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2014年第1回Jリーグ担当主審研修会を実施

2014年04月12日

2014年第1回Jリーグ担当主審研修会を実施

4月5日(土)・6日(日)、神奈川県横浜市にて「2014年第1回Jリーグ担当主審研修会」を開催しました。
2014年シーズンが始まり、これまでのリーグ戦の映像を用いてのディスカッションやプラクティカルトレーニングを行い、判定基準のすり合わせ等を行いました。

講師コメント

岡田正義 トップレフェリーインストラクター
第1回Jリーグ担当主審研修会の前半は会議室で講義を行い、後半はフィールドでプラクティカルトレーニングやフィジカルトレーニングを行いました。
講義では、開幕から1ヶ月を経過しての振り返りとして、村井チェアマンからの3つの約束の確認(「笛がなるまで全力でプレーする」、「スムースなリスタート(特にGKやCKの時間短縮」、「選手交代の時間短縮」)を行い、また、ペナルティーエリア内の判定についてディスカッションを交えての研修を実施しました。
プラクティカルトレーニングはコーナーキック時の不正行為の見極めと主審が判断しなければならないオフサイドの見極めについて行いました。
講義、トレーニング共に参加した審判員は皆積極的に研修していました。

受講者コメント

榎本一慶 審判員(神奈川県)
今シーズンが開幕して、最初のJリーグ担当主審研修会に参加しました。
プラクティカルトレーニングでは、ゴール前のオフサイドの見極めやゴール前でのセットプレー(コーナーキック)の監視について行いました。
コーナーキックの監視では、選手がホールディングをしているところに介入(注意)することが自分は課題でしたが、このトレーニングをすることによって、介入するタイミングや対応の仕方を他のレフェリーの方のやり方を見ることができ、とても参考になりました。
これからのシーズンも今回学んだことを活かし、高い意識を持って取り組んでいきたいと思います。

上田益也 審判員(愛知県)
座学と実技が行われ、充実した研修会となりました。
座学研修の冒頭にJリーグチェアマンからの「3つの約束」の再確認がありました。
また、今シーズンの重要テーマである、ハンドリングやシミュレーションの行為に対して、レフェリーが一丸となり、統一した判定ができるよう映像を確認し、意見交換を行いました。
実技研修では、ペナルティエリア付近の判定として、オフサイドの見極め・コーナーキックの監視のプラクティカルトレーニングを行いました。
エリア付近では、監視すべき争点が多く、また得点に絡む重要なエリアの為、副審との協力が不可欠となります。
説得力ある判定に結びつけるために、研修を通して仲間と意見交換を行い、先輩からのアドバイスを受け、次の試合に向け大変参考になりました。
今後も、Jリーグの試合がより面白く魅力的になるよう、自分の役割を全うし、責任を持ってゲームコントロールができるよう努力してまいります。

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