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JFL審判研修会を茨城県神栖市波崎で実施

2014年05月22日

JFL審判研修会を茨城県神栖市波崎で実施

5月3日(土・祝)から5日(月・祝)、茨城県・神栖市波崎にてJFL審判研修会を実施しました。
「日頃から問題意識を高く持って、自分で色々なことに気づくことが成長につながる」ということに主眼をおき、”問題意識の”問題”とはなにか”、”現状と目標のギャップと考えると目標がなければ現状との比較ができず、問題点に気づくこともできない”。そんなことを内容に取り入れ、レフェリング実践とディスカッションを行い、参加審判員にとっては「考える」研修会となりました。

インストラクターコメント

黛俊行 チーフインストラクター
今回の研修会の目標として、「スムーズなFKコントロール」を提示し、目標が求めていることを出来るだけ具体化するためのディスカッションを行いました。
選手やチーム・監督・観衆が何を求めているか、いつ・何が・どのようになっていれば目標が達成されたといえるのか、と言った点についても考慮することとしました。
目標達成のためにはどのような「気づき」が必要かディスカッションし、その気づきはいつ、どんな時に必要なのかについても整理してみました。
判定する前の状況の把握や判定後の選手の意思や意図、その時の状況に対する気づきの量が少ないことが理解されたと思います。
判定も含めて選手の意思や意図、その時の状況に則した対応が求められること、また、これらに対する多くの気づきがテクニカルな部分に反映され、結果として目標とする「スムーズなFKコントロール」につながることを確認しました。

鈴木亮哉 S級インストラクター(東京都)
5月3日~5日茨城県波崎にてJFLリザーブ研修会が開催されました。
研修会のテーマは“気付き”。
気付きの量を増やすこと、気付くための要素など試合分析を含めてビデオ等を使いながら研修を行いました。
参加審判員は次へのステップアップとしての意欲も有り、充実した研修会になったのではないでしょうか。
しかし審判員にはもっと貪欲になって審判技術向上に努めてJFL、J3へとステップアップして欲しいものです。

審判員コメント

阿部将茂 1級審判員(埼玉県)
今回の研修会を通して、自分の取り組みが成果として表れていることを実感出来ました。以前からポジショニングや動きに課題があり、昨年秋から体幹トレーニングや走り方を改善してきましたが、その成果を試合で出せたと思います。
暑い中での試合でしたが、最後まで走り切ることができたし、ポジショニングにも工夫が出来ました。
反省会でも動きのことを評価していただき、自分が意識して取り組んでいることに対してのさらなる自信となりました。
今後も、こうして一つ一つ課題に対して意識を向けて取り組んでいきたいです。

大峽諭 1級審判員(長野県)
同じカテゴリーの審判員と切磋琢磨しながら研修することに毎回すごく刺激を受けています。
人の試合を見て自分の弱いところでもあるゲームコントロールのやり方を参考にしながら試行錯誤しています。
判定の精度をあげることはもちろんですが、ファウルをさせない、やめさせる、悪さを見抜く、サッカーをさせる・・・などレェリーが試合を主導するべきタイミングがあると思うので、そこは強く出る審判員でありたいと思います。
黛インストラクターが言われて いた振り返り、記憶力、理解して記憶することをもう一度整理してみたいと思います。

西村幹也 1級審判員(鳥取県)
気づきの量を増やそうというテーマの中で、自分自身が感じたことは、同じ事象の中でも気付こうとしなければ、何も起きていないのと同じであるということです。
ゲームの中で自分自身の気づきを増やしていくために何をしないといけないか、ということを深く考えることができました。
また、気付くためにやるべきことがあり、気付いてやるべきことも多くあるということに気付けたという点で大きな収穫となりました。

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