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U-19日本代表 地元インドネシアに快勝
2018年03月26日
国際親善試合 vs U-19インドネシア代表
2018年3月25日(日) キックオフ時間18:30 試合時間90分(45分ハーフ)
Gelora Bung Karno Stadium(インドネシア・ジャカルタ)
U-19日本代表 4-1(前半1-0、後半3-1)U-19インドネシア代表
得点
16分 宮代大聖(U-19日本代表)
48分 山田康太(U-19日本代表)
49分 宮代大聖(U-19日本代表)
80分 安藤瑞季(U-19日本代表)
90+5分 失点(U-19インドネシア代表)
スターティングメンバー
GK:大迫敬介
DF:石原広教、橋岡大樹、小林友希、東俊希
MF:堀研太、伊藤洋輝、山田康太、川井歩
FW:安藤瑞季、宮代大聖
サブメンバー
GK:若原智哉、谷晃生
DF:阿部海大、谷口栄斗、荻原拓也
MF:安部裕葵、郷家友太、齊藤未月、川村拓夢、髙橋大悟、喜田陽
交代
HT 川井歩 → 齊藤未月
63分 宮代大聖 → 安部裕葵
63分 山田康太 → 郷家友太
73分 堀研太 → 髙橋大悟
73分 東俊希 → 喜田陽
73分 伊藤洋輝 → 川村拓夢
81分 安藤瑞季 → 荻原拓也
81分 大迫敬介 → 谷晃生
マッチレポート
U-19日本代表は25日(日)、インドネシア遠征の2戦目として、地元U-19インドネシア代表と対戦し、4-1で勝利しました。試合はインドネシア協会の素晴らしい運営の元、3,892名の観客を集めた完全アウェイの雰囲気の中で開催されました。
試合は非常に緊張感のある雰囲気で、お互い探り合いながらリズムを掴もうとする展開で進みます。インドネシアは、確かな技術と推進力がある選手を中盤前めに配置し、積極的に仕掛けます。日本は、何度かサイド攻撃を許す場面がありましたが、守備陣が冷静に対応し、簡単には失点しません。すると16分、前線の2人が結果を出します。相手DFのパスをカットして奪うと、FW宮代大聖選手がFW安藤瑞季選手にスルーパスを繋ぎ、安藤選手がシュート。一度は相手DFに防がれますが、こぼれ球を素早く拾って宮代選手に戻すと、そのまま冷静に決めて先制点を奪います。その後はセットプレーなどで日本がチャンスを掴みますが、最後の質の精度を欠き、また相手の必死な守備に追加点を奪えません。逆に41分には、相手のロングシュートがあわやという場面を迎えますが、GK大迫敬介選手が辛うじて防ぎ、緊迫感ある白熱した前半は1-0で終了します。
後半に入り、相手が猛攻する勢いで来たのに対し、日本も積極的に序盤から仕掛けます。48分には、MF堀研太選手が右サイドでボールを受け、得意の1対1で相手DFを振り切り鋭いクロスを入れると、後半ボランチから左サイドハーフにポジションを移したMF山田康太選手がそれに合わせて貴重な2点目を奪います。
さらに49分、ゴール前混戦から、宮代選手が上手くボールを持ち出し強烈なシュートが相手GKを破り3点目が入ります。その後も、日本は次々に選手を交代し、テンポ良くパスを交換、攻守の切り替えも徹底させ、疲れが見え始めた相手に流れを渡しません。72分には、途中出場したMF安部裕葵選手が鋭いドリブルでゴール前に侵入し、絶妙なパスを安藤選手に繋ぎますが、シュートは惜しくも外れます。さらにゴールを奪いに行く日本は80分、安藤選手がゴール前で仕掛けたプレーでペナルティーキックを獲得すると、それを自ら冷静に決めて4-0とします。
このまま無失点で試合をしっかり締めたい日本でしたが後半の終盤、集中力が切れたのか相手にチャンスを与えてしまいます。アディショナルタイム1分、ボールを奪われると、中央からスルーパスを出され、GKとの1対1を作られますが、途中出場したGK谷晃生選手がファインセーブで防ぎます。しかし、アディショナルタイム5分、今度は連携ミスからバックパスを奪われると、GKもかわされて失点してしまいます。試合はそのまま4-1で終了。この日は、試合を通して大歓声の声が鳴り止まず、雨も降り続け、湿度も高く、AFC U-19選手権インドネシア2018に向けて絶好のシミュレーションとなりました。
2連勝した日本の次戦は27日(火)、ゴジェック・トラベローカ・リーガに所属するPersika Karawangと遠征最終戦を戦います。
選手コメント
DF #4 橋岡大樹 選手(浦和レッズ)
10月のAFC U-19選手権2018インドネシアを想定した試合としては、最高の雰囲気でした。本番に向けたシミュレーション試合ということで、本日勝てたことはチームとしては前向きに考えています。ゲームキャプテンとして、最後まで集中していましたが、最後の最後に失点してしまった部分は、AFC U-19選手権2018のグループステージでも得失点差などがある面を考えると、大いに反省して、次に繋げていきたいです。次の試合は無失点でしっかりと勝ち切り、良いイメージで日本に帰りたいです。
MF #9 堀研太 選手(横浜F・マリノス)
本日の試合は、チームとしてAFC U-19選手権インドネシア2018に向けて、非常に良いシミュレーションとなりました。本番でしかなかなか味わえることができないような完全アウェイの中で、地元インドネシアに勝利することができて良かったです。自分としては、点を決めることができなかったので、とても悔しい気持ちです。今後に向けて、まず一つは、日本とは異なる気候に自分がどう対応できるか。二つ目は、全てにおいて自分のスキルアップです。90分間の中でどうチームに貢献できるか、苦しい時にどう頑張れるか、最終戦は必ず点が取れるよう、試合を決められるよう準備していきたいと思います。
MF #20 山田康太 選手(横浜F・マリノス)
FIFA U-20ワールドカップポーランド2018の出場権をかけたAFC U-19選手権インドネシア2018の準々決勝を想定して、チーム全員でこの試合に臨みましたが、勝利できたとことは非常に良かったと思います。チームとしての課題もたくさんありますが、タフな環境の中で戦えたと思います。個人としてもゴールすることができましたし、決定的なスルーパスなども出せましたので、これからも結果にこだわってやっていきたいです。この遠征で、環境の変化は明らかに感じたので、セルフコンディショニングにより気を使って生活する必要がありますし、コンディションを維持するベストな方法を学んでいきたいです。(この遠征を)3戦全勝して多くのことを修正していきたいですし、チームメートとより関係を密にして、色々なコンビネーションを出していけたらいいなと思います。
FW #17 宮代大聖 選手(川崎フロンターレU-18)
本日は、U-16日本代表で経験したAFC U-16選手権インド2016の準々決勝を思い返すような素晴らしい雰囲気の中で、大勢の観客も来て、アウェイの試合ができて良かったです。試合については、まずは勝利できたこと、そして得点できたことは良かったと思います。しかし、イージーミスの多さや、連携面での課題が残りました。個人では、もっと守備陣がビルドアップした際に顔を出すところ、連続して動くところをもっとやっていかないといけないと思いました。あとは、アジアではチャンスが多くある中で、確実に決めていかないと厳しい試合になると改めて感じました。AFC U-19選手権2018に向けて、インドネシアの環境に慣れて、毎試合100%の力が出せるようにコンディションを整えることと、その中で個人として目に見える結果を求めて、最終戦も得点をとり3戦全勝でこの遠征を終われるよう頑張ります。
スケジュール
3月20日(火) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
3月21日(水) | AM/PM | トレーニング |
3月22日(木) | AM 5-0 |
トレーニング 練習試合 vs Cilegon United F.C.(ABC Football Field) |
3月23日(金) | AM/PM | トレーニング |
3月24日(土) | AM | トレーニング |
3月25日(日) | 4-1 | 国際親善試合 vs U-19インドネシア代表(Gelora Bung Karno Stadium) |
3月26日(月) | AM | トレーニング |
3月27日(火) | TBC | 練習試合(調整中) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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