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目標達成に欠かせない勝点3を懸けてFC東京と横浜FMが激突 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 第16節

2017年11月24日

目標達成に欠かせない勝点3を懸けてFC東京と横浜FMが激突 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 第16節

EAST第16節の注目試合
FC東京U-18 vs 横浜F・マリノスユース

高円宮杯U-18プレミアリーグEASTは、約1カ月半の中断期間を経て、再開戦となる第16節を11月25日(土)と26日(日)に行います。3位のFC東京U-18(東京)は25日に10位の横浜F・マリノスユース(神奈川)と対戦します。

最終クールを迎えるプレミアリーグ。EASTの首位争いは清水エスパルスユース(静岡)、青森山田高校(青森)、FC東京に絞られています。残留争いもし烈で、勝点6差の中に6チームがひしめく大混戦となっています。

FC東京はプレミアリーグの中断期間中にディフェンディングチャンピオンとして2017Jユースカップ第25回Jリーグユース選手権大会に臨みました。順調にトーナメントを勝ち進みましたが、準々決勝で京都サンガF.C.U-18に敗戦。ベスト8で大会を去ることになりましたが、佐藤一樹監督は「Jユースの敗戦から前を向いてやってくれている」と現在のチーム状況を語り、「今回、敗退してもう一回自分たちの足下を見つめ直し、地に足を着けて頑張っていく大切さを学べた。プラスのエネルギーと言うか、リバウンドメンタリティーを出せるかどうかは選手の価値になってくる。そのへんは僕も楽しみに、反応を見たい」と期待を寄せます。さらに「いつも週末のゲームに向けての準備が多かったので、今回は2週間空いたことでしっかりといいトレーニングができた」と終盤戦に向けて準備万端な様子です。

一方の横浜FMは、第14節の鹿島アントラーズユース(茨城)戦で連敗をストップさせ、西谷冬樹監督が「内容的には悪くなかった」と振り返る青森山田高校(青森)戦を終え、リーグ中断を迎えました。チーム状態が上向きつつある中でJユースカップが開幕するも、1回戦で湘南ベルマーレユースに敗戦してしまいます。中断期の約1カ月は西谷監督が「プレミアに向けてトレーニングマッチを繰り返していた」と言うように毎週末に大学生との練習試合を組み、リーグ戦のリズムを継続。こちらも良い状態でプレミアリーグ再開戦を迎えそうです。

対照的なシーズンを過ごしている両チームですが、前期の対戦では3-2で横浜FMが勝利しています。「テクニカルでクオリティーの高い選手の集まり。一瞬でも隙を見せたら個でやられてしまう選手もいる」と佐藤監督が警戒するのは個性豊かな攻撃陣です。堀研太選手(MF #7)など個の力で状況を打開できる選手に加え、FIFA U-17ワールドカップインド2017に参戦した椿直起選手(MF #24)と棚橋尭士選手(FW #26)の2年生コンビも戦列に復帰。厚みの増した攻撃力を武器に降格圏脱出を狙います。

FC東京は、並行して戦うJ3リーグもあり、メンバーを入れ替えながらもシーズンをとおして上位をキープしています。「総合力で今の状況にいる。残り3試合は総仕上げになればいい」と佐藤監督。チームで積み重ねてきた経験を生かし、チーム力で逆転優勝を目指します。

監督・選手コメント

佐藤一樹 監督(FC東京U-18)
ラスト3節で優勝の可能性を残している状況にいることは喜ばしいことです。このようなシチュエーションは選手にとっても大事なこと。張りのある状況でプレーできることを選手たちは楽しんでほしいですし、その経験を通して成長してくれればいいと思っています。このシチュエーションを選手たちがいい形に変えてくれればと思います。マリノスは前回の対戦で負けていますし、本当にリスペクトしているチームです。気の抜けない戦いになりますが、タフでスピーディーな戦いができればいいと思います。

FW #13 吉田和拓 選手(FC東京U-18)
僕たちのストロングポイントは誰が出場しても戦える選手層の厚さです。個人的にはフィジカルを生かしたボールキープや力強い突破からシュートの回数を増やして得点を奪いたいと思います。ゴール前でのシュートの意識や思い切りの良さは個人としてもチームとしてもまだ足りないので、一人ひとりが高い意識を持って得点にこだわっていきたいです。

西谷冬樹 監督(横浜F・マリノスユース)
ここまではもったいないゲーム、惜しいゲームが多かったように感じます。鹿島戦で踏みとどまり、青森山田戦も内容的には悪くなかったので、何とかここ3戦で残留に向けて頑張りたいと思います。個性の強い選手が多いので、それぞれの特徴を出すことと、生かすことを期待しています。チャンスはつくれているので、そのチャンスを決めることが本当に大事になります。FC東京は力があるし、球際も強い。大人のサッカーというか、しっかりとサッカーをしてくるチームです。そこに対して球際、競り合いの意識を持った上で自分たちの良さを出していきたいと思います。

DF #5 澤田章吾 選手(横浜F・マリノスユース)
自分の特徴は誰よりもタフに戦うことができるところです。また、チームがうまくいっていないときに声で盛り上げてチームを立て直すことも自分の特徴だと思っています。次の試合ではチームの勝利のために、キャプテンとして全力で戦いたいです。特にFC東京は球際など細かいところでも全力で戦ってくるので、自分たちの目標であるタフに戦うことができれば、勝利することができると考えています。残り3試合、全部勝って、残留したいです。

FC東京U-18 vs 横浜F・マリノスユース
日時:11月25日(土) 15:00キックオフ
会場:東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)
アクセス:●西武新宿線「花小金井駅」より西武バス「錦城高校前」下車、徒歩約1分
●西武新宿線「小平駅」より徒歩約20分

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 次節 第16節 スケジュール

11月25日(土)
11:00 青森山田高校 vs 鹿島アントラーズユース(青森山田高校)
13:00 大宮アルディージャユース vs 清水エスパルスユース(東洋大学朝霞キャンパスグランド)
15:00 FC東京U-18 vs 横浜F・マリノスユース(東京ガス武蔵野苑多目的グランド/人工芝)
11月26日(日)
10:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 京都サンガF.C. U-18(浦和駒場スタジアム)
11:00 市立船橋高校 vs 柏レイソルU-18(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

全国を東西各10チームずつのブロックに分け、年間を通しホーム&アウェイ形式で合計18試合を戦い東西の王者を決定する。両者が相撃つチャンピオンシップで真のU-18年代王者を決定する大会。

大会期間:2017年4月8日(土)~2017年12月10日(日)
日程・結果、順位表など大会情報はこちら

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