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ニュース

U-21日本代表、チリ相手に0-2で敗れる~スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流

2018年03月22日

U-21日本代表、チリ相手に0-2で敗れる~スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流

日本政府が支援するスポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流の一環として行われる国際親善大会に参加中のU-21日本代表は21日(水)、U-21チリ代表との第1戦をパラグアイの首都アスンシオンにて戦い、0-2の黒星を喫しました。

日本はパラグアイまで30時間もの長距離移動を経て前日に到着したばかりで、「戦術的な練習はまったくできていない。ぶっつけ本番」(森保一監督)でこの試合に臨みました。先発メンバーには各年代を通じて初めての代表選出となる選手や森保監督の下で初めてプレーする選手も複数いましたが、「思っていた以上に選手たちはスムーズにやってくれた」と指揮官が振り返ったように、好パフォーマンスを見せました。

序盤から日本のディフェンスラインに対して激しいプレッシャーをかけてきたチリに対し、日本はDF中山雄太選手を中心に相手の圧力を回避しつつボールを前進させて、二人のシャドーを活かして攻撃の形を作ろうと試みます。

「われわれが主体的にボールを動かす、相手のプレッシャーをいなしていく、かわしていく部分については、試合の中でもレベルアップしながらやれていました」(森保監督)

18分には中盤から最終ラインへのパスがミスとなる形からこの試合初めての決定的チャンスを与えますが、その後も怯むことなくしっかり後方からビルドアップしていく形を継続します。20分にはまさに後方からのビルドアップでサイドを変えつつ相手の守備の狙いを外し、DFアピアタウィア久選手の縦パスがシャドーに入り、最初のチャンスを作ります。最後はFW上田綺世選手のシュートが相手DFにブロックされたものの、日本ベンチからもすかさず称賛の声が飛ぶ、狙いとする形が出たシーンとなりました。

続く22分にも最終ラインからのダイナミックなサイドチェンジを右ウイングバックの初瀬亮選手が頭で落とし、これを受けた三好康児選手が鋭いドリブルからのミドルシュートを放ちます。これは相手GKにセーブされましたが、徐々に日本のリズムが生まれていました。

ただ、「タフで、流れを引き寄せるすべを知っている」と森保監督が評したチリも、29分に10番を背負うMFのALLENDEがバーをかすめる決定的なシュートを放つなど、したたかに日本の隙をつき、緊張感のある攻防が続きます。

後半、日本はハーフタイムに遠藤渓太選手と伊藤達哉選手を投入し、さらに57分にも4人の選手を一気に投入。攻勢を強めて先制点を狙いにいきます。19分には伊藤選手が左サイドをドリブルで突破しての折り返しを相手DFがクリアし損なった流れから交代出場のFW前田大然選手がゴールネットを揺らしますが、これは惜しくもオフサイド。得点を奪うには至りません。

ボールを支配して押し込みながら得点を奪えない時間帯にあった日本に対し、チリはしたたかでした。日本のディフェンスラインのボール回しでGKへのパスが弱くなったところを見逃さないインターセプトからの速攻で、ボールを奪ったGUERRA選手のラストパスからFRANCO LOBOS選手が先制点を奪い取ります。さらにアディショナルタイムにも、GKからペナルティーエリア内でボールを受けたDFからボールを奪っての速攻から、最後は日本DFのオウンゴールを誘発。これで0-2となり、そのまま試合は終了。日本はタフな移動を経ての急造布陣ながら「勝たなければいけない内容」(伊藤選手)の試合を演じましたが、悔しい黒星スタートとなってしまいました。

それぞれ中1日を挟む形で、ベネズエラとの第2戦は23日(金)、パラグアイとの第3戦は25日(日)に行われます。

監督・選手コメント

森保一 U-21日本代表監督
パラグアイ、チリ、そしてベネズエラという世界屈指の強豪と戦えることに、この大会に参加する意義があると思っています。われわれにとって南米勢と対戦する機会はそれほどないので、経験値を上げてレベルアップに繋げられると思っています。30時間の移動を経て試合前日に着いたばかりでしたので、過酷なところはあります。しかしその中でもスタッフ含めタフに成長できればと思っていました。今日の試合はシュートまで持っていくアタッキングサード(ピッチを3分割した際の前方3分の1)のクオリティをもっと上げていかないといけないと感じました。球際のところもそうですし、勝つためにどんなプレーが最善なのかという判断も、もっと高めないといけないと感じました。

DF #3 中山雄太 選手(柏レイソル)
(相手のプレスへの対応は)そう困ることもなかったですし、手応えもありました。森保監督も言っていましたが、アタッキングサードのクオリティや相手に与える怖さの部分でもう少し積極的にシュートまで行くところがあってもいいと思いました。課題と収穫がはっきりした試合でした。到着してすぐの試合ですし、代表初招集の選手もいるので、試合前や試合中もコミュニケーションを多く取っていこうと話していましたし、自分も意識して取り組みました。もっともっと全員が意識していければ、チームとしてより強固になっていけると思います。

DF #15 アピアタウィア久 選手(流通経済大)
初めての日本代表招集なので緊張はありました。でも、みんなから優しくしてもらって、チームに馴染むという部分では思っていたよりできたと思います。ウイングバックのあるシステムはプレーしたことが全くなく、3バックのポジショニングもまるで分かっていなかったので、頭で理解したものをピッチの上で確かめながらやる感じでした。ビルドアップはできていた部分もあったと思いますが、ドリブルで持ち上がることも持ち味なので、それがもう少しできればと思います。

MF #14 伊藤達哉 選手(ハンブルガーSV/ドイツ)
初代表など関係なく、今日は勝たなければいけない内容の試合だったと思います。自分のところで2、3回は『そこで入れ替わることができていれば得点になった』というシーンがありました。そういった部分を期待されているのだと思いますし、今日結果を出せなかったことが残念です。(チリは)事前に思っていたような南米らしいチームで、スライディングが深かったです。ボールを持ったときにすごくガツガツきました。そういうチームだと分かってはいたので、その上で相手に勝利したかったのですが、できなくて残念です。まだ2試合あるので、次に向けて頑張っていきます。

エクトル ロセンド ロブレス フエンテス U-21チリ代表監督
このような素晴らしい交流プログラムに参加できることをとても嬉しく思っております。チームのパフォーマンスには満足しています。日本代表チームは攻守共にスピーディーでしたが、チリは素速く対応し、試合の主導権を握ることができました。チリ代表は日々成長していると思います。本交流プログラムで実施される試合は全て親善試合ですが、チームの技術面を含めた全体的な強化に大きく貢献しています。まさにチームの意図に沿ったものであり、このようなプログラムが今後もっと増えることを願っています。本当にありがとうございます。

スケジュール

スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流
3月21日(水・祝) 0-2 第1戦 vs U-21チリ代表(Estadio Defensores del Chaco)
3月22日(木) AM トレーニング
3月23日(金) 19:30 第2戦 vs U-21ベネズエラ代表(Estadio Defensores del Chaco)
3月24日(土) AM トレーニング
3月25日(日) 19:30 第3戦 vs U-21パラグアイ代表(Estadio Defensores del Chaco)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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