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ニュース

SAMURAI BLUE、アフガニスタンに圧勝 ~FIFAワールドカップアジア2次予選第7戦~

2016年03月25日

SAMURAI BLUE、アフガニスタンに圧勝 ~FIFAワールドカップアジア2次予選第7戦~

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月24日(木)、埼玉スタジアム2002にて2018FIFAワールドカップアジア2次予選でアフガニスタンと対戦し、MF清武弘嗣選手(ハノーファー96)の4得点に絡む活躍などで5-0の勝利を収めました。

日本はグループEでの成績を6勝1分け無敗で勝ち点を19に伸ばし、無条件で最終予選進出ができる首位をキープして、2次予選突破へ大きく前進しました。

「これまでと違うオーガナイズを試したい」と話していたヴァイッド・ハリルホジッチ監督はその言葉通り、4-4-2の新布陣を採用。FW岡崎慎司選手(レスター・シティ)とFW金崎夢生選手(鹿島アントラーズ)の2トップ、トップ下に清武選手、右MFに原口元気選手(ヘルタ・ベルリン)、左MFに柏木陽介選手(浦和レッズ)、中盤の底にMF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)を配置。最終ラインには酒井宏樹選手(ハノーファー96)、吉田麻也選手(サウサンプトン)、森重真人選手(FC東京)、長友佑都選手(インテル・ミラン)を並べ、GKには東口順昭選手(ガンバ大阪)を起用して臨みました。

日本は立ち上がりから縦へ速い組み立てを意識した攻撃を展開して相手を押し込み、ハリルホジッチ監督が「こういうアグレッシブさを求めていた」という積極的な姿勢で、試合を支配します。

アフガニスタンは守備のブロックを作り、ボール保持者に対してプレッシャーをかけて日本の攻撃を抑えようと試みますが、日本は素早くパスを繋いでかわし、相手にボールが渡っても即座に奪い返して付け入る隙を与えません。

日本は清武選手を攻撃の起点に、前半は長友選手と柏木選手の左サイドでの仕掛け、13分には金崎選手のシュートのリバウンドを拾った原口選手のミドルシュートがクロスバーを叩きます。

日本はその後も金崎選手らが果敢に相手ゴールに迫りますが、なかなかゴールに結びつきません。前半半ばに相手選手の治療でプレーが中断すると、日本は東口選手も含めた全選手がピッチ中央に集まって言葉を交わし、動きの確認をする場面も見られました。

すると、時間と共に連係に滑らかさが加わり、43分には先制点が生れます。酒井選手、長谷部選手、清武選手と縦へテンポ良く繋ぎ、最後に代表戦99試合目の岡崎選手が清武選手のパスを右足で受け、巧みに左足に切り替えて相手DFをかわすと、左足でゴールへ流し込みました。チームが立ち上がりから試みていた縦への攻撃が形になった場面でした。

1-0で前半を折り返すと、日本は後半も相手を圧倒。58分に吉田選手から長谷部選手、金崎選手と縦へ素早く繋ぎ、最後は相手守備陣の裏に走り込んだ清武選手が金崎選手のパスに左足を合わせて2-0とします。

63分には、酒井選手の右サイドからのクロスボールが相手DFに当たって、オウンゴールを誘いました。

その直後に日本は原口選手に代えてMF香川真司選手、72分には岡崎選手に代えてFWハーフナー・マイク選手を送り込みます。すると74分には清武選手の左CKに吉田選手がニアで合わせてゴールネットを揺らします。

さらに、78分には香川選手のFKからボールを受けた清武選手がゴール前に上げたクロスボールをハーフナー選手が頭で落とし、これを金崎選手が逆サイドで押し込んで5-0にしました。

前後半を通じて日本は27本のシュートを浴びせ、アフガニスタンのシュートを前半19分に右CKに合わせた1本のみに抑えました。

試合詳細はこちら

日本は29日(火)の最終戦でグループ2位のシリアと対戦します。この日、数時間遅れで行われた試合で、シリアはカンボジアに6-0で勝って勝ち点を18に伸ばしました。

なお、試合のなかったシンガポールが勝ち点7で3位。アフガニスタンは2勝5敗で勝ち点6、カンボジアは8戦全敗で一足先に2次予選を終了しました。

監督・選手コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
美しい勝利でした。選手は勇敢に戦って、やる気とアグレッシブさを出してくれました。試合の入りのところでパスで慌てたところや、選手がうまくやろうとし過ぎたところもありましたが、チームのスピリットは評価したいと思います。こういうアグレッシブさを求めていました。相手をこちらのペナルティエリアの中に入れず、守備でも良くやったと思います。初めて採用したシステムのすべてが良かったわけではありませんが、このシステムを試して新しい選手も試すことができたので、何人かを休ませることができました。選手にはブラボーと伝えましたし、サポーターも喜んでくれているでしょう。次はさらに厳しい相手と対戦しますが、ファイナルという気持ちで臨んで勝ち、そして無失点を続けたいと思っています。

MF #13 清武弘嗣 選手(ハノーファー96)
前半は難しかったですが、後半はいいサッカーができたと思います。(先制の場面は)長谷部選手がダイレクトで入れてくれて、自分はいいリズムで岡崎選手にボールを入れることができました。あとは岡崎選手の技術です。後半に繋がるゴールでした。自分の得点は久しぶりで自信になりました。試合中に試行錯誤しながら、意見も共有できましたし、流動的で良いシーンがたくさんありましたが、前半からもっと出していければと思っています。

GK #23 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
試合の入りからしっかりとディフェンスラインで声をかけていました。ある意味、これまで試合に出ていなかったことで、すごく集中して入れたのがよかったと思います。今日試合に出て改めて出たいと思いましたし、続けて行くことで成長できると感じました。

FW #9 岡崎慎司 選手(レスター・シティ)
新鮮な気持ちで臨めていました。2トップという新たな形と清武選手と金崎選手の3人の距離感で、ダイナミックにできそうな感じがしていました。急ぎ過ぎの感じもありましたが、これをやり続けていたら相手は嫌だろうと思っていました。3人とも思い切ったプレーができたと思います。

ぺテル・セグルト(アフガニスタン代表)監督
我々にチャンスはありませんでした。日本は組織力も質もスピードも一歩先を行くプレーも、全てが違うと開始1分で悟りました。負けから学びたいと思います。

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スケジュール

3月21日(月) PM トレーニング
3月22日(火) PM トレーニング
3月23日(水) tbc 公式記者会見
公式練習
3月24日(木) 5-0 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選
兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選

VS  アフガニスタン代表(埼玉スタジアム2002)
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3月25日(金) AM トレーニング
3月26日(土) PM トレーニング
3月27日(日) PM トレーニング
3月28日(月) tbc 公式記者会見
公式練習
3月29日(火) 19:30 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選
兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選

VS  シリア代表(埼玉スタジアム2002)
大会情報はこちら

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選

SAMURAI BLUE(日本代表) 対 シリア代表
2016年3月29日(火) 19:30 キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
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