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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐第2種の取り組み(佐賀県サッカー協会)

2015年07月27日

都道府県サッカー協会取り組み紹介‐第2種の取り組み(佐賀県サッカー協会)

各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。

今回も引き続き第2種の取り組みを紹介いたします。

※以下の寄稿記事は、JFA news 2015年6月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

第2種の取り組み~佐賀県サッカー協会

井上和孝 2種委員長
《「2015年までに2種年代で全国優勝」~目標の実現に向けて~》

佐賀県の2種年代は、高校体育連盟(高体連)所属の高校チームが38チーム、Jユースチームが1チームの計39チームがJFAに加盟登録しています。少子化の影響もあり、中には部員不足で大会に出場できないというチームもありますが、2015年のFAリーグでは合同チームでの参加も可能にするなどさまざまな工夫をしながら、「プレーヤーズファースト」の精神のもと、サッカーファミリーの増加と選手の資質向上に向けて取り組んでいます。

「JFA2005年宣言~DREAM 夢があるから強くなる~」を受け、本協会では、「2015年までに2種年代で全国大会優勝」を目標に掲げ、その達成に向けて選手の育成・強化を進めてきました。2種年代で結果を出すためには、その下のカテゴリー(3種・4種)との連携が必要不可欠です。そこで、技術委員会の主導のもと毎年4月29日をトレセンデーとし、公認指導者の資質向上に向けて、意識改革と指導・育成の方向性を共有するための研修会を行っています。2008年(埼玉県開催)、2009年(奈良県開催)の全国高等学校総合体育大会では、佐賀東高校が連続してベスト4まで進出し、目標達成までもう一歩というところまで行きました。しかしその後、佐賀県代表は全国大会で上位進出という結果をなかなか出せずにいます。目標達成最終年度である今年、夢が現実となるよう期待しているところです。

また、審判委員会と連携してユース審判員の育成・指導にも尽力しています。昨年度(2014年)は4級新規登録者が325名、3級新規登録者が5名でした。他都道府県協会と比べるとまだまだ数は少ないのですが、ユース審判員の活動の場を確保し、継続した育成・指導を行うことで上級審判員を増やし、県協会審判委員長である原田秀昭氏に次ぐ国際審判員の誕生につなげたいと考えています。

今後も他の委員会との連携を図りながら、選手の育成・強化、そしてサッカーファミリーの増加に向けて取り組みを進めていきます。

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