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高円宮杯U-18サッカーリーグ2014まもなく開幕!! 前回大会をプレーバック
2014年03月31日
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プレミアリーグが今週末の4月6日(日)より開幕します。今回は前回大会をプレイバック。おさらいをすると共に今年の注目チーム、選手を見つけましょう!
2013年のプレミアリーグは同年4月7日に開幕し、東西に分かれた全国の20チームが熱戦を繰り広げました。
EASTでは流通経済大学付属柏高校(千葉)がスタートダッシュに成功。第2節で首位に立つと、序盤の10試合で1試合平均3.7得点の攻撃力を発揮して、独走態勢を築きました。
その流経大柏を追う清水エスパルスユース(静岡)は、GK高木和徹選手(U-18日本代表/当時)を中心に堅守で第6節以降、わずか1敗で戦い抜き、JFAアカデミー福島(福島)は金子翔太選手(U-18日本代表/当時)がゴールを量産、昇格1年目ながら上位を争いました。一方、2012年度のEAST王者である東京ヴェルディユース(東京)、2011年度首位のコンサドーレ札幌U-18(北海道)は、勝点を伸ばし切れず。ここ2年間、1位と2位を独占してきた両チームは中位に終わりました。そんな中、シーズンを通して他を圧倒した流経大柏が首位の座を明け渡さず、高校勢として初めてチャンピオンシップに駒を進めました。
一方、WESTはEASTとは対照的に混戦となりました。シーズンの前半は大会3連覇を目論むサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)が勝利を重ね、勢いに乗ります。望月一頼新監督の下、流麗なパスサッカーで相手を崩し、開幕後の7試合で6勝1分けと好スタートを切りました。しかし、夏に勝点を伸ばせずにいると、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)、セレッソ大阪U-18(大阪)、東福岡高校(福岡)に差を縮められ、広島を含む4チームが首位争いを演じました。
終盤戦を制し、最後に首位に立ったのは神戸。勝負どころの第16節から第18節で、米澤令衣選手が3試合連続得点を挙げて3連勝。野田知監督も「選手たちは硬くならず、よく戦ってくれました」と喜びもひとしおの様子でした。
日本一を決めるチャンピオンシップは、東西の雄が白熱した試合を展開しました。38分、石田和希選手のゴールで先制した流経大柏はその後も追加点を狙い、相手陣内へ侵入します。対する神戸は粘りの守備でこれをしのぐと、試合終了間際に加古晴也選手が同点弾を挙げ、延長戦へともつれ込みます。しかしここでも決着はつかず、試合は1-1のままPK戦に突入。1人目を失敗した神戸に対し、流経大柏は5人全員がネットを揺らし、6年ぶり2度目、新レギュレーションとなってからは初の戴冠となりました。
また、2014年の本大会出場枠を争うプレミアリーグ参入戦では、各地域のプリンスリーグを勝ち上がった16チームが激突。厳しい戦いを制した柏レイソルU-18(千葉/関東3)、市立船橋高校(千葉/関東2)、京都橘高校(京都/関西2)、東山高校(京都/関西3)が、2014年度のプレミアリーグ参入を決めました。