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2014年度 S級コーチ養成講習会を開講

2014年05月29日

2014年度 S級コーチ養成講習会を開講

S級コーチ養成講習会はプロ選手の指導ができる人材を養成すると同時に、日本の指導者のリーダーとなる人材を育成することを目的に開設しています。今年度より前期・中期・後期の3期制になり、12月25日までの約7ヶ月の講習会がスタートしました。

1日目:さいたま市内に集合し、Jリーグ第14節「浦和レッズ対セレッソ大阪」戦を視察。各チームの攻撃と守備をグループごとに分析。終了後は筑波へ移動し、遅い時間まで分析とまとめのグループワークを行いました。

2日目:筑波大学内 「野性の森」にてASE(Action Socialization Experience)を実施。アイスブレークの後は、グループごとにアイデアを出し合いながら課題をクリアしていきました。
午後は鹿島市内へ移動。今回の短期講習をサポートしていただく流通経済大学サッカー部の選手と合流し、コンディションチェックのゲームを行いました。

3日目:初日のゲーム分析から抽出した課題を改善するための指導案をグループごとに作成し、いよいよ指導実践がスタート。5日目までの3日間、終日指導実践を行いました。

6日目:翌週から始まる都内集中講習会に向け、指導実践のテーマの理解を深めるためのディスカッション、発表を行い、5泊6日の短期講習を終えました。

いよいよ、5月26日からは都内での集中講習会がスタート。指導実践トライアル・面談を経て選考された20名の受講生とインストラクター・スタッフがひとつのチームとして始動します。

インストラクターコメント

須藤茂光 指導者養成サブダイレクター・S級インストラクター
2014年度のS級がスタートしました。今年から三期制となり、12月25日が最終日となります。実践的な活動を通じて、まずは自分の判断基準を明確に持ってもらい、最終的に、他とは違う自分の色を示してもらいたいと思います。「やり方は一つではない。原理原則をないがしろにするものでもない。しかし、最善なものは存在する。」という考えに立ち、各々の明確なコンセプトを、コースを通して築いていってほしいと思います。そのためにもオープンマインドの姿勢で積極的にディスカッションできる環境を作っていきたいと思います。そして、今までの自分の価値観に新たな価値観が生まれることを願っています。
ワールドカップブラジルが開催されます。日本の指導者も日本以外の国の監督としてワールドカップの場で采配を振るう時が訪れるのを楽しみにしたいと思います。それが、日本サッカーの発展に繋がることは明白です。
長丁場ですが、一日一日を大切にみんなでいい顔で最終日を迎えたいと思います。

受講生コメント

大岩剛 氏(鹿島アントラーズ)
2014年度S級コーチ養成講習会がスタートしました。全国の様々なカテゴリーを担当する指導者20名、初めは緊張した面持ちでしたが徐々に打ち解け、短期講習の6日間、素晴らしいスタートが切れたのではないかと思っています。今後7ヵ月間、インストラクターをはじめ受講生、スタッフを含めて1つのファミリーとして全員で素晴らしい講習会にしていきたいと思います。よろしくお願いします。

森岡隆三 氏(京都サンガF.C.所属、佐川印刷コーチ)
待ちに待った『公認S級コーチ養成講習会』が始まりました。サッカーへの熱い想いを持った20人の仲間、インストラクター、そしてスタッフのみんなと供に、素晴らしい講習会にしていきたいと思います。
自分自身の夢、そして日本サッカー界の未来のために、サッカーをもっともっと深く味わいたいと思います。

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