JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > ユニバーシアード日本女子代表候補 3日間のキャンプを終える

ニュース

ユニバーシアード日本女子代表候補 3日間のキャンプを終える

2018年12月07日

ユニバーシアード日本女子代表候補 3日間のキャンプを終える

ユニバーシアード日本女子代表候補は6日(木)、静岡県で3日間開催していたキャンプを終えました。

最終日は早朝から激しく降っていた雨は止んだものの、3日間で一番肌寒い天候となりました。これまでの2日間のトレーニングの集大成として、紅白戦(30分×2本)を実施。前半は両チーム共に、ボールを繋ぐ意識は見られるものの、ゴールに向かうシーンは少ない状況で終えます。

ハーフタイムには選手間の話し合いが行われ、また望月監督からは攻撃の優先順位を意識してプレーするよう伝えられました。後半は縦パスや裏への抜け出し、ゴールに向かう意識が強くなり、シュート回数も増えました。

最後に望月監督は”自育伸力”(自己決定力、自立、主体性、自分で考えられる力)、サッカー理解を深める、日常を変える(世界基準へ)ことの重要性について触れ、日々のトレーニングで常に自分を高める努力をすることを選手たちへ求め、今回のキャンプを締めくくりました。

ユニバーシアード日本女子代表候補は今後、12月開催の全日本大学女子サッカー選手権を経て、来年2月に開催される地域対抗戦2019に全日本学連選抜として参加します。

コーチ・選手コメント

藤谷智則 コーチ(姫路獨協大)
今回のキャンプでは、目標である優勝に向け「代表選手としての意識や行動」「日常から世界基準で取り組む重要性」「主体性を持ち自己決定できる選手“自育伸力”」などが望月監督から伝えられました。選手は、トレーニングはもちろん、日常の意識を変えようと取り組んでいました。初日こそ緊張から硬さもありましたが、徐々にコミュニケーションも増え自分の特徴を出せる選手が多くなりました。2日目には午前と午後それぞれ“攻撃・守備”のトレーニングを行いました。短い期間でのトレーニングではありましたが、最終日には紅白戦を実施。意識して取り組んだ球際の厳しさやゴールを目指すプレーなど、キャンプの成果が見られるプレーもありました。解散式では望月監督から「今回どのようなことを学んだか」「そこからどうように進んでいくのか」などが伝えられました。また最適な目標をしっかりと持ち、自分の限界を超えられるように自育伸力を高めていってほしいと伝えられ、3日間の合宿を終えました。最後にユニバーシアード日本女子代表候補合宿に選手を派遣していただいた関係者の方々のご理解、ご協力のおかげで、良いスタートを切ることができたことに大変感謝しております。

GK 鈴木佐和子 選手(早稲田大)
3日間という短い期間ということもあり、オフザピッチの部分でもコミュニケーションを取ることを意識しました。最終日では紅白戦をやりそれぞれが自分の全力を出し、とても内容の良いゲームができたと思います。ミーティングで言われた「賢い選手」になるために、今回の合宿で得たものさらに発展させて日々の練習に取り組んでいきたいと思います。

DF 東菜月 選手(徳山大)
この3日間のトレーニングの中で、自分のストロングポイントをだせたところもありましたが、その中で質がなくて、良いときと悪いときの差がありました。もっと1つ1つのプレーの質を上げていけるよう自チームに戻ってからの練習に取り組んでいきたいと思います。自分の技術を向上させながら、チーム全体でレベルアップしていきたいです。

FW 小山由梨奈 選手(山梨学院大学)
初めてプレーする選手がほとんどの中でコミュニケーションをとることから入りました。レベルの高い中でプレーするのは楽しく、色々なタイプの選手がいる中で学ぶこともたくさんありました。この三日間のトレーニングを通じて、今自分に何が足りないのか、また自分のストロングポイントをどう生かせば、成長できるのかを改めて考えさせられ、サッカーと向き合う有意義な時間にできたと思います。レベルの高い人とプレーできて楽しかったで終わることなく、学んだことを吸収し、さらに成長できるようこれからの日々の練習に取り組みたいと思いました。

スケジュール

12月4日(火) PM トレーニング
12月5日(水) AM/PM トレーニング
12月6日(木) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー