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全日本ろう者サッカー選手権大会 男子は東日本選抜が4連覇、女子は西日本選抜が3大会ぶりの優勝

2018年11月29日

全日本ろう者サッカー選手権大会 男子は東日本選抜が4連覇、女子は西日本選抜が3大会ぶりの優勝

11月17日(土)・18日(日)に、第15回全日本ろう者サッカー選手権大会、第7回全日本ろう者女子サッカー選手権大会が開催されました。

この大会は男子4ブロック(北海道、東日本、西日本、九州)と女子2ブロック(東日本、西日本)の選抜チームで日本一を競う大会です。

決勝は、4-3で西日本選抜を制した九州選抜が13大会ぶりの優勝を目指し、同じく初日に11-0で北海道選抜に大勝した東日本選抜と対戦しました。結果は3-1で東日本選抜が勝利し、大会初の4連覇となりました。

女子は、初日は1-1の引き分けとなりましたが、2日目に西日本選抜が4-1と圧勝し、東日本選抜の3連覇を阻み優勝しました。

次回は、会場を北海道に移し来年開催予定となります。

大会結果

男子:第15回全日本ろう者サッカー選手権大会

優勝:東日本選抜(4連覇)
準優勝:九州選抜
3位:西日本選抜
4位:北海道選抜

最優秀選手賞:林滉大(東日本選抜)
優秀選手賞:原口凌輔(東日本選抜)、松元卓巳(九州選抜)、堀井聡太(西日本選抜)、大西諒(北海道選抜)

女子:第7回全日本ろう者女子サッカー選手権大会

優勝:西日本選抜
準優勝:東日本選抜

最優秀選手賞:宮城実来(西日本選抜)
優秀選手賞:酒井藍莉(西日本選抜)、岩渕亜依(東日本選抜)

選手・監督コメント

千田芳宏 監督(男子東日本選抜監督/優勝)
今大会は4連覇がかかった大会でもありました。選手達はプレッシャーがある中で何も考えず勝つ事に集中してくれたのだと思います。おかげさまで優勝し、前人未到の4連覇を達成することができました。決勝は失点しながらも最後まで諦めず逆転勝ちしてくれた選手たちにありがとうと言いたいです。まだまだ私たちの挑戦は続きますので今後もご声援をよろしくお願い致します。今大会の運営スタッフ、通訳、ボランティアなどが素晴らしい大会を開いてくれて私たちも気持ちよくプレーする事ができました。本当にありがとうございました。

林滉大 選手(男子最優秀選手賞
前人未到の4連覇を達成することができ、大変嬉しいです。最優秀選手賞を僕が頂くことになりましたが、チーム全員がそれぞれのポジションの役目をフルに果たせたことが4連覇に繋がったと思います。会場提供や大会運営にご尽力、ご協力をいただいた江戸川区と浦安市、大会関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

大久保麻里 監督(女子西日本選抜監督/優勝)
西日本女子選抜が東日本女子選抜の3連覇を阻止して、6年ぶりに5度目の優勝を果たすことができました。今大会に向けての西日本女子選抜チームの監督に就任しましたが、練習も全員集まれないため、当日で一発勝負という形になり、今大会は本当にとても厳しい戦いになると予想しておりましたが、1試合目の前半で早くも先制を許してしまう悪い形で失点してしまい、すごく不安はありました。それでも最後まで走り切ってくれた選手たちがもたらした結果と勝とうとする姿勢、そしてチームとしてやろうとするプレーを1人ではなく全員でするところがピッチ上で表現できていたかと思います。選手たちには本当に感謝しています。選手たちの皆様、本当にお疲れ様でした。そして、対戦いただいた東日本女子選抜チームの皆さん、大会運営の皆様方、審判員の皆さん、本当にありがとうございました。

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