2013Ｊリーグヤマザキナビスコカップウィナーの柏レイソルと、南米の重要なクラブ選手権の一つであるコパ・トタル・スダメリカーナ2013 覇者のラヌス(アルゼンチン)が対戦する、「スルガ銀行チャンピオンシップ Ｊリーグヤマザキナビスコカップ／コパ・スダメリカーナ王者決定戦」を8月6日(水)に日立柏サッカー場(千葉県)で開催します。

ラヌス アレハンドロ マロン会長コメント

ラヌスはバリオ（地区の意）のクラブとしては世界最大です。クラブで働いている者たちは誇りを持ってそう説明します。我々はみんな「バリオ」のクラブという言い方をします。なぜならそのことをクラブが最も重要視しているからです。クラブはブエノスアイレス大都市圏の南に位置する地区にあります。さらに大きなタイトルをとりたいと言う野望は膨らむばかりで、そしてついにコパ・スダメリカーナのチャンピオンとなったのです。
ラヌスは自らのアイデンティティ、クラブがこれまで戦ってきたこと、そして現在の成功をとても誇りに感じています。そしてこれからもすばらしい歴史を築いていくのです。私たちは初めて日本を訪れることをとても誇りに感じます。柏レイソルとともに新たな歴史の一ページを書き込みたいと思います。そして世界サッカー界の記憶に残るような戦いを目指します。
最後に、アルゼンチンのバリオから日本にまで来ることを許してくださった皆様、CSF、JFAそしてスルガ銀行に心からお礼を申し上げます。

ラヌス プロフィール

ブラジルと並ぶ南米のサッカー大国、アルゼンチンの強豪クラブの一つで、首都ブエノスアイレス近郊のラヌス市をホームタウンとする。クラブカラーがえんじ色であることから「グラナテ」（スペイン語でざくろ石、ガーネット）のニックネームでも親しまれています。サッカー以外に陸上競技、水泳、体操、テニスなどの種目も活動する総合型スポーツクラブで、バスケットボールも強い。同市にあったラヌス・ユナイテッドとプログレソというクラブが合併し、1915年1月3日に誕生。来年は記念すべきクラブ創設100周年を迎えます。
アルゼンチンのトップリーグがブエノスアイレスとその周辺地域のクラブに限られていた時代、1956年に2位の好成績を収めたチームは高度なテクニックを特長とし、曲芸的なプレーで知られたバスケットボールチームにちなんで「グローブトロッターズ」の異名を取っていました。その後、昇降格を繰り返し、一時は3部リーグで戦ったラヌス初のビッグタイトル獲得は1996年。南米のコパ・メルコノルテとコパ・メルコスルの前身であるCONMEBOLカップの優勝でした。さらに2007-08シーズンの前期リーグで、国内初タイトルを獲得。市民10万人以上が街に繰り出して快挙をたたえました。三つ目の栄誉が昨年のコパ・スダメリカーナ。決勝ではポンチ・プレタ（ブラジル）と対戦し、アウェイの第1戦が1－1、ホームの第2戦が2－0で優勝を飾りました。今シーズンのリーグ戦は、前期が20チーム中2位、後期が9位という成績でした。

現在のチームで攻撃の軸となるのは、ウルグアイ出身で「タンク」の異名を取るパワフルなFWサンティアゴ・シルバ。FWイスマエル・ブランコはギリシャなど欧州のクラブで活躍した実績を持ち、FWラウタロ・アコスタはU-23アルゼンチン代表で2008年の北京オリンピックで優勝しました。MFのレアンドロ・ソモサ、ビクトル・アジャラは、それぞれアルゼンチン、パラグアイの代表経験者。GKアグスティン・マルチェシンも、アルゼンチン代表でのプレー経験を持ちます。チームを率いる元アルゼンチン代表のギジェルモ・バロスケロット監督は、ボカ・ジュニアーズでの選手時代、トヨタ ヨーロッパ／サウスアメリカ カップに3度出場し、2度の優勝を飾りました。

※2014年6月18日現在の情報

スルガ銀行チャンピオンシップ 2014CHIBA
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・トタル・スダメリカーナ　王者決定戦

柏レイソル(日本) vs ラヌス(アルゼンチン)
2014年8月6日(水) 19:00 キックオフ （予定）　千葉／日立柏サッカー場
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