JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 > 最新ニュース一覧 > 中位からの巻き返しを狙うガンバ大阪ユース 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

ニュース

中位からの巻き返しを狙うガンバ大阪ユース 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

2017年06月29日

中位からの巻き返しを狙うガンバ大阪ユース 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

前期、残り3試合で巻き返しを狙うのが5位のガンバ大阪ユース(大阪)です。毎年、コンスタントに上位争いに顔を出すWEST屈指の強豪ですが、今季はここまで2勝2分2敗。第4節以降は白星から見放され、苦しい試合が続いています。

第4節の阪南大学高校(大阪)は相手を上回るシュートを打ちながら、1対1のドローに。前節の東福岡高校(福岡)戦は相手に先制点を許しながらも、後半に入って白井陽斗選手(FW ♯10)と松下亮太選手(FW ♯9)のゴールで一度は逆転。しかし、残り10分を切ってから2点を許し、勝点3を逃すなど、勝ち切れない試合が続いていますが、實好礼忠監督は「1節ごとに球際や攻守の切り替えの速さなどたくましさを感じますし、ゴールに向かっていく姿勢も出てきている」と手応えを口にします。

「少しずつ個々の力とチームワークがレベルアップできていると思う」と白井選手が言うように、選手もプレミアリーグで真剣勝負をこなすうちに、自信をつかみつつあります。特に「攻守一体」をテーマに掲げるチームのスタイルは成熟が進んでおり、主将の奥井大貴選手(DF ♯2)らを中心としたボール奪取から素早くゴールを目指す攻撃は迫力十分。「大津戦では、自分の守備からボールを奪い、得点をマークしたい」と意気込む白井選手に加え、岩本翔選手(MF ♯25)や奥野耕平選手(MF #15)ら2年生の成長も著しく、ゴールラッシュの期待十分です。

一方で課題と言えるのは、緩急をつけた攻撃。「ゴールに向かう意識が強すぎて、攻め急ぎ過ぎている。次のステップとして、素早く攻めるところと落ち着いてボールを動かすところと判断を使い分けるようになってほしい」と實好監督が話すように、相手ゴールにチャレンジする回数が多い分、ボールを奪われてピンチに陥る場面も少なくありません。今後は試合の状況に応じて、攻撃方法を上手く使い分ける判断力が問われます。

7月1日(土)に行われる第7節は、7位の大津高校(熊本)と対戦します。昨季のアウェイゲームでは、0-3で大敗した相手とあり、桑原瑠真選手(GK #1)は「奪ってから、ゴールを決めるまでが速く、縦パスやロングボールが多いイメージがある。なので、リスク管理やファーストプレスのコーチングを徹底したい」と警戒心を強めます。

白井選手が「大津は低いラインでボールを奪っても、ゴールにつながる縦パスを入れてくる印象があるので、いつも以上に球際を強くいきたい」と分析するように、球際での勝負が試合のポイントになりそうです。一方、實好監督が「球際は負けてはいけない部分だけど、うちは球際での勝負をつくらずボールをさばいていくのが強みのチーム。両方をうまく発揮して戦っていきたい」と口にし、ガンバらしさを押し出すことも勝点3を奪うために忘れてはいけない要素です。

「最後は笑っていられる順位にいたい」と白井選手が言えば、「タイトルを獲りたい」と奥井選手が続けます。上位争いに加わるためにも、今節こそは勝点3を手にするつもりです。

ガンバ大阪ユースの日程や選手情報はこちら

監督・選手コメント

實好礼忠 監督(ガンバ大阪ユース)
今は選手みんなのゴールに対する意識が高く、良いチャレンジが積極的にできています。前節の東福岡高校戦も残念ながら負けてしまいましたが、相手の強みであるサイド攻撃に対してうまく対応できていたと思いますし、うちらしい良い形で2点も取れました。皆がファイトできていましたし、決して悲観する内容ではありません。大津は攻守ともに隙の無いチーム。相手がどうこうというよりも、自分たちが積み上げてきた内容を発揮し、勝点3を狙います。

GK #1 桑原瑠真 選手(ガンバ大阪ユース)
僕たちのストロングポイントは「攻守一体」となった戦い方です。守備では、ボールを失ってからの切り替えの速さや球際で絶対に負けない意識が強く、特にゴール前では全員が身体を張って、粘り強く守ります。攻撃はパスワークでの崩しやサイド攻撃に自信があります。ただ、今年のチームは他チームと比べて、技術面やフィジカル面など劣っている部分が多いように感じます。個人個人が成長すれば、組織としても成長すると思うので、プレミアリーグを通じて個人のレベルアップをしていきたいです。

大津高校 vs ガンバ大阪ユース
日時:7月1日(土) 10:00キックオフ
会場:大津町運動公園球技場
アクセス:●JR豊肥本線「豊肥大津駅」下車、タクシーで約10分

プレミアリーグEAST 第7節 7月1日(土)・7月2日(日)

7月1日(土)
15:00 柏レイソルU-18 vs 市立船橋高校(日立柏総合グランド/人工芝)
15:00 横浜F・マリノスユース vs FC東京U-18(日産フィールド小机)
7月2日(日)
11:00 鹿島アントラーズユース vs 青森山田高校(県立カシマサッカースタジアム)
16:00 清水エスパルスユース vs 大宮アルディージャユース(清水ナショナルトレーニングセンター/J-STEP)
16:00 京都サンガF.C. U-18 vs 浦和レッドダイヤモンズユース(京都サンガF.C. 東城陽グラウンド)

プレミアリーグWEST 第7節 7月1日(土)

7月1日(土)
11:00 アビスパ福岡U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(福岡フットボールセンター)
17:00 セレッソ大阪U-18 vs 阪南大学高校(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 神戸弘陵学園高校(いぶきの森球技場)
18:00 東福岡高校 vs 米子北高校(東福岡高校)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

2017/4/8(土)~2017/12/10(日)
大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー