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高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 C大阪が初優勝 !

2015年12月29日

高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 C大阪が初優勝 !

高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会は12月28日(月)、味の素フィールド西が丘で決勝を行い、ガンバ大阪ジュニアユース(関西3)との延長戦にもつれ込む激闘を制したセレッソ大阪U-15(関西2)が、大会初優勝を飾りました。

決勝

セレッソ大阪U-15 3-2(前半2-0、後半0-2、延長前半0-0、延長後半1-0) ガンバ大阪ジュニアユース

初の決勝に臨むC大阪と、3年ぶりの頂点を狙うG大阪による“大阪ダービー”。ここまで4試合で、C大阪は13得点1失点、G大阪は17得点1失点と、ともに高い攻撃力と堅守を誇ってきただけに、その勝負の行方は注目を集めました。

前半、ペースを握ったのはC大阪。出足の鋭い守備で相手に圧力を掛けていきます。18分、谷本駿介選手がボールを奪うと、ショートカウンターからパスを受けた鈴木冬一選手が一人をかわして左足を一閃。シュートは右サイドネットを揺らしました。この先制点でC大阪が流れを呼び込むと、その後もG大阪を圧倒します。前半終了間際の39分には、CKの流れから相手のクリアボールを西尾隆矢選手がダイレクトで捉え、追加点を挙げました。

一方、後手に回ったG大阪も鴨川幸司監督がハーフタイムに「3年間やってきたことを出し切って、自分たちのサッカーで絶対に優勝するぞ」と選手たちを鼓舞すると、チャンスを増やしていきます。44分、右サイドの岡治秀明選手が中央へと浮き球のパスを送ると、足立翼選手がダイレクトでループシュートを放ち、GKの頭上を抜きます。後半立ち上がりの得点で息を吹き返したG大阪は、この後も中盤のボールをものにして試合の主導権も掌握。粘り強く戦うC大阪を崩し切ることはできずに迎えたアディショナルタイム、劇的なゴールにつなげました。G大阪は、相手ゴール前で立て続けにシュートを浴びせると、最後は食野壮磨選手が中央から右足を振り抜き、同点弾をマーク。80分間での戦いを終え、土壇場で振り出しに戻った試合は、延長戦での決着となりました。

延長戦では、互いに疲労も見られる中、両チームの選手たちは足を止めず、果敢に相手ゴールへと迫っていきます。92分、C大阪にビッグチャンスが訪れます。中盤で相手のボールをインターセプトすると、中央の鈴木選手を経由したボールは右サイドの奥村仁選手へ。奥村選手は鋭い切り返しから左足を一閃、これがゴールに突き刺さります。G大阪も最後の最後まで走り続けますが、一歩及ばず。両者が力を出し切った総力戦は3-2で決着し、C大阪が初優勝を飾りました。

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監督・選手コメント

大畑開 監督(セレッソ大阪U-15)
チームには技術や戦術理解度の高い選手も多いですが、こういう厳しい戦いで何をできるかが重要だといつも話してきて、しっかりと出し切ってくれました。夏のクラブユース選手権で悔しい思いをして以降、「本気で勝利を目指す」という、最も大切なものを示してくれました。そういうがむしゃらな姿を見せてくれたことが、今大会を通しての一番の成長だと思います。彼らには可能性があると思いますし、この先も満足することなく成長していってもらいたいと思います。

鈴木冬一 選手(セレッソ大阪U-15)
決勝で絶対にゴールを奪うと誓っていたので、先制点を決められてうれしかったです。両親も見守ってくれて、ここまで育ててくれたことに本当に感謝しています。それに姉は初戦から一人で応援に駆け付けて来てくれて大きな力になりました。今大会は、手術をしている仲間と、ケガで来られなかったメンバーのユニフォームをベンチに飾り、一緒に戦っていました。彼らの応援が励みになりましたし、結果を残せて良かったです。

奥村仁 選手(セレッソ大阪U-15)
決勝点を奪い、優勝が決まった瞬間の気持ちは、うれしすぎてあまり覚えていません。チームメートと「絶対に優勝する」と誓い合っていたので達成できて良かったです。2年生として大会に出場して、正直なところ、そのプレッシャーもありましたが、コーチにも「思い切ってやってこい」と送り出してもらい、最後の場面でゴールを決めることができました。3年生とはこれで最後(の試合)になりました。僕はいじられてばかりですが、みんな優しくて良い先輩たちでした。

谷晃生 選手(ガンバ大阪ジュニアユース)
今大会を通して「1点の重み」を学びました。ここまでは少ない失点で勝ち進んできましたが、決勝は最初に失点してから流れが悪くなってしまいました。逆に後半は、こちらも慣れてきて、1点を返してから自分たちのリズムにすることができました。ただ、前半で改善できなかったことが課題だと思います。C大阪が優勝トロフィーを掲げる姿を見ていて本当に悔しかったですし、この悔しさをバネにして頑張り、ユースでは“倍返し”したいと思います。

JFA-TV

決勝 セレッソ大阪U-15 vs ガンバ大阪ジュニアユース

高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会

2015年12月19日(土)~12月28日(月)
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