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SAMURAI BLUE森保監督、ウズベキスタン戦で「日本の総合力を見せる」~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~

2019年01月17日

SAMURAI BLUE森保監督、ウズベキスタン戦で「日本の総合力を見せる」~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~

SAMURAI BLUE(日本代表)は1月16日(水)、AFCアジアカップ2019 UAEのグループ1位突破をかけたウズベキスタンとのグループステージ最終戦を翌日に控えて、試合会場であるアルアインのハリファ・ビン・スタジアムにて公式練習に臨み、森保一監督は公式会見で「明日は日本の総合力を見せる」と抱負を述べました。

日本とウズベキスタンは、ここまで2連勝ですでにグループステージ突破を決めており、得失点差で首位に立つウズベキスタンを抑えて、日本がグループ1位で次のラウンド16へ進むには、この対戦で勝つしかありません。引き分け以下の場合には、日本は2位でのグループステージ通過となります。1位通過であれば、次のラウンド16はシャルジャにてグループE2位(サウジアラビアかカタール)と、2位通過であればアルアインでグループB2位のオーストラリアと対戦します。

森保監督は「1位突破を目指して、いい準備をしたい。優勝という高い目標はあるが、目の前の試合での勝利を目指して最善を尽くすことを、これまで同様にやっていきたい」と話し、いつもと変わらない姿勢を貫いて勝利を目指す意向を示しました。

その一方で、ウズベキスタン戦ではここまでの試合から選手を先発メンバーの変更を明言。「明日は日本の総合力を見せられる試合。できるだけ多くの選手に、今できる限りのプレーをしてほしい」と語りました。

これまでとは選手の組み合わせも変わってきますが、日本代表指揮官は「各選手がピッチに立ってフィーリングが合うかが大事。選手には、試合の中で対戦相手のことも考えながらすり合わせてほしい。そこはチームの戦い方としても、明日の試合で勝利するためにも、非常に大事になる」と語り、選手たちの適応力に期待を寄せました。

ウズベキスタン指揮官も、「ラウンド16以降を考えて選手を替えるつもりだが、1位突破のために明日は勝ちに行く」と話しています。

昨年8月からチームを率いるアルゼンチン出身のエクトル・クーペル監督は、スペインのバレンシアやイタリアのインテルなどでも指揮を執った名将として知られ、エジプト代表やUAEでもアルワスルを率いた経験があります。就任後は、9月から11月までの試合を2勝2分2敗で大会に入り、大会初戦でオマーンに2-1、トルクメニスタンに4-0で勝利しました。

FWエルドル・ショムロドフ選手は今大会2戦3得点。MFジャヴォヒル・シジコフ選手は昨年のAFC U-23アジア選手権準々決勝で日本を4-0で下したメンバーの一人で、「日本にはU-16でもU-19でも負けていない。チームは日本戦へ自信を持っている」と話しています。

日本チームは公開された15分の練習でボール回しやキックやパスで体をほぐし、その後、非公開で行った部分では戦術の確認を入念に行いました。

DF佐々木翔選手(サンフレッチェ広島)は「1戦目2戦目と難しい中でしっかり結果を出してきている。チームとして無敗で次へ行くことは大事。出るチャンスをもらえたら、全力で勝ちを獲りに行く」と話しました。

試合は17日(木)17:30(日本時間22:30)からアルアインのハリファ・ビン・スタジアムにて行われます。

選手・監督コメント

SAMURAI BLUE(日本代表) 森保一 監督
1位で突破して次のステージに向かい、最終的には優勝することを目指しています。選手には勝ちたいというプレッシャーの中でも勝てるという自信も持って試合に臨んでほしいです。全員がフォア・ザ・チームの精神を持ってチームコンセプトの中で、それぞれが持っているものを最大限にチームに活かしてほしいと思います。1戦目、2戦目と選手個々のコンディションも上がってきましたし、チームコンセプトの下での意思統一も1戦1戦良くなってきています。この2試合を通して積み上げてきたものと、さらにやっていかなければいけないことを整理して、明日の試合でいい戦いができるようにしたいです。優勝争い本命と周囲から言われるのは光栄ですが、我々はチャレンジャーとしてやっていかなければなりません。前回大会のこともあり、今のチームづくりの中で成長していかなくてはいけないことをしっかりと考えて、戦っていきたいと思っています。

DF #16 冨安健洋 選手(シントトロイデンVV)
ウズベキスタンは力があって堅いチームで、ここまで1失点しかしていません。僕が見た限りではFWが強くてスピードもあるように感じました。裏に抜け出して、相手を抑えながらシュートを決めているシーンもあったので、そういうのは注意しないといけないですし、少しでも後手に回ると厳しくなります。

DF #18 塩谷司 選手(アルアイン)
普段ここで練習しているので落ち着く感じがします。試合に出たら、基本的にこのメンバーの特長は分かっていると思うので、チームメイトの特長を生かせるようなプレーをしたいと思います。与えられたチャンスでどういうプレーができるのか、チームが上を目指す上で大切なことですし、出た選手がいいプレーをして監督が考え直すようなプレーをすることも非常に大事です。1、2戦目に出た選手に自分のポジションが危ないと思わせることが一番だと思います。

MF #17 青山敏弘 選手(サンフレッチェ広島)
ベストの準備をしてベストの試合ができるように、メンタルとフィジカル両方でしっかり準備したいと思います。この2試合は、個々のコンディションを上げることが一番で、その上で勝利すること、グループステージを突破することを目標にしてきたと思います。それはだいぶ上がってきました。ここからは、さらに上のパフォーマンスと結果を求めてやっていく、その1歩として明日の試合があると思うので、結果を出したいです。

MF #21 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
みんなコンディションも徐々に上がって来ていますし、僕の中では常にマックスでやっているつもりです。試合ごとにマックスの値が上がっていくと思いますし、この大会中に成長できると思っているので、この前の試合より次の試合の方がいいプレーができると思います。

FW #11 北川航也 選手(清水エスパルス)
ウズベキスタンはサイドバックが高い位置を取ってきて、中盤は対戦相手に合わせて陣形を変えてくるので、明日はうまくミスマッチを作れればと思っていますし、いい形でボールを奪えればカウンターでチャンスを作れます。そこの切り替えの速さは日本の良さでもあります。1試合ごとに成長できていると思うので、明日はこの前の試合よりも良いパフォーマンスができるように、周りを活かしながら自分も活きるようなプレーをしたいです。

エクトル・クーベル ウズベキスタン監督
日本はアジアでベストチームの1つで、速さがあり、プレスがとてもいいですが、我々は勝つことだけを考えて、選手に戦術を明確に伝えて試合に入ります。ラウンド16以降を考えて何人かの選手は休ませる必要があるので、先発を変えるつもりですが、我々は勝点3を獲って1位突破を目指しています。次の対戦相手や場所を考えて、日本戦を戦うつもりはありません。優勝したいのであればどのチームとも戦う覚悟がなければなりません。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

 

AFCアジアカップUAE2019

大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)

グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
日本代表 3-2 トルクメニスタン代表

2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
日本代表 1-0 オマーン代表

2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表

地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定

大会情報はこちら

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