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U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプ 活動レポート(9/30)

2014年10月01日

U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプ 活動レポート(9/30)

午前は、「奪われたら奪い返す」というテーマで守備のトレーニングを行いました。奪うこと、奪いきることが守備であるという「奪う意識」を強調し、また奪ってからどう攻撃につなげるかの展開までを、3対3+3対3+GKから6対6+GKのゲームの中で繰り返し行いました。

午後は、U-18日本女子代表のトレーニングマッチを見た後、ポゼッションのトレーニングを行いました。パス&コントロール(三角パス)では、お互いに関わるということはできていましたが、パス・キックの質、左右差が課題として残りました。
また、ゲームの中で攻撃に意識が行ってしまうと守備の意識やプレーが甘くなってしまう場面も見られ、守備の積み上げによって攻撃の質を上げていくこと、またこれを今後のトレーニングでも徹底して行っていくことを確認しました。
GKトレーニングでもコントロール・パス、パス&サポートが盛り込まれ、攻撃の起点として正確で速い強いパスが要求されました。

夜はロジカル・コミュニケーション・スキルの授業を2時間みっちり行いました。初めての選手もいるので、改めてこのプログラムの必要性、オフザピッチで知的な力を養うこと、論理的に物事を捉え考えることがサッカー理解、自己決定力の向上につながるということを確認してから授業に入りました。
問答ゲーム、作文、絵の分析と進むにつれ、積極的に発言する、チャレンジする姿が増えていきました。自分と同じ意見でも考え方が違う、自分では気づかなかったことに人の意見を聞くことで気づいた、さらに別の見方ができるようなった、と感想がありました。
「自分で考える、そして声に出す、自分の言葉で伝える。それがコミュニケーションのスタート。さらにいろんな人の意見を聞いて、より良いものを見つけ出す。プログラムを通してそれを体感、吸収したことを、様々な形・場面で発揮してほしい。」という中学1年生の頃から指導いただいている田中先生の言葉で授業を終えました。

コメント

岩下胡桃 選手(栃木県:栃木サッカークラブ レディース)
(午前のトレーニングについて)
意図的にボールを奪うこと、そして積極的にボールを取りに行くというテーマのもと取り組みました。プレーの中ではたくさん失敗をしたけど、チームで声をかけあいながら、積極的にチャレンジすることができました。
いつもとは違った環境、雰囲気でプレーできて、すごく学ぶことがたくさんあったし、仲間といっしょに共有できてよかったです。

森中陽菜 選手(大阪府:セレッソ大阪堺レディース)
(U-18日本女子代表のゲームを見て)
パワーやスピードのある男子高校生に対して、相手より先にボールを触ったり予測して自分たちでボールを奪いにいったりして、格上相手でも自由にプレーをさせていませんでした。またボールを奪った後の切り替えがチーム全員すごく速かったことが印象に残りました。
このゲームを見て学んだことを今後活かしていきたいと思います。

中塚沙希 選手(香川県:F.C.コーマレディースアザレア)
(午後のトレーニングについて)
パスのスピードが遅かったり、方向が悪かったりすると、すぐにディフェンスに取られてしまいました。パスの質を高めてトレーニングすることを意識しました。
守備面ではチームの人で声を出し合い、意図的にボールを奪えるように取り組みました。私は相手のミスでボールを奪うことはできましたが、意図的に奪うことができませんでした。
明日のトレーニングでは、意図的にボールを奪えるように努力したいです。

林かおる 選手(愛知県:OWLET FC U-15)
(ロジカル・コミュニケーション・スキルの授業を受けて) 
改めてコミュニケーションの重要さと難しさを感じました。
とっさに判断して物事や自分の考えをわかりやすくしっかりと相手に伝えることは、これからサッカーを続けていく中でとても必要だと思うし、コミュニケーションも1つのテクニックとして、これから身につけていきたいと思います。

スケジュール

9月29日(月) PM  トレーニング
9月30日(火) AM/PM トレーニング
10月1日(水) AM/PM トレーニング
10月2日(木) AM トレーニング
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