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日本代表、ギリシャと引き分け ~ワールドカップ第2戦~

2014年06月20日

日本代表、ギリシャと引き分け ~ワールドカップ第2戦~

日本代表チームは現地時間6月19日、ブラジル北東部ナタルのドゥナス競技場で2014 FIFAワールドカップのグループステージ第2戦でギリシャと対戦し、0-0で引き分けました。
この日、Cグループのもう一つの試合で、コロンビアがコートジボワールに2-1で勝利。勝点を6に伸ばし、グループステージ残り1試合を待たずにラウンド16進出を決めました。日本はギリシャと共に勝点1で並びながらも、得失点差でギリシャを上回って、コートジボワール(勝点3)に次いで3位につけています。
この結果、日本がグループステージ突破をするには、日本が24日のコロンビア戦に勝つことが最低条件になります。その上で、コートジボワールがギリシャに負け、あるいは引き分けた場合に得失点差で、2010年大会に続くノックアウトステージ進出の可能性がでます。

初戦を落とした日本は、今大会初勝利でステージ突破を目指して、ギリシャ戦には初戦のコートジボワール戦から先発メンバー2人を入れ替えて臨み、センターバックに森重真人選手に代えて今野泰幸選手、香川真司選手に代えて大久保嘉人選手を入れて大久保選手を右MF、岡崎慎司選手を左MFに置く布陣でスタートしました。
開始早々に大久保選手の右サイドの突破から山口蛍選手がゴールを狙い、日本は積極的に試合を進めます。前半19分には大久保選手のパスを受けた大迫勇也選手が近い距離からシュートを打ち、その2分後には大迫選手が左サイドから切れ込んで相手ゴールを脅かします。前半29分には本田圭佑選手がFKで、同33分には長友佑都選手のクロスに合わせた大久保選手がヘディングでゴールを狙いました。

ギリシャは初戦でコロンビアに0-3で敗れ、日本同様に勝点3が欲しい状況です。FWミトログル選手、MFコネ選手らを中心にカウンターを仕掛け、左サイドからDFホレバス選手、右サイドからDFトロシディス選手がシュートを狙いますが、GK川島永嗣選手の好セーブに遭います。
ところが前半34分、ミトログル選手がケガでベンチに下がり、その3分後にはカツラニス選手が2枚目の警告で退場しました。前半41分にはこの日2つ目の交代カードを切ります。
日本は後半から長谷部誠選手に代えて遠藤保仁選手、同57分には大迫選手に代えて香川真司選手を投入して攻め手を増やします。
後半68分には香川選手のパスを受けた内田篤人選手のクロスに、ファーサイドで大久保嘉人選手がボレーで合わせますが、枠の外に流れます。その3分後には香川選手―岡崎慎司選手とつなぎ、最後はゴール前に詰めた内田選手が飛び込んで右足で狙いますが、枠を捉えることが出来ません。その後も大久保選手がミドルシュート、遠藤選手がFKで狙いますが、相手GKに阻止されます。

10人のギリシャは後半に入ってさらに守備を固めます。得点機は後半60分の右CKに交代出場のゲカス選手が頭で合わせた場面ぐらいですが、川島選手が鋭い反応を見せて阻止しました。試合終盤には、ペナルティボックス周辺にギリシャのほとんどの選手が位置取り、日本につけ入るスペースを与えず、ゴールを割らせませんでした。

日本は24日にクイアバでのグループステージ最終戦でコロンビアと対戦します。

コメント

アルベルト・ザッケローニ 監督
結果には、もちろん満足していません。勝つべき試合でした。もっと得点が入ると思っていましたし、そうしようと頑張っていました。この2試合は、いつものスピードで戦えていません。サイドでの動きを多く作るように準備をしてきたのですが、もっとアグレッシブに攻撃すべきでしたし、もっと出来たと思っています。前半11人対11人の時は我々がイニシアティブをとっていて、ポゼッションも70対30でした。でも10人になってチャンスは増えたのですが、動きが鈍くなってしまいました。欠けていたのは、アイデアやパスの変化です。特に最後の方は発想が欠けていました。いいところもありましたが、スピード、特に最後のスプリントが足なかったので、相手は守ることができたと思います。

FW 本田圭佑 選手(ACミラン/イタリア)
今日は攻撃的に行きましたが、ギリシャの守備を敗れませんでした。攻撃的には行きましたが、最後にゴールを割れなかったのは、何か一つアイデアが足りなかったということです。正直にボールを上げるだけでは、相手に勝つには難しい状況。違う形でゴールを破るアイデアが欠けていました。(次の対戦相手の)コロンビアは突破が決まっています。自分たちに必要なのは、勝ち点3を目指して戦うこと。何とかゴールを奪って、勝ち点3を取りたいです。

フェルナンド・サントス ギリシャ代表監督 
ある意味、チームのバランスは取れていました。一人選手が退場になって不利になったが、盛り返してやろうと話していました。ボールキープもできたしパスもできました。後半、日本に圧倒的に支配されて、少ないチャンスからカウンターで攻めて、1~2回かなり良いチャンスがあったのですが、決まりませんでした。スペースもあったので、状況をうまく使えばよかったのですが、それができませんでした。選手はみんな疲れていましたが、退場者が出なかったら、ギリシャが勝っていたかもしれないと思っています。

スケジュール

6月14日(土)2014FIFAワールドカップブラジル
1-2 vs コートジボワール代表
(Arena Pernambuco)
[LIVE]
NHK総合 6/15(日)9:00~(12:00)
[録画]
NHK BS-1 6/15(日) 19:00~20:54
NHK BS-1 6/20(金) 4:00~5:55
NHK BS-1 6/28(土) 17:00~18:55
6月19日(木) 0-0 vs ギリシャ代表
(Estadio das Dunas)
[LIVE]
NHK BS-1 6/20(金) 6:00~9:10
日本テレビ系列 6/20(金) 5:50~9:15
[録画]
NHK BS-1 6/20(金) 20:00~21:55
NHK BS-1 6/28(土) 19:00~20:55
6月24日(火) 16:00
日本時間
6/25(水)5:00
vs コロンビア代表
(Arena Pantanal)
[LIVE]
テレビ朝日系列 6/25(水) 4:40~7:20
[録画]
NHK総合 6/25(水) 9:05~11:00
NHK BS-1 6/25(水) 20:00~21:55
NHK BS-1 6/28(土) 21:00~22:55

※テレビ放送時間は日本時間

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