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ビーチサッカー日本代表 ヨーロッパ遠征 延長でアメリカ代表に勝利

2014年07月27日

ビーチサッカー日本代表 ヨーロッパ遠征 延長でアメリカ代表に勝利

BSWW Mundialito 2014 Espinho
2014年7月25日(金) 13:05 キックオフ 12分✕3ピリオド(プレーイングタイム)
ポルトガル/エスピーニョ

ビーチサッカー日本代表 5-4(第1ピリオド1-1、第2ピリオド0-1、第3ピリオド3-2、延長1-0) ビーチサッカーアメリカ代表

得点
2分 失点 (ビーチサッカーアメリカ代表)
8分 山内悠誠 (ビーチサッカー日本代表)
23分 失点 (ビーチサッカーアメリカ代表)
25分 茂怜羅オズ (ビーチサッカー日本代表)
26分 當間正人 (ビーチサッカー日本代表)
32分 失点 (ビーチサッカーアメリカ代表)
34分 失点 (ビーチサッカーアメリカ代表)
35分 茂怜羅オズ (ビーチサッカー日本代表)
37分 松尾那緒弥 (ビーチサッカー日本代表)

スターティングメンバー
GK:宜野座寛也
FP:尾田博文、山内悠誠、茂怜羅オズ、松尾那緒弥

サブメンバー
GK:照喜名辰吾
FP:牧野真二、當間正人、後藤崇介、原口翔太郎

登録外メンバー(出場停止、怪我など)
FP:赤熊卓弥、大場崇晃

マッチレポート

ビーチサッカー日本代表は25日、ポルトガルのエスピーニャで行われているBSWW Mundialito 2014の初戦でアメリカ代表と戦いました。

日本は、開始2分、中途半端になったクリアをオーバーヘッドで決められて早々にアメリカに先制点を許してしまいますが、8分に山内選手がゴールを挙げて1-1の同点で第1ピリオドを終えます。選手たちは初戦ということでナーバスになっているのか、リスクを冒して積極的に攻め上がるシーンが少なく、マルセロ監督の指示もそこに集中します。

第2ピリオドに入り攻撃に厚さを増した日本は、ピヴォの選手にボールを集めてゴール前で数多くのチャンスを作りますが、アメリカの堅守に阻まれて追加点を奪うことができません。すると23分、アメリカに勝ち越し点を許してしまい、1-2とリードを奪われて第2ピリオドを終えます。

迎えた第3ピリオド、開始1分に茂怜羅選手がロングシュートを決め、いい時間帯に追いつくと、さらにその1分後には相手陣内でボールを奪った當間選手がそのままシュートを決めついに逆転に成功します。これで主導権を握った日本は、落ち着いていい流れのまま試合を進めますがなかなか追加点を奪えません。すると32分、GKのパスが足を伸ばしてきた相手選手の足に当たり、不運にもそのままゴールに吸い込まれて失点すると、続く35分にもシュートを決められてアメリカに逆転を許してしまいます。

しかし日本は試合終了まで残り僅か1分のところで、茂怜羅選手がこの日2点目となるロングシュートを決めて土壇場で同点に追いつき、試合は延長戦にもつれ込みます。

3分間の延長戦に入り開始1分、左サイドでボールを受けた松尾選手が大胆に中央へカットイン、思い切りよく右足を振り抜くとこれが右隅に決まり、これがこのまま試合を決める決勝点となり、日本が5-4でアメリカに勝利しました。

延長戦での勝利により勝点2を挙げた日本は、勝点3のポルトガルに次いで2位につけ第2戦のハンガリー代表戦を迎えます。

コメント

マルセロ・メンデス 監督
就任後初の君が代を聞いた時は自分の感情の高ぶりを強く感じました。今日の試合は様々な要因によって少し難しい試合になりました。大会の初戦であったこと、私の指揮の下で初めての公式戦であったこと、そして選手によっては初めての国際試合だったことなどです。また、長距離移動の負担やそれをリカバリーする期間の短さなども影響したと思います。我々は、第2ピリオドで試合の決着をつけるだけのチャンスを作りましたが、運にも恵まれずに得点ができないでいると、ついには逆転を許してしまいました。最終的に5-4と接戦をものにしたことについては選手たちを誇りに思います。早速次のハンガリー代表戦に集中しないといけないわけですが、またもや強敵ということで難しい試合になることは間違いありません。しかし、難しい初戦を勝利で飾れたことでチームの状態はより良くなるものと確信しています。なにはともあれ、全員で一丸となって勝ち取ったこの1勝を祝福したいと思います。

山内悠誠 選手(G.C.Nerine)
新チームになって初の海外遠征で、これまで合宿でやってきたことをどう体現できるか楽しみかつ大事な時間だと思って臨んでいます。ポルトガルまでの道中、予定通りに移動できなかったということはありましたが、チームで苦難を乗り切る良い機会だとポジティブにとらえています。初戦のアメリカ代表戦は難しい試合を勝ち切れたことにすごく価値がありました。しかし実際には日本が4-0、5-0で勝利できるだけの差があったと思っており、自分達で難しい試合にしてしまったという点で反省していますし、決定力という課題も出ました。また個人的にも得点のチャンスを結果につなげられなかったことは明日の試合への良い反省点ときっかけになりました。明日の試合では新チームを初タイトルへ向けて1歩前進させることを目指します。

當間正人 選手(ソーマプライア)
新しい監督になって、沖縄から合宿をスタートし福岡で戦術練習をして、初めての大会です。監督自身にとっても重要な初の国際大会に若い選手を数多く招集したことに驚きましたが、日本代表の勝利はもちろんのこと、監督はビーチ代表の未来のことも考えてくれていると感じました。その思いを若い選手がどう感じてるのかがこの大会の大事なことだと思います。ビーチサッカーの難しくも楽しみなところはどの国も(実力的に)抜けておらず、日本にもチャンピオンになれる可能性があるところです。ビーチは足場が不安定なので小柄でも体が大きい外国人選手にスピードで勝てるし、パワーがなくてもシュートがイレギュラーして入ることもよくあります。この大会では、若い選手が監督の思い以上にチャンスと思ってやること、ベテランは行くところと引くところを上手く調整して外国人選手に振り回されず、若手の勢いを生かすようにしたいです。ハンガリー戦に勝ち、最後のポルトガル戦ではホームチームを応援に来るサポーターをがっかりさせられるよう勝ちたいと思います。

松尾那緒弥 選手(プラシア山口)
これまでで一番(試合への)準備期間が短い中で初戦を迎えることになりました。個人的には途中かなりきつく感じて足が止まる場面もあり、チームの皆に助けてもらった時間帯がありました。チームとしてはコンディションが決して良くない中で失点しても粘り強くついていくことが出来ました。去年のこの大会では連続失点して負ける試合があったのでその点は良くなったと思います。第3ピリオドでマルセロ監督が自分を長く休めてくれたので延長に入って体がよく動きました。今まで見せ場がなかったので最後に得点という仕事できてよかったです。次のハンガリー代表戦は、もっとシビアに守り、もっと積極的に攻撃出来るように意識します。とにかく初戦を勝てたので明日の試合が楽しみになりました。

スケジュール

BSWW MUNDIALITO GAIA 2014
7月25日(金)13:05 5-4 アメリカ代表(Espinho)
7月26日(土)11:45 ハンガリー代表(Espinho)
7月27日(日)13:05 ポルトガル代表(Espinho)
国際親善試合 ハンガリー代表戦
8月1日(金)21:00 ハンガリー代表第1戦(Siófok)
8月2日(土)21:00 ハンガリー代表第2戦(Siófok)

※時間は全て現地時間

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