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U-17日本代表ギニア・UAE遠征 U-17ギニア代表に敗れる
2017年05月07日
国際親善試合 第1戦 vs U-17ギニア代表
2017年5月6日(土) キックオフ時間 17:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
Stade du 28-Septembre(ギニア・コナクリ)
U-17日本代表 3-5(前半1-3、後半2-2)U-17ギニア代表
得点
15分 失点(PK)(U-17ギニア代表)
18分 失点(U-17ギニア代表)
23分 失点(PK)(U-17ギニア代表)
41分 桝谷岳良(PK)(U-17日本代表)
72分 宮代大聖(U-17日本代表)
78分 失点(U-17ギニア代表)
90分 失点(U-17ギニア代表)
90+6分 宮代大聖(U-17日本代表)
スターティングメンバー
GK:谷晃生
DF:菅原由勢、藤井陽也、小林友希、桝谷岳良
MF:上月壮一郎、森田晃樹、平川怜、郡司篤也
FW:宮代大聖、中村敬斗
サブメンバー
GK:大内一生
DF:菊地健太、監物拓歩、瀬古歩夢
MF:奥野耕平、福岡慎平
FW:山田寛人
交代
36分 郡司篤也 → 山田寛人
HT 谷晃生 → 大内一生
59分 上月壮一郎 → 瀬古歩夢
66分 森田晃樹 → 福岡慎平
84分 中村敬斗 → 奥野耕平
マッチレポート
U-17日本代表は6日(土)、ギニア・UAE遠征初戦でU-17ギニア代表と対戦し、3-5で敗れました。
FIFA U-17ワールドカップではここ最近、2大会連続でアフリカ大陸のチームが上位を独占しており、ギニア代表も育成年代の強化に力を入れています。一昨年のFIFA U-17ワールドカップチリ2015にも出場し、上位カテゴリーではFIFA U-20ワールドカップ韓国2017にも出場します。U-17ギニア代表は、5月14日(日)よりガボンで開催されるCAF U-17選手権ガボン2017最終予選を控えた強豪チームです。
観客も3,000人ほど集まり、独特の雰囲気の中、17時キックオフ。夕方にも関わらず暑さが残り、気温34度と猛暑の中で試合を開始しました。立ち上がりはお互い探り合いながら試合は進みます。ギニアはフィジカル面の強さを見せながらも、後ろから丁寧にパスを繋げて、スピードの速い両サイドの選手にボールが渡ると一気に攻め込んできます。日本は序盤こそ相手の攻撃を守備陣が冷静に対応して、攻撃の展開ができ始めましたが、突如リズムが大きく変わります。
15分、CKのクリアボールが相手に渡ると、一気にカウンター攻撃を受けて、必死に自陣に戻りますが、ペナルティエリア内でのクロスがハンドを取られ、PKを与えてしまいます。これを冷静に決められて、先制点を許します。さらに18分、日本は不用意なパスパスミスからボールを奪われると、GKとの1対1を許し2失点目。完全に相手にリズムが渡ると、23分に再びゴール前の混戦から、ペナルティエリア内で不用意なハンドで再びPKを与え、3失点目を許します。反撃に出たい日本は、落ち着いてパスを回し始め、サイドから攻撃を仕掛けるとチャンスを作り出していきます。37分には、DF菅原由勢選手が駆け上がりシュートを放ちますが、惜しくも枠を外れます。さらに41分には、流れたクロスボールを拾った桝谷岳良選手がペナルティエリア内で仕掛け、相手のファウルを誘い、PKを獲得して1点を返します。前半はそのまま1-3で終了します。
後半は、お互い相手にリズムを渡さないよう拮抗した状態が続きます。疲れが見え始めた中盤以降、試合が動いていきます。70分、相手が鋭いカウンター攻撃を仕掛け、強烈なシュートを放ちますが、GK大内一生選手が辛うじて足で防ぎ、こぼれ球を再び狙われますが、シュートは外れます。相手の追加点を防ぐと、72分、ボールを中央で受けたFW宮代大聖選手がシュート、1点を返します。攻勢に出る日本でしたが、同点ゴールを決めきれずにいると、相手のカウンター攻撃を浴びます。78分、相手のロングシュートが味方に当たり、そのままゴールを奪われてしまいます。さらに90分には再びスピードの速い選手に突破を許し、4失点目。1点でも返したい日本はアディショナルタイム6分、宮代選手が個人技で相手DFをかわすと、豪快に決めて3点目を奪います。日本は最後まで攻め続けましたが、試合は3-5で終了。U-17日本代表はU-17ギニア代表に敗れました。
次戦は9日(火)、再びU-17ギニア代表と対戦します。U-17日本代表は、この悔しい思いをバネに、明日からのトレーニングで課題の修正を図ります。
選手コメント
DF #7 菅原由勢 選手(名古屋グランパスU-18)
今日の試合は、試合序盤や試合終盤での自分たちのミスで大量失点してしまい、自ら試合を壊してしまいました。もっと自分がリーダーシップを取ればチームの雰囲気も変わったと思います。攻守において距離感が遠く、皆が孤立してプレーする回数が多かったです。チームの長所である連動性が発揮できず、自分たちのリズムで攻撃できず、守備では狙いを定めることができず後手に回ってしまいました。この遠征ではサッカー以外にも現地の人たちの暮らしを見ると、土の上で裸足でサッカーしている同世代の選手や、自分より幼い子供たちが働いている光景を見て、とても自分との違いを感じました。もっとハングリー精神を持ち、感謝の気持ちを持つことが大切だと改めて思いました。次のU-17ギニア代表戦は、絶対に負けられない試合なので、もっとチームとしても個人としてもレベルアップして必ず勝ちたいです。
MF #6 桝谷岳良 選手(川崎フロンターレU-18)
本日の試合では、入り方は決して悪くはなかったですが、次第に自分たちのミスからペースを崩してしまい、立て続けに3失点をしてしまったことが敗因の一つだと思います。個人としては不慣れな左サイドDFののポジションでしたが、もっと攻撃参加を増やしてチャンスに絡めるようなプレーを増やしていけるように意識したいです。これまでに経験したことないような暑さや雰囲気ですが、徐々に慣れてきたので、次の試合では全ての力を出してリベンジできるようにチーム全員で準備していきたいです。
MF #4 平川怜 選手(FC東京U-18)
今日の試合は、自分たちの簡単なミスから3失点してしまい、展開的にも反撃が難しいゲームにしてしまいました。整った環境でサッカーをしている自分たちと、厳しい環境の中逞しくサッカーをしているギニアの選手たちと技術やメンタルの部分で大きな差を感じました。個人としては運動量を増やすことができず、集中力を欠いたミスが多く反省しています。アフリカ大陸まで来て、ギニアでの貴重な試合で、自分の力を出し切れなかったということが何より悔しいです。もう1試合U-17ギニア代表と真剣勝負できる機会があるので、決して無駄にしないようにコンディションを万全にして、チーム全員で勝利を目指したいと思います。
FW #11 宮代大聖 選手( 川崎フロンターレU-18)
試合序盤、相手に崩されるとかではなく、自分たちの小さいミスから3失点という厳しい状況を作ってしまいました。攻守共に連動性がなく、守備に関しては簡単にはがされてシュートまで作られてしまいました。攻撃は、後半細かいパス交換で相手を崩す場面も作りましたが、ラストの質が悪く相手のようにシュートで終わるということが徹底できていなかったと思います。アフリカ独特の雰囲気、一点を取られてからの会場の雰囲気に自分たちはかなり呑まれてしまいました。次戦は、もっと気持ちを見せて個人の結果にもチームの結果にもこだわり、絶対に勝ちたいと思います。
スケジュール
5月3日(水) | PM | トレーニング |
---|---|---|
5月4日(木) | TBC | トレーニング |
5月5日(金) | TBC | トレーニング |
5月6日(土) | 3-5 | 国際親善試合 vs U-17ギニア代表(Stade du 28-Septembre) |
5月7日(日) | TBC | トレーニング |
5月8日(月) | TBC | トレーニング |
5月9日(火) | 17:00 | 国際親善試合 vs U-17ギニア代表(Stade du 28-Septembre) |
5月10日(水) | TBC | トレーニング |
5月11日(木) | TBC | トレーニング |
5月12日(金) | 18:10 | 国際親善試合 vs U-18UAE代表(UAE FA Stadium) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合 ~ギニア・UAE遠征~
2017/5/2(火)~2017/5/13(土)
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