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第1回障がい者サッカージョイントミーティングをJFAハウスで開催

2015年09月11日

第1回障がい者サッカージョイントミーティングをJFAハウスで開催

2015年9月6日(日)、第1回障がい者サッカージョイントミーティングを都道府県サッカー協会の担当者を集めてJFAハウスにて開催しました。

会議は、冒頭、原博実JFA専務理事の挨拶から始まり、前半はJFAの障がい者サッカーへの取り組みや考えを伝えるとともに、各都道府県サッカー協会の事例発表、また、都道府県サッカー協会だけではなく、障がい者サッカーチームの保有やイベント開催などホームタウンを中心とした様々な活動を行うJクラブ、障がいの種類や有無に関係なくサッカーを楽しむ活動を行っている一般団体についてもそれぞれから活動発表が行われました。

後半のグループディスカッションでは、地域毎に分かれ、各都道府県の状況を共有しながら、「都道府県サッカー協会としてできること」「JFAに望むこと」の2つのテーマについて意見交換を行いました。「都道府県サッカー協会としてできること」では、都道府県内の実態把握や地元メディアを利用した普及、審判員や指導者の派遣、グラウンド確保への協力といった意見が出されました。2つ目の「JFAに望むこと」では、資金面や制度面での要望、各種情報提供、また行政へのアプローチを望む声があがりました。

会議には障がい者サッカー協議会のメンバーである各障がい者サッカー団体も参加し、競技の紹介と併せて現状や課題なども説明したことで、参加者の障がい者サッカーに対する理解をより深めることができました。

今回は、これまでJFAや個々の協会・団体で取り組んできたことを全体で共有すること、また、担当者のネットワークを構築することを目的として開催しましたが、3時間半を超える会議の中で、障がい者サッカーに関する多くの情報やそれぞれの思いを知ることができた、実りある会議となりました。今後、日本全国で障がい者サッカーの普及が進むべく、さらなる連携を図っていきます。

参加者コメント

加藤貴之 茨城県サッカー協会評議員
初めてのジョイントミーティングに参加して、二つの感想をもちました。一つは、障がい者サッカーの認知度がまだまだ低いこと、もう一つは、20年近く障がい者サッカーに携わりながら、知的障がい以外のサッカーについてあまり情報を得ていなかったということでした。今回のミーティングで得た情報を広く発信し、動き出した新たなプロジェクトが軌道に乗るよう、そして障がいのある方が普通にサッカーができるようにしていきたいなと改めて思いました。

徳堂泰作 ソーシャル・フットボール協会副理事長
今回のこのミーティングは、47都道府県サッカー協会の皆さんに障がい者サッカーを知ってもらうための最初の一歩でしたが、この一歩は、今までのように個々の団体がそれぞれに活動していては絶対成し得なかった歴史的一歩だったと思います。多くの皆さんが7団体もあることに驚き、それぞれにできることを考えてくれるきっかけになりました。確かに、その土地ごとに育まれてきた文化も違い、そう簡単にはいかないこともあるかと思いますが、まずは、とにかく知ってもらうことが重要であり、障がい者サッカーを取り巻く環境が大きく変わろうとしていることを実感する貴重なミーティングでした。

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