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日本一目指し第96回天皇杯、8月27日(土)に全国各地でいよいよ開幕

2016年08月25日

日本一目指し第96回天皇杯、8月27日(土)に全国各地でいよいよ開幕

日本サッカー最強決定トーナメント、第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会が今週末に開幕します。

今大会も88チーム(J1の18チーム、J2の22チーム、シード1チーム、都道府県代表47チーム)が出場。2017年元日に大阪の市立吹田サッカースタジアムで開催される決勝を目指します。

大会の開幕に先駆け、8月24日(水)に東京のJFAハウスで開催された記者会見には、田嶋幸三JFA会長、スルガ銀行株式会社の岡野光喜代表取締役会長兼CEO、天皇杯実施委員会の松崎康弘委員長が登壇しました。

田嶋会長は、「決勝を大阪で開催すること」と「大会史上初の3連覇を狙うガンバ大阪」を今大会の見どころに挙げました。大阪開催について「歴史をさかのぼると、天皇杯の決勝は静岡県の県立藤枝東高校のグラウンドや、山梨県の県営球場など、さまざま場所で実施してきました。ここ50年近くは国立競技場がサッカーの『聖地』として決勝の開催地となってきましたが、新国立競技場が完成するまで、可能なかぎり地方で開催するということで、今回は複数のJリーグクラブを擁する大阪で実施することになりました」とコメント。2連覇中のG大阪に「天皇杯の長い歴史の中で、史上初の3連覇にチャレンジできる。地元・大阪での決勝に勝ち進む気概を見せてほしい」と期待を寄せつつ、ほかのチームにも「G大阪の3連覇を阻止すべく全力を尽くしてほしい」とエールを送りました。

これに対してG大阪は、長谷川健太監督が「市立吹田サッカースタジアムで天皇杯決勝が行われるということで、何としてでも決勝に出なくてはならないと思う。さらに3連覇を達成することができれば、サポーターと一緒に喜び合える、最高の年始になる」と抱負を語り、主将の遠藤保仁選手は「選手・スタッフとも非常にモチベーションが高い。いい戦いをして、まずは決勝に進むことを目標にやっていきたい」とメッセージを寄せました。

特別協賛社のスルガ銀行は、第89回大会以来、カップ戦のだいご味である「ジャイアントキリング(番狂わせ)」を起こし、天皇杯を象徴するゴールを「SURUGA I DREAM Award」に表彰しています。同社の岡野代表取締役会長兼CEOは、「天皇杯はアマチュアとプロの双方にとって大きな夢のある大会。今年もSURUGA I Dream Awardを設け、大会を盛り上げていきたい」と語りました。

松崎委員長は、地域大会で本命とされるJ3リーグのチームを退けて本大会出場を決めた栃木ウーヴァFCや神奈川大学。VONDS市原FCをはじめとする初出場の8チーム、震災を乗り越えて大会に臨むロアッソ熊本や東海大学熊本の戦いなど、大会を楽しむためのさまざまな注目ポイントを紹介しました。

第96回天皇杯は、8月27日(土)と28日(日)に全国の各会場で開幕します。

登壇者コメント

田嶋幸三 公益財団法人 日本サッカー協会会長
来年のAFCチャンピオンズリーグの出場枠の一つは、この天皇杯のチャンピオンに与えられます。そういう意味でもJFAは100年近い歴史を誇る天皇杯の価値を非常に高く評価しています。また、今大会は56年ぶりに決勝戦を大阪で開催します。また関西圏で決勝を行うのは、王子運動場(兵庫)で行われた第44回(1964年)大会以来のことです。天皇杯決勝戦の素晴らしさを、ぜひ大阪の方、関西の方に会場で味わっていただきたいと思います。

岡野光喜 スルガ銀行株式会社 代表取締役会長兼CEO
日本サッカー界において最も権威と伝統があり、真の日本一を決める本大会に今年も特別協賛させていただくことを誠に光栄に存じております。本大会は、サッカー関係者にとっては夢の舞台です。アマチュアはプロチームと真剣勝負ができ、プロチームは大会優勝によりACL出場という世界の挑戦権が獲得できるなど、アマチュアとプロ双方にとって大きな夢のある大会です。「夢」をミッションに掲げる当社にとりまして、この大会に特別協賛させていただくことは、サッカーに集う全ての夢を応援することだと認識しております。

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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会

2016年8月27日(土)~2017年1月1日(日・祝)

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