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第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 勝負は決勝ラウンドへ

2015年11月16日

第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 勝負は決勝ラウンドへ

第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会は11月15日(日)、大阪府・J-GREEN堺で大会第2日目が行われ、決勝ラウンドに進む4チームが決定しました。

この日は各チームが1次ラウンドの残り2試合を戦いました。2つのグループでは突破のための首位獲得が得失点差で争われる大接戦となりました。

グループAは全チームが勝ち抜けの可能性を残して最終節に入りました。その第3節の前半を終了した時点の状態では、徳島シニア(四国/徳島)を相手に1-0とリードしていた古河市原シニア(関東2/千葉)が首位に立っていました。ここまで1勝1分けで首位に立っていたマイスターFCシニア(開催地/大阪)が、隣のグラウンドでO-40鹿児島選抜(九州1/鹿児島)に0-1とリードされていたからです。しかし、終盤にマイスターが追いつき、そのまま試合を終えます。この時点で古河市原は勝点と得失点差で同じながら、総得点ではマイスターが上。古河市原は必死に追加点を狙いにいくも及ばず、グループ無敗ながらベスト4には進めませんでした。

グループDでは、最終節を前に4チームが1勝1敗で並びました。緊張感ある同時キックオフの2試合で、均衡を破ったのはDocon Jack(北海道2)でした。押されながらもチャンスを逃さず、7分、10分と立て続けにゴール。しかし、山梨マスターズ(関東1/山梨)は力を見せて、前半のうちに追いつくことに成功します。佐賀県選抜O-40(九州2/佐賀)と三重マスターズ(東海/三重)の前半は0-0で終了しましたが、後半早々に試合が動きます。佐賀県選抜が先制に成功し、さらに1点を追加して2-0で試合を終えました。隣のグラウンドの山梨が後半の半ばに逆転ゴールを決め、2点のビハインドから勝利をつかみましたが、得失点差で一歩及ばず、佐賀県選抜が決勝ラウンド行きを決めました。

グループBでは、第2節で松本山雅FCマスターズ(北信越2/長野)との接戦で後半のPKによる先制点を決勝点とした広島フォーティーズ(中国/広島)が最終節も2-0で勝利。オッサンドーレ札幌40(北海道1)に1-0と競り勝った松本山雅との勝点3差をキープして、1次ラウンド突破を決めました。

FC青山オーバー・フォーティ(関東3/東京)は、力強さを示して準決勝へと駒を進めました。第2節で五戸江渡FC40(東北2/青森)に4-0、最終節でも勝ち上がりの可能性を残していた富一ふじの会(北信越1/富山)に3-0と、3戦合計9得点無失点という見事な戦いぶりでグループCを首位通過しました。

試合詳細はこちら

11月16日(月)には準決勝2試合と決勝が行われ、全国王者が決定します。

選手コメント

藤川秀和 選手(オッサンドーレ札幌40/北海道)
第2節でハットトリックできたのは、思いどおりのプレーができた結果です。自分だけではなく、チームとして狙ったプレーができました。今年の春からチームに入れてもらいました。だんだんプレーがかみ合って、北海道予選を突破してからチームの調子も上がってきました。個人的にもチームのフォローのおかげで地元のシニアリーグで得点を取らせてもらっています。オッサンドーレは50歳以上、60歳以上の選手も所属する、多世代にまたがるクラブです。来年もこの場に戻ってきて、優勝を狙えるようなチームにしていきたいと思っています。

山口裕司 選手(Docon Jack/北海道)
初日は前半に良いプレーをしながらも負けてしまったので、今日は自分たちの狙いどおりに試合を運ぼうと考えていました。しっかり守ってカウンターという、チームコンセプトが浸透していたので、第2節で勝利を挙げることができました。われわれは、45歳から48歳の同級生を中心としたつながりでできたチームです。約束事は、選手全員が試合に出ること。やはり、試合をしないと楽しくありませんし、試合に出場することでさらにチームワークが良くなります。サッカーは楽しくなければいけません。

田中勝 選手(古河市原シニア/千葉)
最終節は、隣のグラウンドの試合のことも気になっていました。とにかく、「勝ちにいこう」と話していました。大柄な選手が多い相手チームがパワープレーに出てきて苦しみましたが、何とか1勝できて良かったです。今大会は無敗でも決勝ラウンドに進めないのだから、悔しさはあります。真剣勝負は楽しいものです。50歳以上のチームもあって、この大会を最後にそちらに移る選手もいます。また新しい選手を加えて一からチームをつくり、今度は2勝できるように頑張ります。

石田直樹 選手(広島フォーティーズ/広島)
チームは今年で結成13年目、国体で一緒だったメンバーが主体となっています。決勝ラウンドにしばらく出ていないので、まずはそこを目指してきました。今回は、良いチームができたので、日本一を目指しています。低い位置からでもボールをつなぎ、ハイプレスをかけてカウンターも狙えています。もちろん楽しむことが第一ですが、勝ってこそ楽しいので、勝利を目指すことが大事だと思います。優勝まであと2勝、やるしかないですね。

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第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会

2015年11月14日(土)~16日(月)
J-GREEN堺(大阪府堺市)
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