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スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMA 「失うものは何もない」西川周作選手(浦和レッズ)インタビュー前編

2017年08月05日

スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMA 「失うものは何もない」西川周作選手(浦和レッズ)インタビュー前編

「スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMA 浦和レッズ 対 シャペコエンセ」が8月15日(火)に埼玉スタジアム2002で開催されます。今回は2009年に大分トリニータの一員として同大会に出場した経験のある浦和レッズの西川周作選手に当時の思い出や現在のチーム状態について語ってもらいました。

――西川選手は大分トリニータ時代の2009年にスルガ銀行チャンピオンシップでインテルナシオナル(ブラジル)と対戦した経験があります。印象に残っていることはありますか。

西川 当時の僕はまだ日本代表に選ばれていなかったので、海外の選手と対戦する機会がありませんでした。前年のJリーグヤマザキナビスコカップ(現JリーグYBCルヴァンカップ)を優勝してそのチャンスを得たわけですが、相手の能力は高かったですし、ましてや長距離移動をしてきてからの試合でそのクオリティーを見せるという意味では衝撃を受けました。僕たちは前年にJリーグで4位と良い成績を残していましたが、翌09年は安定感がなく、力の差を見せつけられたので、「自分たちはまだまだ」だと痛感しました。

――その試合で得たものはありますか。

西川 自分の所属するクラブで世界と戦いたいと強く思いました。自分の中で、日本代表だけではなく、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)などに出たいという目標が新たに加わりましたね。

――当時の試合に懸ける雰囲気は憶えていますか?

西川 タイトルが懸かった大会ですし、Jリーグのリーグ戦では経験できないことが経験できます。相手の能力は素晴らしいですし、相手もコパ・スダメリカーナ優勝という結果を残して、この大会への切符を取ってきているので、もうガチンコですよね。僕たちも勝ちにいこうという雰囲気がありました。

――シーズンも後半戦に突入しましたが、チームの状態はいかがでしょうか。

西川 監督も交代して、選手全員が危機感を持っていて、一回リセットされた中でやらないといけません。そういう意味では、今の練習の質、緊張感は素晴らしいものがあります。逆に今まで自分たちがそういう細かい基本的なところに気づけなかったという悔しさもあります。そこはチームとしての反省点です。僕自身ももっともっとシュートを止めないといけません。GKはチームを救えるポジションだと思っているので、自分の活躍次第でチームが上昇していくか、下降していくかが決まると感じています。レッズにきてからこういう経験は初めてですが、それは決してマイナスなことだけではありません。今の状況をしっかりと受け止めて、強くなるということを意識しています。

――シャペコエンセとの一戦はどのような意味合いの試合になりそうですか。

西川 この試合で勝つことができれば、間違いなくチームは勢いづくと思います。リーグにも良い影響が出てくると思います。今、自分たちは失うものが何もないという精神で、自分たちで這い上がるしかないという気持ちで試合に向かっています。そうなったときに人は力を発揮しやすくなったり、頭がクリアになって良いプレーが増えたりすると思うので、余計なことは考えずに結果でその決意を示すだけだと思います。

2017年8月15日(火) 19:00キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2002

浦和レッズ(日本/2016JリーグYBCルヴァンカップ 優勝チーム)
  vs
シャペコエンセ(ブラジル/コパ・スダメリカーナ2016 優勝チーム)

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