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大阪で女子GKコーチ研修会を開催

2018年03月15日

大阪で女子GKコーチ研修会を開催

3月10日(土)・11日(日)、大阪で女子GKコーチ研修会が開催されました。これは、「地域トレセン指導スタッフのレベルアップを図ることを継続しながら、JFAの女子GK育成の取り組みを理解してもらい、これからの協力者となるGKコーチを発掘・養成すること」と「様々な立場で活動しているGKコーチ間で情報を共有し、新たな課題・提案を見出していくこと」を目的とし、毎年3月の第2土曜日・日曜日に行っている事業です。

インストラクターはナショナルトレセンコーチ(女子担当)GKチーフの西入俊浩コーチとGKサブチーフの轟奈都子コーチが担当しました。初日はガイダンスの後、参加者が事前に作成してきた指導計画案をもとにファンクショントレーニングを実践、夜には昨年行われたAFC U-16/U-19女子選手権のTSG報告、各地域でのGKに関する取り組み・成果・課題をテーマとしたディスカッションとプレゼンテーション、そして翌日のゲーム実践の指導計画案の作成を行いました。2日目は2人1組でゲームの指導実践を行い、クロージングとなりました。

インストラクターコメント

轟奈都子 インストラクター(ナショナルトレセンコーチ(女子担当)GKサブチーフ)
今回も各地域のトレセンやチームで育成年代の女子GK選手の指導に携わっている指導者を対象に1泊2日の日程でGKコーチ研修会を行いました。ファンクショントレーニングの指導実践では、選手自身が気づきトライしようとするための働きかけを意識して指導する姿がみられ、実践後のディスカッションでもお互いを高め合うような活発な意見交換があり、配球の質や距離の重要性・気づきを導き出すための働きかけの大切さを確認することができました。TSG報告では、アジアや日本のGK選手のプレーを資料や映像で観ることで成果や課題を確認し、女子GK選手を育成していくために重要なことを共有しました。

また各地域でのGKに関する取り組み・成果・課題をテーマとしたプレゼンテーションの後には非常に活発なディスカッションが行われ、各地域やFAの情報を共有することができ、今後の取り組みに生かせるとても貴重な時間となりました。2日目のゲームの指導実践では、ゲームの中でGK選手が的確なテクニックを発揮するため、あるいは味方選手と連係してボールを奪う・ゴールを守る・ゴールを奪うためにどのような働きかけが大切かを確認しながら実践を進めていきました。また、2人組での指導を行うことで事前の計画や指導の場面での指導者間のリレーションの大切さも共有することができました。非常にタイトなスケジュールでしたが、参加者の皆さんは全てのプログラムに積極的に全力で取り組んでくださり、様々な情報共有や意見交換、ネットワークの拡充ができ、今後の活動に繋がる貴重な2日間となりました。

今回参加してくださった皆さんには、今後も各地域やFAでの女子GK選手育成のリーダーとなっていただき、私達も皆さんと一緒に普及・発掘も含め、世界で活躍できるGK選手の育成に取り組んでいきたいと思います。今回の研修会に参加してくださった指導者の方々、関わってくださった関係者の皆さまに感謝申し上げます。

参加者コメント

牧田有紗 さん(北信越)
ゲームの指導実践を2人1組でやるパターンも面白かったです。指導者講習会に参加することが今回初めてで、まだまだ自チームをみているときのようには行きませんが、もっと自分を出せるようにしていけたらなと思いました。長野に戻ってがんばります。

目黒祐太 さん(東北)
TSG報告で数字と映像があり、課題や成果などわかりやすかったです。実技ではナショナルトレセン女子U-14のメニューを今年地域トレセンでも行うので、内容の再確認が出来てよかったです。地域に戻って選手たちの成長に貢献できるようにがんばります。

増田志乃 さん(関西)
実技では、ディスカッションでプレーヤー役の方の意見を聞くことで、指導された側がどのように感じたのか、納得できたのかを知ることが出来ました。今年度、轟さんが何度も京都のトレセンを見に来てくださり、実際にまず指導を見せて大切なことは何かを伝えてくださったので、自分の中の引き出しが増えました。今まで気づけなかったことが伝えられるようになったので、これからも学び続け、指導者としてレベルアップしていきたいと思います。

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