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ニュース

フットサル日本代表、タイとの2戦目で勝利! ~フットサル国際親善試合 対フットサルタイ代表(9/25@愛知)

2019年09月26日

フットサル日本代表、タイとの2戦目で勝利! ~フットサル国際親善試合 対フットサルタイ代表(9/25@愛知)

フットサル日本代表は25日(水)、武田テバオーシャンアリーナでフットサルタイ代表と国際親善試合を行いました。

23日(月・祝)に新潟のシティホールプラザアオーレ長岡で行われた試合に1-2で敗れ、必勝を期す日本でしたが、初戦で負傷した吉川智貴選手はベンチ入りしたものの、大事をとってこの試合のプレーは回避します。第1戦で先発した吉川選手とGK関口優志選手に代わり、FP西谷良介選手とGKピレス・イゴール選手が先発に入りました。

立ち上がり、日本はタイに攻め込まれます。それでも気持ちの入った守備で、相手の攻撃をしのぎ、反撃の機会をうかがいます。そして5分、ゴール前でフリーキックを得た日本は、加藤未渚実選手のヒールパスを受けた森岡薫選手がシュートを決め、1点を先制しました。

先制を許したタイもカウンターで日本のゴールを狙いますが、イゴール選手を中心に守り抜きます。10分まで2セットで戦っていた日本は、サードセットも起用していきました。15分にタイのファウルが5つになると、日本はドリブラーを配置しながら圧力を掛けていきました。日本が優位な状況になったかと思われましたが、タイムアウト明けの18分、キックインからの攻撃でミスが起きてカウンターを受け、ムハンマド選手に同点ゴールを決められます。このまま前半は1-1で終了します。

後半に入ると、日本はGKを関口選手に変更します。関口選手は持ち味のスローからチャンスをつくりましたが、フィニッシュを決め切ることができません。それでも攻め続けた日本は、36分に室田祐希選手の放ったシュートがGKに弾かれたところを詰めていた星翔太選手がゴールに決めて、勝ち越します。

再びビハインドとなったタイは、すぐにパワープレーを開始。リスクを冒しながら、再び同点に追いつこうと試みます。そんな中、日本はカウンターから残り36秒で星選手がこの試合2点目となるゴールを決めて、リードを広げて勝利を決定的にしました。タイのパワープレーを最後までしのいだ日本は第2戦の勝利を収め、2試合通算成績を1勝1敗としました。

日本は10月に中国で行われるAFCフットサル選手権トルクメニスタン2020の東アジア予選で、マカオ、韓国と対戦します。東アジア予選を突破後は、FIFAフットサルワールドカップリトアニア2020の予選を兼ねたAFCフットサル選手権トルクメニスタン2020に出場し、2大会ぶりのワールドカップ出場を目指します。

監督・選手コメント

ブルーノ・ガルシア フットサル日本代表監督
非常に戦術的な拮抗したゲームだったと思います。スペクタクルであり、楽しめるゲームだったのではないでしょうか。前半のゴールは、お互いにアンラッキーな形で入ったと認識しています。後半に入って、ゲームを支配して得点機をつくるようになりましたが、なかなか仕留めることができませんでした。それでも焦らずに同じスタンスで続けられたことで、最終的にゴールが入り、勝利することができたと思っています。

GK #1 関口優志 選手(名古屋オーシャンズ)
初戦で敗戦したので、今日は絶対に勝たないといけない試合でした。その中で今日、勝ち切れたのは良かったと思います。個人的なプレーは、そんなに違いがあったとは思いません。僕ができることをしっかりやった結果だと思います。1戦目と2戦目で何か自分のプレーが変わったかといえば、変わっていません。僕の持っている技術を出し切れれば、こうやって結果がついてくると思うので、そこはしっかり自信を持ってこれからもやっていきたいと思います。

FP #8 滝田学 選手(ペスカドーラ町田)
初戦が終わってから、「この敗戦を乗り越えていかないといけない」と思っていました。いつ日本代表としてプレーするのが最後になっても、後悔しないようにやるというのが、今の信条として持っています。幸いにも2試合目があったので、やるしかないと思って臨みました。今後の戦いで、もっと走る、相手の弱みを突くという部分をやるべきだとこの2試合で強く感じました。

FP #9 森岡薫 選手(ペスカドーラ町田)
初戦でゴールを挙げられなかったことには責任を感じていました。チャンスはありましたからね。今回、決めることができてすっきりしました。年齢を指摘されて、「限界だ」と言われたり、「いつ世代交代するんだ」と言われたりもしますが、僕たちはここで自分たちの力を証明しないといけません。初戦みたいな結果になれば、そう言われるのも仕方がありませんが、今日のように結果を出すことで「まだまだやれるぞ」と見せられたかなと思います。ただ、もっと圧倒できれば良かったですね。

FP #10 仁部屋和弘 選手(バサジィ大分)
パフォーマンスとしては、初戦からある程度のパフォーマンスができていたと思います。ただ、その中でゴールを奪えなかった悔しさはすごく大きくて、何本もあったチャンスを外してしまったのは今後の課題です。2戦目はよりゴールを意識して高い位置を取れたので、その点は良かったと思いますが、チームに帰って修正して、全部決め切れるように、また一つ上の選手になれるように頑張りたいです。

FP #11 星翔太 選手(名古屋オーシャンズ)
第1戦に負けたことで、自分たちのプライドを傷つけられた部分が少なからずありました。その中でお互いにもう一回、チームとしてのアイデンティティーをしっかり確認できたことが、今日の結果につながったと思います。やはり日本は組織力があってアジアのチャンピオンになってきた背景があると思います。それは監督が変わろうが日本として持ち続けるものは変わりません。そこに監督が持ち込む戦術があると思うので、お互いに気づいたことを言ったりすることができたのが1戦目、2戦目での違いだったと思います。

ホセ・マリア・パソス・メンデス フットサルタイ代表監督
今日の試合は非常にハードで拮抗した試合でした。1戦目に似た展開だったと言えるでしょう。両チームともにアグレッシブで高いインテンシティーでゲームを進めました。そして、あまり危険ではないと思われたプレーから先制点を奪われました。前半の最後の5、6分は試合のコントロールを失いましたが、苦しい時間帯に同点ゴールを挙げることができ、ハーフタイムを迎えました。後半の立ち上がり10分は、タイにとって良い時間帯となり、日本にもダメージを与えられたと思います。次のゴールを決めたチームが試合を制すと思っていましたが、私たちにも何度かチャンスはありましたが、そこで決め切れませんでした。一方、日本はチャンスを生かし、勝利を収めたのだと思います。

スケジュール

9月16日(月・祝) 18:30 トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月17日(火) 10:00 トレーニング(刈羽村総合体育館)※一般公開
17:00 トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月18日(水) 10:00/17:00 トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月19日(木) 17:00 トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開 
※午後のみに変更になりました。(9/16)
9月20日(金) 10:00/17:00 トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月21日(土) 16:00 トレーニング(シティホールプラザアオーレ長岡)※一般公開
9月22日(日) TBC 公式練習 ※非公開
9月23日(月・祝) 1-2 国際親善試合 対フットサルタイ代表 第1戦
(シティホールプラザアオーレ長岡)
9月24日(火) TBC 公式練習 ※非公開
9月25日(水) 3-1 国際親善試合 対フットサルタイ代表 第2戦
(武田テバオーシャンアリーナ)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合

[ 第1戦 ] 2019/09/23(月・祝) 14:00キックオフ(予定)
対 タイ代表(新潟/シティホールプラザアオーレ長岡)

[ 第2戦 ] 2019/09/25(水) 19:30キックオフ(予定)
対 タイ代表(愛知/武田テバオーシャンアリーナ)

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