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U-15日本代表、メキシコに惜敗し準優勝 ~第16回デッレナツィオーニトーナメント~

2019年05月05日

U-15日本代表、メキシコに惜敗し準優勝 ~第16回デッレナツィオーニトーナメント~

第16回デッレナツィオーニトーナメント vs. U-15メキシコ代表
2019年5月4日(土) キックオフ時間18:00(現地時間) 試合時間70分(35分ハーフ)
Gradisca d'Isonzo(イタリア)

U-15日本代表 1-2(前半0-2、後半1-0)U-15メキシコ代表

得点
7分 失点(U-15メキシコ代表)
19分 失点(U-15メキシコ代表)
45分 坂井駿也(U-15日本代表)

スターティングメンバー
GK:宮本流維
DF:桐山龍人、池谷銀姿郎、鈴木吏玖、植田悠太
MF:楢原慶輝、大迫塁、坂井駿也、北野颯太
FW:鈴木大翔、斉藤柚樹

サブメンバー
GK:佐賀鉄生
DF:藤田崇弘、高井幸大
MF:山崎太新、伊藤大和、浅岡飛夢、佐藤海空斗
FW:内藤大和、逢坂スィナ

交代
HT 桐山龍人 → 山崎太新
43分 斉藤柚樹 → 逢坂スィナ
52分 楢原慶輝 → 伊藤大和
69分 北野颯太 → 佐藤海空斗

マッチレポート

U-15日本代表は5月4日(土)に第16回デッレナツィオーニトーナメントの決勝戦を迎えました。前日にU-16女子日本代表の優勝をスタジアムで目の当たりにした選手たちは、男女同時優勝を目指して闘うこととなりました。「決勝の舞台を楽しむ。球際で負けないでミスを恐れずに果敢にチャレンジする」と森山監督から声を掛けられて出発しました。

前日から雨が降っていたもののピッチ状態は悪くなく、両チームとも前半開始から積極的にプレーをします。しかし、攻撃的に激しく来るメキシコを相手に日本は上手くボールを繋げません。すると7分に失点を許します。ゴール前に上げられたボールをGKとDFが競ると相手FWの前にボールがこぼれます。これを詰められて0-1となります。失点したことでさらに焦ってしまった日本。丁寧に繋がずにボールを蹴ってしまうシーンが増えると、19分には日本陣地でボールを奪われミドルシュートを決められてしまいます。その後は少しずつボールを回せるようになりますが、球際に激しく来るメキシコを崩しきれず0-2のまま前半を終了します。

ハーフタイムにまだまだ逆転可能と発破を掛けられた日本は全員が気持ちを込めたプレーを見せます。段々と前線にもボールが入るようになり、カウンターから右サイドを攻め上がるとMF坂井駿也が左足でシュート。見事にキーパーの横を抜けて1-2とします。1点を返したことにより、さらに勢いを増し完全に押し気味にプレーをする日本でしたが、同点ゴールは遠く惜しくも1-2で試合は終了しました。

表彰式で、優勝して大喜びするメキシコを傍目に悔しさを味わったU-15日本代表。この気持ちを忘れずに今後は夏に行われるAFC U-16選手権一次予選に向けて強化を進めていきます。

選手コメント

GK #12 宮本流維 選手(名古屋グランパスU-18)
準決勝までの試合はチーム一丸となり、ベンチからもたくさん声が出て、そのままとても良い雰囲気で決勝に臨むことができました。しかし今日の決勝では自分のミスから序盤に失点してしまいました。そして、自分が自信のあるセービング力も決勝では発揮することができませんでした。この大会で出た課題を自チームに持ち帰り改善して、また代表に呼ばれるように努力していきたいです。そして、これからも応援してくださる方々や家族などにも感謝しながら頑張っていきたいです。

DF #4 桐山龍人 選手(浦和レッズジュニアユース)
準決勝ではグループリーグの反省点を一人一人意識してチーム全員で試合に臨むことができて1-0で勝利できたので、決勝戦ではピッチコンディションも良く自分たちのサッカーができると思っていました。しかし、相手のプレッシャーや迫力に負け、パスをあまり繋ぐことができず相手に立て続けに2失点してしまい、悪い展開になってしまいました。それでも試合が終わるまでベンチも含めてチーム全員で戦えていたのは良かったと思います。個人的にはまだまだ攻撃している時の守備の準備や、攻撃参加が少なかったところが反省点です。この大会で自分に何が足りないのか、何が通用するかなどわかったので良かったです。そして、日本を代表して戦えたことにとても感謝しています。この大会で学んだことを、日本に帰り自チームで活かしたいと思います。

MF #7 大迫塁 選手(神村学園中)
今回、このイタリア遠征に選出していただき、とても光栄に思います。グループステージ3試合はチームとして攻守の切替えや球際でも相手に劣ることなく闘うことができたのでとても良かったです。しかし準決勝のオーストリア戦では相手のプレッシャーに腰が引けて、簡単にクリアする場面やフリーの状態でシュートさせることが多くありました。準決勝での反省を踏まえ、メキシコ戦では日本らしいボールを動かすサッカーをしようという気持ちで挑みました。しかし立ち上がりから不用意なミスが続き、早い時間に2失点してしまいました。後半は自分たちの時間が多く、チャンスも多くありましたが、一歩及ばず1-2で負けてしまいました。この遠征で通用したところ、しなかったところが良くわかりました。この悔しい経験を忘れることなく、チームに戻っても高い意識でトレーニングに励みたいです。

スケジュール

第16回デッレナツィオーニトーナメント
4月27日(土) AM トレーニング
4月28日(日) 5-3 グループリーグ第1戦 vs.U-15トルコ代表
(イタリア/Latisana)
4月29日(月) 2-0 グループリーグ第2戦 vs.U-15ロシア代表
(イタリア/Cesarolo)
4月30日(火) 4-0 グループリーグ第3戦 vs.U-15UAE代表
(イタリア/Cesarolo)
5月1日(水) TBC トレーニング
5月2日(木) 1-0 準決勝 vs.U-15オーストリア代表
(イタリア/Lignano)
5月3日(金) TBC トレーニング
5月4日(土) 1-2 決勝 vs.U-15メキシコ代表
(イタリアGradisca d'Isonzo)
5月5日(日) TBC 未定

※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第16回デッレナツィオーニトーナメント

大会期間:2019年4月27日(土)~2019年5月4日(土)

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