含めて、いろいろな年代での活動を経て今日を迎えました。育成年代からSAMURAI BLUEまで、これまで各年代で強化してきたものをしっかりと束ねて、いよいよ始まる2022年FIFAワールドカップ予選に臨みたいと考えています。
ワールドカップ予選は簡単な戦いではありません。1試合1試合、チームをしっかり成長させながら目標に向かって戦いたい。キリンチャレンジカップのパラグアイ戦で良い準備をしてアウェイでのミャンマー戦に臨み、ワールドカップ予選で良いスタートを切りたいと思っています。そのためにも。我々JFAとして森保体制をしっかりと支えていきます。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

SAMURAI BLUE(日本代表)対 パラグアイ代表
開催日時:2019年9月5日(木) 19:20キックオフ(予定)
会場:茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム

大会情報はこちら

2022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選

ミャンマー代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表)
開催日時:2019年9月10日(火) 18:50キックオフ(予定)
会場:ヤンゴン(ミャンマー)/ Thuwunna Stadium

大会情報はこちら

 

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