BSWW Mundialito 2014 Espinho
2014年7月26日(土) 13:05 キックオフ　12分×3ピリオド（プレーイングタイム）
ポルトガル/エスピーニョ

ビーチサッカー日本代表　5-1（第１ピリオド1-0、第２ピリオド1-0、第３ピリオド3-1）　ビーチサッカーハンガリー代表

得点
6分 後藤崇介（ビーチサッカー日本代表）
14分 尾田博文（ビーチサッカー日本代表）
29分 失点（ビーチサッカーハンガリー代表）
30分 茂怜羅オズ（ビーチサッカー日本代表）
32分 後藤崇介（ビーチサッカー日本代表）
36分 茂怜羅オズ（ビーチサッカー日本代表）

スターティングメンバー
GK：宜野座寛也
FP：尾田博文、山内悠誠、茂怜羅オズ、松尾那緒弥

サブメンバー
GK：照喜名辰吾
FP：牧野真二、當間正人、後藤崇介、原口翔太郎

登録外メンバー(出場停止、怪我など)
FP：赤熊卓弥、大場崇晃

マッチレポート

ビーチサッカー日本代表は26日、BSWW Mundialito 2014の第2戦、ハンガリー戦を迎えました。キックオフは13:05、昨日のアメリカ戦と同じスターティングメンバーで臨みます。

試合は日本がポゼッションを高めて主導権を握り、フィジカルに勝るハンガリーがパワーで押しこむという展開。

試合が動いたのは第1ピリオド6分。當間選手からの長いパスを後藤選手が直接バイシクルシュートで決めて先制点を奪います。第2ピリオド早々には、尾田選手が粘ってキープしたボールをそのまま中央に持ち込んでシュート、これが決まって2-0とハンガリーを突き放します。

第2ピリオドも中盤を過ぎる頃にはハンガリーに疲労の色が見え始めると、日本は慌てずにさらにポゼッションを高めて試合をコントロールします。この時間帯、さらにゴール前で数多くチャンスを作りますが、追加点は奪えず2-0で第3ピリオドを迎えることになります。

すると29分、CKのこぼれ球をハンガリーに拾われてカウンターから失点を喫してしまいます。
1点差に詰め寄られた日本ですが、慌てることなくハンガリーに流れを渡しません。するとその直後の30分、今度は相手のCKのこぼれ球を茂怜羅選手がコントロールし、持ち上がるとこれをそのまま冷静に決めて3-1と試合を決定づけます。

32分には尾田選手のロングシュートにゴール前の後藤選手が反応、見事なダイビングヘッドでコースを変えてこれがゴール。そして試合終了直前には茂怜羅選手がダメ押しとなるロングシュートを決めて5-1と快勝しました。

この試合の後に行われたポルトガル対アメリカは14-1と大差をつけてポルトガルが勝利、明日の第3戦は優勝をかけた一戦となります。

コメント

マルセロ・メンデス 監督
まずは守備面におけるパフォーマンスについて満足しています。攻撃とのバランスをうまく保ち、3ピリオドを通じてゲームを支配することができました。移動の疲れや時差などに影響を受けた初戦のアメリカ戦でのパフォーマンスと比べ、予測していたとおり上回るものでした。選手たちは非常にリラックスした状態で、またアメリカ戦では重く乗しかかっていた初戦というプレッシャーから開放されて試合に臨めていた様子でした。いよいよ次はポルトガル戦です。強敵を相手にどれほど力が発揮できるか、いい腕試しになるでしょう。必ずやいいゲームになると確信しています。

後藤崇介 選手（東京レキオスBS）
今、ビーチサッカーをプレーするのが楽しくて仕方ありません。試合にはいつもリラックスして臨めていますし、与えられている自分の役割も明確で、わかりやすいです。そしてその役割を全うする自信もあります。何と言っても得点するのが何よりも好きです。特にオーバーヘッドで点を取れると乗ってきます。今日の試合のように自分が点を取ってチームが試合に勝利してみんなで喜びをわかちあえるのは最高の気分です。勝つことでチームのムードも良くなりますし、ホテルでも笑いが絶えません。あとひとつ勝って、歴史を変えたいと思います。

照喜名辰吾 選手（ソーマプライア）
大会第2戦のハンガリー戦を勝利で終えてホッとしています。この試合、5-1と点差こそついていますが、試合内容に関してはまだまだ十分とは言えませんでした。第1戦同様に自分たちのミスから流れを悪くする場面が多くあったのでそこを修正しないといけません。今大会はルールが一部改正された後の初の国際大会です。個人的には苦労した部分もありましたので、2試合勝ててよかったです。次は優勝をかけてポルトガル代表と対戦です。ここでしっかり勝たないとこれまでの2試合が意味のないものになってしまうので、しっかりと勝ちきれるように集中していきたいと思います。

スケジュール

※時間は全て現地時間