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2015年 第1回J1・J2担当審判員研修会を開催

2015年05月08日

2015年 第1回J1・J2担当審判員研修会を開催

4月25日(土)・26日(日)にJFAハウスにて、J1・J2担当審判員を対象とした研修会を実施しました。

Jリーグが開幕し、今シーズン起きた事象を題材にし、 主審と副審とで協力しながら正しい判定に導くための考慮ポイントなどをディスカッションし、J1・J2担当審判員全体の判定基準のすり合わせなどをを行いました。

ゴールデンウィークの連戦が始まる前に有意義な研修会となりました。

指導者コメント

岡田正義 トップレフェリーインストラクター
リーグ開催中のため4月25日、26日の分散開催となった第1回J1・J2担当審判員研修会では、始めに今シーズンのターゲット(判定:ハンドリング・足裏でのタックル・ホールディング・ノーマルフットボールコンタクトの見極め、動き:加速、主審副審の協力:有効なコミュニケーションシステムの活用)の再確認を行い、
その後に、今シーズン起きた事象を題材に、①ファウルサポート、②際どいゴールの判定、③オフサイド、④対立時の対応について主審担当と副審担当が混合のグループを作ってディスカッション形式の研修を実施しました。
そこでは、主審、副審それぞれの見方や考え方の違いをお互いに出し合って共有することができたので、
主審と副審の協力関係構築に非常に有効だったと感じています。
素晴らしい主審と副審のチームワークによって的確な判定に結びつけてくれることを期待しています。

参加者コメント

林可人 1級審判員(青森県)
今回参加した、第1回J1J2担当審判員合同研修会では、今年度のターゲットである「Be Strong」「Run」「Team work」を再確認した後、今シーズンの映像を見ながらグループごとにディスカッションをしました。

ディスカッションの中では、主審・副審それぞれの立場で持っている情報や欲しい情報、それぞれが判断してできることなどを出し合い、より良い判定につながるように意見を交流しました。
個人的には、副審としてどのような場面で主審をサポートするべきか、
シグナルビープやコミュニケーションシステムなどのツールの効果的な活用方法とは、正しい判定をするためにレフェリーチームとしてできることは何か、など多くのことを学ぶことができた研修会でした。

今回の研修で学んだことをこれからの試合で体現していきたいと思います。

上村篤史 1級審判員(愛知県)
開幕から2ヶ月たち、今回は主審と副審の合同研修会に参加しました。この2ヶ月の間に起こった事象を見て、グループでディスカッションしながら進めていきました。
事象に対して、主審と副審が持っている情報が違い、欲しい情報も違う時があります。それらをいかに共有して、短い時間で正しい判定につなげるか、ということを確認しました。
エラーを繰り返さないためには、その原因がなんであるのかを分析し、どう対応する必要があったかを自分の中に落とし込まなければいけません。今回の研修で、多くの審判員とディスカッションをして、分析の仕方、その後の対応の仕方を改めて学び、考えることができました。
これから、気候も暑くなり、タフな試合が続きますが、どの試合もやり切れるよう、いい準備をして臨みたいと思っています。

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