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なでしこジャパン、ザンビア戦に向けゲーム形式のトレーニングを実施

2023年07月20日

なでしこジャパン、ザンビア戦に向けゲーム形式のトレーニングを実施

FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023の初戦に向け準備を進めるなでしこジャパン(日本女子代表)は7月19日(水)、ベースキャンプ地・クライストチャーチでの4日目を迎え、ゲーム形式を中心としたトレーニングに取り組みました。

この日も日中は暖かく、半袖でプレーする選手もいる中、ハーフコートでの攻守の攻防や、フルコートでのゲーム形式のメニューをこなし、全体では約80分にわたり汗を流しました。その後は個別にシュート練習に励む選手がいる傍ら、高橋はな選手は心拍数の上がるメニューに取り組み、またその姿を長野風花選手らが声を出し、盛り上げる一幕もありました。

午後はフリーの時間となり、選手は身体のケアやリフレッシュに充て、3日後に迫る初戦・ザンビア女子代表との試合に向け各々の方法で集中力を高めています。またチームミーティングも連日行われ、あらゆる映像や資料を用いながら、戦いに向け頭の中も整理しています。

チームは翌20日(木)にベースキャンプでのトレーニングを行なった後、21日(金)に初戦の地・ハミルトンへ入り、最終調整に入る予定です。

 

選手コメント

DF #4 熊谷紗希 選手(ASローマ/イタリア)
初戦まであと3日ですが、チームとしてすごくいい雰囲気で来ていると思います。緊張するなと言われても緊張してしまう選手はしますし、メンタル的な部分は経験ある選手が支えなければいけません。もう一度チームとして、初戦は内容じゃなく結果だということを確認して、しっかりいい意味で立ち返られる場所を作りたいと思っています。
自分が若い頃に、こういったタイミングでどういった声をかけてもらったかというのは正直覚えてないです。ただ選手だけで試合の前日にミーティングをした際に、山郷(のぞみ)さんや澤(穂希)さんから言葉をもらったことは覚えています。自分自身が初めてのワールドカップの時にどんな気持ちだったかなと考えた時に、正直立ち上がりは硬さがあったし、何かいつもと違うな、と感じたことだけは覚えています。今はそれが想像できますし、ゲームの中で経験ある選手はそういったことを頭に入れておかなければいけません。ミスに対してどうこうというのではく、今と次に集中することが大事です。そのために経験ある選手の言葉がひとつあっても良いかなとは思っています。

DF #5 三宅史織 選手(INAC神戸レオネッサ)
チャーター機で移動させていただいて、リラックスした状態で機内の時間を過ごせましたし、良い時間を過ごせました。本当にありがたかったです。
パナマ戦は、もちろん内容を求めながらも失点をゼロで抑えて、点を取って勝てたことに関しては良かったです。欲を言えばもっと点は取れたと思いますし、そういうところで取り切ることも大事です。守備でもやられはしなかったものの、立ち上がりのところの入り方は自分たちが良くなくて、相手が良かったので、そういったところで流れが一発で変わってくることもあります。そういった細かいところは出ている選手もそうですし、チーム全体で共有できることが多くありました。もちろん自分も試合に出たかったですし、刺激をもらってもっと自分もやらないと、と感じました。ニュージーランドに入っていよいよだなという空気になっていますし、雰囲気はチームも個人的にも上がってきています。最後までチームでもっと高めていきたいなと思います。

MF #7 宮澤ひなた 選手(マイナビ仙台レディース)
パナマ戦ではスタートから出られましたが、自分の中では結果、ゴールというところを決めきれなかったですし、まだまだ満足していません。ワールドカップでも出場の仕方によって、その状況に応じて自分ができることを精一杯できればなと思います。ザンビアは前に速い選手が入る分、自分たちが押し込んでいても失ったときにピンチを招いてしまう可能性があります。ひとつずつの精度や、パスひとつでもどちらの足につけるかということもより重要になってきます。人数の掛け方も考えながら、ゴールに向かうときもバランスを意識して、相手のウィークポイント、空いているところを見つけて戦っていきたいです。まずボールにアプローチして蹴らせないこと、そして相手の状態を悪くすることも大事です。前の選手としては失った後にまずはボールに行くことは意識したいです。

MF #13 遠藤純 選手(エンジェル・シティFC/アメリカ)
寒いかなと思っていましたが快適に過ごせているので、あとはコンディションを調えていくだけかなと思います。
自分がプレーする時はFWやインサイドハーフ、逆のウイングバックの選手の特徴を見ていて、スピードのある選手だったら自分の位置からも無理なく蹴られるので、試合前や練習でも自分が持った時にどう動いてほしいかは声をかけてコミュニケーションを取っています。ザンビアのスピードは分かっていてもやってみないとわからないところもあるので、楽しみでもありますし、そのスピードに対して自分たちがどうやって対応するか、ウイングバックとしてどうやってDFと連係するかは練習の中で話しているので、しっかり連動した動きを試合でできればと思います。ニュージーランドに入って自分の中で気持ちがぐっと高まったというか、開幕戦も始まりますし、いよいよだなと思います。楽しみはもちろんありますが、少し緊張もしています。緊張を悪い方向じゃなく、いい方向に持っていけるようにしたいです。

MF #17 清家貴子 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
右サイドの方が慣れているのでやりやすさはありますが、左でも仕掛けるタイミングなどを少しずつ自分のものにできていて、成功体験もあって自信には繋がっています。左サイドでプレーする時はファーストタッチでしっかり左に置いて選択肢を広げたいということも第一に考えていますが、中にも外にも同じくらい仕掛けられるのが左サイドでプレーする強みになると思っています。そこの判断と縦への推進力は忘れないようにしたいです。自分はこれまで国内でずっとプレーしてきましたが、初めてのワールドカップでどこまで通用するかはある意味では未知数です。だからこそ本当に楽しみですし、自分の実力を世界に見せたいという思いはあります。寒暖差は問題ないですが、若干の時差で朝が眠いです。しっかりご飯を食べて身体を休めて、徐々にリズムを掴んでいきたいです。西シェフのご飯、めちゃくちゃおいしいです。ひじきや切り干し大根など、日本の味を毎日食べられるので食に関してはノンストレスです。

FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023

大会期間:2023年7月20日(木)~2023年8月20日(日)
グループステージ
第1戦 7月22日(土) 16:00(日本時間)vs ザンビア女子代表
第2戦 7月26日(水) 14:00(日本時間)vs コスタリカ女子代表
第3戦 7月31日(月) 16:00(日本時間)vs スペイン女子代表
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