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日本女子代表候補トレーニングキャンプ 男子大学生を相手に守備練習

2016年02月18日

日本女子代表候補トレーニングキャンプ 男子大学生を相手に守備練習

オリンピックのアジア最終予選に臨む日本女子代表候補は17日(水)、沖縄県中城村で午後からトレーニングを行いました。

男子大学生を相手に、守備を意識しながらゲーム形式のメニューを繰り返し、最後に紅白戦を20分ほど実施しました。狙いは、フィジカルが強くスピードがある相手に対し、様々な局面での対応方法を確認すること。「こういうところで、大学生を相手に練習できるのはありがたいこと。やるべきことを理解し、チーム全員で共通意識を持ちながらプレーできていると思う」とMF中島依美選手はコメントしています。プレーを止めながら指示を飛ばし続けていた佐々木則夫監督も、「いいチャレンジを見せてくれた」と最後に選手たちに声をかけていました。

12年前の2004年、日本でセントラル方式のオリンピック予選が行われたときにバックアップメンバーだったGK福元美穂選手は「まだまだやらなければいけないことが多いが、ひとつひとつ積み重ねている段階」と語り、「チームとしての戦い方を整理し、初戦に必ず勝てるように準備したい」と気を引き締めていました。

女子サッカーが初めてオリンピック種目になった1996年のアトランタ大会に出場した高倉麻子U-20日本女子代表監督は、この日が3日間の視察の最終日となりました。夕食後、「みんなで力を合わせて、支え合って、ぜひオリンピックの出場権を獲得してください」と選手たちに言葉を送り、宿舎をあとにしました。

第二次キャンプもあと2日。キャンプ最終日には、22日からの直前キャンプメンバーを決定します。

選手コメント

DF 近賀ゆかり 選手(INAC神戸レオネッサ)
ここまで来たら、あとはチーム力を高めるだけです。短期決戦ですし、勝負のかかった試合でどれだけチームが一つになれるかがすごく大事だと思います。オリンピックは日本の女子サッカーにとって大きなポイントとなる大会。予選は間違いなく厳しいですが、出場の切符をとることに全力を注いで、勝ち取ることをみんなの意識のなかに強く持って一つになって戦いたいです。

GK 福元美穂 選手(岡山湯郷Belle)
試合の状況に応じてチーム全体でどう対応するかを確認できています。まだまだやらなければいけないことが多いですが、ひとつひとつ積み重ねてやってきている段階です。絶対に出場しなければいけないという責任もありますし、私自身も、選手一人一人もその覚悟を持ってここに来ています。それをしっかり表現できるように、責任を持ってプレーしたいです。

スケジュール

2月13日(土) PM トレーニング                       
2月14日(日) AM/PM トレーニング
2月15日(月) AM/PM トレーニング
2月16日(火) AM/PM トレーニング
2月17日(水) PM トレーニング
2月18日(木) AM/PM トレーニング
2月19日(金) AM トレーニング

※スケジュールや会場は変更する場合がございます。

女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)

日程キックオフ(予定)対戦カード(会場)
2/29(月) 19:35 vs  オーストラリア女子代表(キンチョウスタジアム)
3/2(水) 19:35 vs  韓国女子代表(キンチョウスタジアム)
3/4(金) 19:35 vs  中国女子代表(キンチョウスタジアム)
3/7(月) 19:35 vs  ベトナム女子代表(キンチョウスタジアム)
3/9(水) 19:35 vs  朝鮮民主主義人民共和国女子代表(キンチョウスタジアム)

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