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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 一戦必勝の覚悟で臨む神戸弘陵とC大阪

2016年09月29日

高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 一戦必勝の覚悟で臨む神戸弘陵とC大阪

WEST第15節の注目試合
神戸弘陵学園高校 vs セレッソ大阪U-18

高円宮杯U-18プレミアリーグWEST第15節を10月1日(土)と2日(日)に開催します。今節の注目試合は神戸弘陵学園高校(兵庫)とセレッソ大阪U-18(大阪)の一戦です。

ホームの神戸弘陵は前節、大津高校(熊本)を2-1で下すなど、ここ5試合で2勝2分け1敗と調子を上げています。もともとチームの持ち味だった豊富な運動量に加えて、シーズン終盤はゴールを奪い切る力も身につけ、Jクラブのユースチームと対等に渡り合っています。今節は2位のC大阪が相手とあって、「難しい試合になると思う」と谷純一監督。同時に、「このタイミングで上位チームと戦えるのはうれしい。自分たちが成長したかを確かめる絶好の機会」と週末を心待ちにしています。チームはこの試合の後、高校サッカー選手権の県予選に突入。いい形で予選に臨むためにも、C大阪戦で勝点獲得を狙います。

対するC大阪は、前節に引き続き、村田一弘監督がイングランドで研修を受けているため、代理として田島一樹コーチが指揮を執ります。前節は高体連の強豪・東福岡高校(福岡)に3-0で完勝。U-16日本代表に帯同しているメンバーが多い中、選手個々のアピールしようとする姿勢が結果につながっています。現在、首位を走るサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)とは勝点6差。「WESTで優勝するためには、残りの4試合全てに勝つしかない。最後は選手の『次のステージにいきたい』という気持ちがものを言うと思う」と田島コーチは語ります。

連勝を懸ける両者の一戦は、みきぼうパークひょうご 第1球技場にて、13時にキックオフします。

監督・コーチ・選手コメント

谷純一 監督(神戸弘陵学園高校)
残留に一歩でも近づくため、この一戦も着実に勝点を積み上げていきたいと思います。C大阪はWESTの中でもよく走るチームですので、われわれも攻守に走り負けないことが重要になります。あとはきちんと考えてプレーすること。感覚で戦っても守り切れないのでピンチを察知して素早く動き、チャンスになりそうな場面ではチームとして前に向かうことが不可欠だと思います。前回対戦時はチーム力、個人の差を感じました。相手の長所を抑えながら、少ないチャンスをものにしたいと考えています。

谷後滉人 選手(神戸弘陵学園高校)
90分間を通して走り続け、粘り強い守備から攻撃に移ることが自分たちの長所です。今回の一戦も、和衷協同(心を同じくして、力を合わせること)の精神でホームの大応援団とともに戦いたいと思います。チームとして、全員守備、全員攻撃を90分間維持できるかがポイントになるので、僕も勝利のために一番走りたいと思います。プレミアリーグ残留を懸けた試合が続くので、神戸弘陵のプライドを持ち、一戦必勝で戦います。

田島一樹 コーチ(セレッソ大阪U-18)
これまで積み上げてきたアグレッシブな攻撃と守備を再度徹底して、今週末の試合に臨みたいと思います。U-16日本代表に招集されていることで数人が不在ですが、春から続いていたことです。チーム全体がモチベーション高く競争する要因になっていますし、ここにいる選手たちでベストを尽くせばいい。前節の東福岡戦(〇3-0)も数人の主力を欠いていましたが、出場した選手たちはいいプレーを見せてくれました。彼らは「レギュラーがいない」とは思っていないはずですし、今回もできることをやるだけです。

神戸弘陵学園高校 vs セレッソ大阪U-18
日時:10月1日(土) 13:00キックオフ
会場:みきぼうパークひょうご 第1球技場
アクセス:●神戸電鉄栗生線「緑が丘駅」から神姫ゾーンバス防災公園線「防災公園前」下車

プレミアリーグWEST第15節

10/1(土)
15:00 ガンバ大阪ユース vs サンフレッチェ広島F.Cユース(ガンバ大阪グラウンド)

10/2(日)
10:00 大分トリニータU-18 vs ヴィッセル神戸U-18(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
11:00 東福岡高校 vs 京都サンガF.C.U-18(東福岡高校)
11:00 大津高校 vs 名古屋グランパスU18(熊本県民総合運動公園補助競技場)

ガンバ大阪ユース(大阪)はホームでサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と対戦、この一戦で勝点3を獲得できなかった場合、G大阪のWEST優勝はなくなります。現在、10位に沈む大分トリニータU-18(大分)は、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)戦で是が非でも勝点を積み重ねたいところです。8位の大津高校(熊本)と、勝点2差でその大津を追う名古屋グランパスU18(愛知)の対決も見もの。第5節以来、勝利から遠ざかっている名古屋は、前回対戦時(●3-4)のリベンジを果たすことができるでしょうか。東福岡高校(福岡)のホームに乗り込む京都サンガF.C.U-18(京都)も、9位の名古屋とはわずかに勝点2差。第13節以降、神戸、G大阪など上位陣とのゲームが続きますが、粘り強く戦う姿勢が求められます。

JFA-TV

第15節を前に、第14節ダイジェスト映像をお届けします。

その他日程など大会情報はこちら

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