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U-22日本代表、パワートレーニングでフィジカルの向上を目指す

2015年12月26日

U-22日本代表、パワートレーニングでフィジカルの向上を目指す

U-22日本代表トレーニングキャンプ4日目を迎えました。

午前の練習のみとなったこの日は、朝から激しい雨が降る荒れた天気となりました。練習前半はサッカーのトレーニング。低強度のランニング、2人組のボールコントロール、6~7人組のパス&コントロールを行ってから1+9対9のポゼッション。天候に負けないくらい選手たちは球際で激しく競り合います。その後、室内に移動してベーシックパワートレーニングを実施。2人1組で6種目をこなしながら全身の筋肉を刺激していきます。フィジカルで勝負してくる相手に負けない屈強な体を作るべく選手たちは一体感を持って汗を流しました。

26日は再び午前と午後の二部練習となります。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
本日のパワートレーニングは、最終予選に対して選手の筋肉に刺激を入れたいという早川直樹コンディショニングコーチの考えから実施しました。日本は負ければフィジカルが原因と言われますが、日本の特性である敏捷性やスピード、スピード持久力は国際レベルでも劣っていないと思います。体格や筋肉量が負けたと言われる要素ですし、対戦相手は日本人をフィジカルで押してくることは分かっていること。それに対して、筋肉の鎧をまとおう、という話を選手たちにしました。今すぐに成長させることはできないけれども、今日のトレーニングを継続できれば、最終予選はもちろんのこと所属クラブでの来シーズンに向けても良い状態で臨めると思います。

GK 中村航輔 選手(アビスパ福岡)
今シーズンは、自分の力をいかにゲーム中に発揮できるかを学べました。どんな監督についても、どんなGKであっても試合で相手をゼロに抑えるのが仕事です。相手の決定機を防げればチームの勝利に近づくので、それをやっていきたいです。最終予選では、ただただ勝点3を求めて90分プレーしたいと思います。

DF 植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
ここ最近は無失点で試合を終えられていますが、チームとして勝てていませんのでそれは課題です。自分自身まだ細かい点で足りない部分がたくさんありますし、チームメイトとの連携もこのキャンプで高めていきたいです。最終予選では全ての試合が大事ですが、特に初戦は勢いに乗るためにも重要な試合ですので、相手のFWを抑え無失点で終えたいです。

MF 原川力 選手(京都サンガF.C.)
最終予選に向けて自分の中でバランスを取ってコンディションを上げています。ボールに触ってなんぼの選手ですので、ボールに触りゴールに絡むプレーをしていきたいですし、そのための運動量を高めていきたいです。最終予選はセントラル方式の難しい大会になりますが、チームとして90分間戦うための色々な引き出しを持つ必要があると思いますので、その臨機応変さを求めていきたいです。そして、チーム全員に出場機会が出てくると思いますし、チーム力が問われる大会だと思います。ひとりひとりが良い準備をしていくことが大事です。特に短期決戦は初戦が重要ですので、初戦に勝つことで生まれる勢いを大切にしたいです。相手はフィジカルを全面に押してくると思いますので、中盤の選手としてセカンドボールを奪うとかそういう小さいところから頑張っていきたいです。

スケジュール

12月23日(水) AM/PM トレーニング
12月24日(木) AM/PM トレーニング
12月25日(金) AM トレーニング
12月26日(土) AM/PM トレーニング
12月27日(日) AM/PM トレーニング
12月28日(月) AM トレーニング
12月29日(火) AM/PM トレーニング
12月30日(水) AM トレーニング
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