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フランス戦前日、スタジアムで公式練習を実施~なでしこジャパンヨーロッパ遠征(4/1-11@フランス、ドイツ)

2019年04月04日

フランス戦前日、スタジアムで公式練習を実施~なでしこジャパンヨーロッパ遠征(4/1-11@フランス、ドイツ)

フランス女子代表との国際親善試合を翌日に控えた4月3日(水)、なでしこジャパンは試合が行われるスタッド・アッベ・デシャンで公式練習を行いました。

この日は当初予定していた午前中のトレーニングをキャンセルし、代わりに昼食前にチームミーティングを実施。映像を使って対戦国フランスの個々の選手の特徴や、主に採用されるシステム、そしてそれらに対する日本の攻守における狙いを全員で共有する時間となりました。フランスでプレーする熊谷紗希選手がフランスのサッカーの特徴を「個々のフィジカル能力が強く、速さがある」と話す一方で、「日本は正確な技術、選手間のコンビネーション、小回りがきくアジリティ、そうした要素で戦う。パワーを全面に打ち出す欧米の強豪国とは戦う土俵が違う」と高倉麻子監督は話し、あくまで日本らしさ、なでしこジャパンらしさを忘れないように強調します。

15時30分から行われた公式練習では、ピッチを使える時間が60分と限られているため、ウォーミングアップはピッチのすぐ外で行い、それから開始時間とともにピッチに入ってすぐにボールを使ったトレーニングに移行します。メディアに公開された冒頭15分では、ピッチを広く使って自陣からゴールまで組み立てるイメージで動きの確認をするなど、実戦に向けた準備のメニューに取り組み、その後の非公開となった残り時間では紅白戦やセットプレーの確認など、フランス戦に向けて最後の確認の時間となりました。

また、フランス戦はキックオフが21時と通常より遅い時間となるため、フィジカルコーチやメディカルスタッフから試合当日の過ごし方についても話がされ、世界ランキング4位のフランスとの試合に向けて万全な準備を促していました。

選手コメント

MF #7 中島依美 選手(INAC神戸レオネッサ)
明日の試合、対戦国のフランスは開催国でもあり同じくワールドカップに出る相手なので、今自分たちがどこまでできるのか再確認する機会にしたいです。フランスはスピード感が全然違うと思うので、攻守における切り替えやプレーの判断において、これまで以上の早さが求められると思います。チーム内で分析映像を見たり、トレーニングでもコミュニケーションは取れているので、そうした成果を試合で出せればいいと思います。フランスという強豪国と戦えるのはありがたいことですし、自分たちがやれることをやって、勝って終わりたいです。

FW #12 宮澤ひなた 選手(日テレ・ベレーザ)
久しぶりの代表活動で、それがワールドカップ前の試合ということで自分にとってはチャンス、チャレンジだと思っていますし、メンバーに選ばれるように取り組んでいます。自身の課題としては、フォワードとしてやはり点を取ることが求められていますし、スピードが長所だと思っているので、そこを発揮していければと思います。代表チームには所属の日テレ・ベレーザの選手が多いですが、誰と一緒にプレーしても合わせられる選手にならないといけませんし、クラブとはシステムも違うので、そこはコミュニケーションを取りながらやっていきたいです。今回2試合ありますが、今は少しでも多く試合に出ることが一番の目標ですし、試合に出たらまずはゴールを取るために自分らしさ出していきたいです。

スケジュール

4月2日(火) AM/PM トレーニング
4月3日(水) AM トレーニング
PM 公式練習
4月4日(木) 21:00 国際親善試合 vs.フランス女子代表(スタッド・アッベ・デシャン)
4月6日(土) AM トレーニング
4月7日(日) AM/PM トレーニング
4月8日(月) PM 公式練習
4月9日(火) 16:00 国際親善試合 vs.ドイツ女子代表(ベンテラー・アレーナ)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

国際親善試合 ~ヨーロッパ遠征~

大会期間:2019年3月31日(日)~2019年4月11日(木)
会場:スタッド・アッベ・デシャン、ベンテラー・アレーナ

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