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ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > ザッケローニ監督、退任の意向表明

ニュース

ザッケローニ監督、退任の意向表明

2014年06月26日

ザッケローニ監督、退任の意向表明

2014 FIFAワールドカップでグループステージ敗退に終わった日本代表チームのアルベルト・ザッケローニ監督は現地時間6月25日(水)、ブラジル・サンパウロ州イトゥ市郊外のチーム本拠地で大会総括記者会見に臨み、その場で代表監督を退任する意向を表明しました。
日本代表は初戦のコートジボワール代表戦に1-2で負けた後、第2戦のギリシャ代表戦を0-0で引き分け、セカンドラウンド突破の望みをかけて24日(火)のグループステージ最終戦でコロンビア代表と対戦しましたが、1-4で敗れました。最終結果は1分け2敗の勝点1でグループCの4位になり、2010年大会に続いて2大会連続でのグループステージ突破は叶いませんでした。
ザッケローニ監督は、「今大会のメンバー、戦い方、戦術も私が決めた上で、この結果に終わった。責任は私にあり、その責任をきちんととりたい」と厳しい表情で話し、「新しい監督が新しい文化を持ってきて、このチームをさらに強くする、そういうことが必要な時が来たのだと思う」と話しました。
自身にとって初めてのワールドカップでの闘いについては、「4年間の総括として本大会で出来るだけ前進したいと思っていたが、10日間で3試合という日程で、スタートでつまずいてしまい、その後は思うような戦いができなかった」と振り返りました。
さらに、「この4年間、全身全霊をかけて日本代表の成長を促すためにやってきたつもりだが、課題や足りないところはあり、コンフェデレーションズカップやこのワールドカップで思ったような結果がでなかった」と語り、今後の日本代表チームについては、「このチームは自分たちのアイデンティティをしっかりと持ち続け、世界の上位チームに対しても勇気をもって戦いを仕掛けて行く姿勢を続けるべきだ。時間をかけて醸成していかなくてはいけない作業だが、それを続けることで世界とのギャップは埋めて行けると信じている」と話しました。
ザッケローニ監督は今大会を目指して、2010年南アフリカ大会後に着任。初の公式大会となった2011年1月のAFCアジアカップを制覇して、日本に通算4度目となるアジアタイトルをもたらしました。その後のワールドカップアジア地区予選も好成績で突破し、5大会連続5度目の本大会出場へ導きました。
なお、チームはこの日、チーム本拠地で解散となり、ブラジルを後にて帰国の途に就きました。

コメント

アルベルト・ザッケローニ監督
日本のサッカー文化や日本人の特性を吟味して、フィジカルでは足りないが技術では世界に通用すると考えて、スピードとインテンシティのあるサッカーを展開していこうとチーム作りを進めてきましたし、格上の相手にも勇気をもって仕掛ける姿勢を植え付けてきました。そういう私の信念を感じて、実行に移してくれた選手たちには感謝したい。少しずつでも、そういう部分で彼らは成長を見せてくれました。4年前の来日会見で「4年後に何かを遺産を遺したい」と言ったのですが、なにかを遺せたという自負はあります。日本全体にこの4年間、すばらしい時間をありがとうと伝えたいと思っています。この4年間、何不自由なく、濃密な時間を過ごすことができて充実感と感動に溢れる、4年間の日本滞在でした。アリガトウゴザイマシタ。

日本サッカー協会 大仁邦彌 会長
今回は残念ながらグループステージ敗退になりましたが、ザッケローニ監督以下、選手、コーチ、スタッフはベストを尽くしてくれたと思っています。本当に素晴らしいチームでした。敗退理由はこれから技術委員会にしっかりと分析評価してもらいたいと思っていますが、一言で言えば、まだまだ世界のトップとは差があるということではないかと思っています。サッカーはすぐに強くなるというものではないので、4年後を目指して、今日からスタートを切りたいと思っています。なお、試合開催地の州や市と連係して現地日系社会が日本人、そして大勢のサポーターの受け入れに万全の態勢をしいていただき、安全確保を市、州と共にし、熱い応援をしてくださいました。厚く御礼申し上げます。

日本サッカー協会 原博実 専務理事
本当に皆さんの期待に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいです。ザッケローニ監督とイタリア人スタッフと4年間やってきて、彼らと今いる選手たちの力があれば、この大会でもっと日本の良さをだせるとずっと思っていました。ただ、こういう結果になったことは、いろいろな要素があると思いますが、やはりワールドカップという大きな舞台で実力を出し切るむずかしさを、今は痛感しています。この結果を冷静に分析にしなくてはいけないと思います。誰もこの結果に満足も納得もしていませんが、このチームでやってきたことは今後それぞれの選手、日本サッカー界で必ず次につながっていくと思います。

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