JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > ユニバーシアード日本女子代表 決勝は延長戦で失点 悲願の金メダルはならず準優勝

ニュース

ユニバーシアード日本女子代表 決勝は延長戦で失点 悲願の金メダルはならず準優勝

2017年08月29日

ユニバーシアード日本女子代表 決勝は延長戦で失点 悲願の金メダルはならず準優勝

第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北) vs ユニバーシアードブラジル女子代表
2017年8月28日(日) キックオフ時間20:00 試合時間90分(45分ハーフ)
Fu Jen Catholic University Stadium(台湾/新北市)

ユニバーシアード日本女子代表 0-1(前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半0-1)ユニバーシアードブラジル女子代表

得点
112分 失点(ユニバーシアードブラジル女子代表)

スターティングメンバー
GK:木付優衣
DF:松永早姫、三浦紗津紀、奥川千沙、工藤真子
MF:山口千尋、松原有沙、水谷有希、平國瑞希
FW:河野朱里、中村みづき

サブメンバー
GK:森田有加里
DF:山川夏輝、山田優衣
MF:龍沙也加、瀧澤莉央、熊谷汐華、梅津美絵
FW:大竹麻友、堀江美月

交代
89分 松原有沙 → 大竹麻友
114分 河野朱里 → 堀江美月
118分 水谷有希 → 梅津美絵

マッチレポート

ユニバーシアード日本女子代表は初優勝をかけ、ユニバーシアードブラジル女子代表との試合を迎えました。

試合前選手たちは、「自分たちのストロングポイントを出し、平常心で戦おう。そして粘り強く気持ちを切らさずやり続けよう。」と送り出されます。

試合は、開始早々からブラジルが前線からのプレッシングと攻守の切り替えの早さでボールを保持し、優位に進めます。日本女子代表は粘り強い守備から攻撃へと糸口を掴みたいところですが、パスがずれたり判断が遅くなったりし、自分たちのリズムで試合をさせてもらえず、ブラジルのフィジカルや身のこなしの上手さになかなかボールを保持することができません。果敢にゴールを奪いにかかりますが、GKのファインセーブもあり得点には至らず、前半はスコアレスで終えます。

後半は両チームとも連戦の疲れから動きが重く、なかなか思い通りのプレーができない展開が続く中、ブラジルは守備ブロックを作り、無理には奪いに来ずにチャンスを伺います。78分、ブラジルに決定的なチャンスを作られますが、GK木付優衣選手が弾き出し事なきを得ます。

日本女子代表はボールを保持しはじめ攻撃を繰り出しますが、最後の局面で精度を欠き、得点を奪えないまま後半も終了し、0-0のまま延長戦に入ります。

延長戦でも集中力を切らさずしっかりと対応していましたが、延長後半の112分にブラジルにCKを与えてしまうと、これを頭で合わされ失点。その後、選手を交代しながら同点ゴールを狙いますが、スコアは動かず0-1で試合終了。初優勝することはできず、銀メダルで今大会を終えました。

監督・選手コメント

望月聡 監督
ユニバーシアードブラジル女子サッカー代表との決勝戦は、延長後半にゴールを奪われ、0-1で銀メダルとなりました。悔しい敗戦となりましたが、グッドルーザーとして謙虚に、また気高く負けを受け入れて、それぞれが次のステップに活かしたいと思います。身体能力(高さ・スピード・強さ)の差、プレースピードの違い、球際の駆け引きや強さの違いを感じる試合でもありました。そのような中、最後まで諦めない粘り強い全員での守備と、ボールをゴール前に効果的に運びながら、決定的なチャンスを何度か創出した選手たちに対しては、高い評価をしてあげたいと思います。今後の大学女子サッカーの発展のために、成果と課題を明確にして共有することはもちろんのことではありますが、選手には銀メダルに自信を持って帰国して欲しいと思います。

GK #18 木付優衣 選手(早稲田大)
ものすごく悔しい試合でした。でも、私の人生の中のどの試合よりも楽しい試合でした。今日の私たちは、グループリーグでブラジルに1-3で負けた私たちではありませんでした。善戦できたと思います。ただ、結果は銀メダル。結果が出せなければ意味がありません。この悔しさを噛み締めて、また日々成長していきたいと思います。今日の試合は、今後のサッカー人生に大きな影響を与えてくれる試合になったと思います。最後に素晴らしい経験をさせて頂いたこと、関わってくださった全ての方々、応援してくださった皆様に感謝します。本当にありがとうございました。

DF #2 松永早姫 選手(日本体育大)
本日はたくさんの応援ありがとうございました。結果は準優勝でした。チームとして優勝を目指してここまで積み上げてきたので、とても悔しい想いです。相手との体格差や世界のスピードやパワーを肌で感じ、最後までしっかり戦えたことは自信になりました。このチームのみんなに出会えた事、最高の舞台に立てた事に感謝し、今後の活動に活かしていきます。

FW #10 中村みづき 選手(早稲田大)
今日は、グループリーグで敗退したブラジル相手にリベンジできるチャンスでした。決勝で戦えるということもあり、全員が自分のできることを出そうとしました。最後まで諦めずに勝利を目指して戦えたと思います。ただ、相手のフィジカルに圧倒される場面が多々あり、日本の良さを発揮することが中々難しかったです。守備に手一杯になって、攻撃に人数をかけられずに、ボールロストが多く起きてしまいました。ブラジルの強さ、世界の強さを肌で感じられたことを財産に、今後のサッカーに生かしていきたいと思います。

スケジュール

第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)
8月20日(日) 14-0 vs コロンビア(Chang Gung University Stadium)
8月21日(月) TBC トレーニング
8月22日(火) 1-3 vs ブラジル(Chang Gung University Stadium)
8月23日(水) TBC トレーニング
8月24日(木) 3-2 準々決勝 vs メキシコ女子代表(Chang Gung University Stadium)
8月25日(金) TBC トレーニング
8月26日(土) 4-0 準決勝 vs 南アフリカ女子代表(Hsinchu County Second Stadium)
8月27日(日) TBC トレーニング
8月28日(月) 0-1 決勝 vs ブラジル女子代表(Fu Jen Catholic University Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールや会場は変更になる場合がございます

第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)

2017/8/18(金)~2017/8/29(火)
大会情報はこちら

アーカイブ
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー