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JFAアカデミー福島スタッフ Jヴィレッジを視察

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2018年06月27日

JFAアカデミー福島スタッフ Jヴィレッジを視察

6月20日(水)にJFAアカデミー福島スタッフが福島を訪問し、2018年7月28日(土)より再始動するJヴィレッジや、使用予定施設である楢葉町グラウンド、男子寮(扇寮)、広野町グラウンド、女子寮(柊寮)と、ふたば未来学園高等学校の見学視察を行いました。

監督・コーチコメント

廣山望 監督(男子U-15)
私達、JFAアカデミー福島スタッフは6月20日に福島県を訪れ、今年7月28日より再始動するJヴィレッジをはじめ、広野町の男子寮、楢葉町の女子寮などを視察しました。以前、私が選手として訪れた事もあったJヴィレッジは、完全に以前の姿を取り戻していて、綺麗に張られた天然芝と、人工芝のピッチの状態は、素晴らしいものでした。また、新たに完成した全天候型練習場や、ホテル棟の増設もあり、私がこれまでサッカー先進国で見てきたフットボールセンターに肩を並べるものであると感じました。かつて原発事故後の対応拠点として、駐車場や資材保管場所等として使われれいたという事が想像もつかない現在の姿からは、Jヴィレッジ、そして福島の復興への力強さが伝わってきました。

佐野智之 GKコーチ(男子U-15)
Jヴィレッジは私が想像していた以上に進化しており、ホテル棟やレストラン、グラウンドも非常に綺麗な状態に整備されていました。震災後は、スタジアムのピッチ内に仮設住宅が建ち約2000人が生活していたと聞きましたが、現在はスタジアムのピッチもすぐに試合が出来るような非常に素晴らしい芝生の状態になっており、関係者の方々の並々ならぬ努力と、復興への強い意志が感じられ、とても感動しました。2018年夏、Jヴィレッジの再始動にともない、楢葉町、広野町、そして福島県全体がスポーツの力によって盛り上がるとともに、今後の更なる復興を心より願っています。

見汐翔太 監督(女子U-15)
Jヴィレッジが東日本大震災と、それに伴う事故収束の対応拠点としての役割を終え、再オープンに向けた準備が大きく進んでいることを実感いたしました。以前に利用させていただいていた施設のリニューアルに加え、新ホテル棟や日本初の全天候型サッカー場など、新たな施設を確認でき、さらなる復興のエネルギーを感じました。JFAアカデミー福島の男子寮(柊寮)、女子寮(扇寮)そしてグラウンドを視察し、僅かながら以前の活動や生活の様子を振り返ることができました。また、教育復興の中心として開校されたふたば未来学園高校も着実に施設環境や教育構想の充実をはかっていました。今回の視察で、以前の広野町、楢葉町、富岡町の姿を思い出しました。2021年よりこの地で活動再開します。地域の方々とともに、復興とサッカー文化の振興に努めていこうと決意しました。

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