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鹿島、初のACL決勝進出をかけて水原三星と対戦~AFCチャンピオンズリーグ2018~

2018年10月01日

鹿島、初のACL決勝進出をかけて水原三星と対戦~AFCチャンピオンズリーグ2018~

アジアクラブNO.1のタイトル獲得を目指す鹿島アントラーズは10月3日(水)、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018で初の準決勝に臨み、決勝進出をかけてホームの茨城県立カシマサッカースタジアムに韓国の水原三星ブルーウィングスを迎えます。準決勝第2戦は10月24日(水)にアウェイで行われます。

初のACL決勝進出をかけて鹿島が今回ホームに迎えるのは、韓国の水原三星ブルーウィングスです。

今大会グループステージ以来の顔合わせで、初戦となった2月にはアウェイで鹿島が2-1と勝利を収めたものの、4月の最終節ではグループ首位に立っていた鹿島がホームで0-1の黒星を喫し、首位通過を許した相手です。

その後、水原はラウンド16で蔚山現代(韓国)を2戦合計3-1で破って8強へ進出。準々決勝では2度のACL優勝経験チームで現在もKリーグで首位を快走する全北現代(韓国)と対戦し、8月29日(水)のアウェイ第1戦を3-0、9月19日のホーム第2戦を0-3で、延長の末にPK戦を4-2で勝ち抜いて、2011年大会以来のベスト4に駒を進めて来ました。

しかし、ソ・ジョンウォン監督が準々決勝の全北戦を前にリーグ戦成績不振の責任を取って辞任。チームはイ・ビョンクン監督体制に移行したものの、国内リーグでは現在5位。9月に入ってのリーグ6試合と前出のACL 1試合の7試合を4分け3敗と苦戦が続いています。

ただ、9月29日(土)の蔚山とのリーグ戦では、この7月にサラエヴォから移籍加入したボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFエルヴィス・サリッチ選手が2得点を挙げて、連続無得点試合を6戦で止めました。

また、元モンテネグロ代表FWデヤン・ダミヤノヴィッチ選手は、前回4月の鹿島戦での決勝ゴールや準々決勝の全北戦での2得点など、今大会10戦7得点と好調です。FCソウル在籍中には2013年に準優勝し、今回は2016年以来の4強入りで自身初のアジアタイトル獲得へ「100%以上フォーカスしている」と意気込みを見せています。

3日(水)のACL準決勝第1戦ではMFイ・ジョンソン選手を累積警告による出場停止で欠くものの、今夏の移籍で韓国代表MFパク・ジョンウ選手と元U-23韓国代表のMFハン・イグウォン選手を獲得し、新たな戦力として活躍しています。

カシマスタジアムは水原にとって、グループステージ最終戦で勝利してグループ首位通過を決めた場所です。今大会、シドニーFC(オーストラリア)や上海申花(中国)、そして全北現代との対戦でもホーム以上にアウェイで力を発揮してきています。

勝てば初の決勝進出と、ACL前身の2001-2002シーズンのアジアクラブ選手権連覇以来のタイトル獲得へ大きなアドバンテージとなるだけに、日本クラブとの対戦に新たな闘志を抱いて乗り込んでくるでしょう。

勢いのある鹿島

一方、鹿島は9月9日のJリーグYBCルヴァンカップ以降、ここまで公式戦6連勝と絶好調で、Jリーグでも週末のアウェイ神戸戦に5-0で快勝して3位に浮上しています。

今大会ではグループステージ2位通過の後、ラウンド16で上海上港(中国)に2戦合計4-3で勝利し、準々決勝では天津権健(中国)をホーム2-0、アウェイ3-0で下して初のベスト4に進出しました。

今回の水原戦では、MFレオ・シルバ選手が累積警告で出場停止ですが、日本代表にも選ばれたMF三竿健斗選手やMF永木亮太選手が健在です。

また、前回の水原戦を含めてグループステージでは、鹿島はチームに負傷者を多く抱えながら若手を積極的に起用して戦い、その若手がチームの戦力として力を発揮するようになっています。

その一人のDF犬飼智也選手は、今夏鳥栖から加入したDFチョン・スンヒョン選手と連動して守備に安定感をもたらし、チームは9月26日の天皇杯ラウンド16広島戦(延長2-0勝利)以降3試合連続完封勝利を続けています。

攻撃でも、FW鈴木優磨選手がリーグ戦3試合連続得点をマークし、今夏加入したブラジル人FWセルジーニョ選手も個人技に加えて周りとの連係もアップしています。MF遠藤康選手は、切れのあるプレーと精度の高いパスで存在感を出し、チームを牽引しています。

チームは8月下旬から連戦が続く厳しい日程で、水原戦へもコンディショニングが鍵になりそうですが、試合ごとにメンバーを替えても、固い守備から展開する連動した攻撃は変わらずに冴えており、チームとしての自信が感じられます。

両者のここまでの通算対戦は2勝2分2敗の互角ですが、連勝での勢いを活かして、ホーム先勝で優位に進めたいところです。

10月3日(水)の試合は、茨城県立カシマサッカースタジアムにて19時キックオフの予定です。

なお、西地区の準決勝はカタールのアルサッド対イランのペルセポリスの対戦で、第1戦が10月2日(火)、第2戦が同23日(火)に行われる予定です。

大会期間:2018年1月30日(火)~2018年11月10日(土)

準決勝 第1戦
10/3(水) 19:00キックオフ
鹿島アントラーズ(日本) vs 水原三星ブルーウィングス(韓国)
会場:茨城県立カシマサッカースタジアム

準決勝 第2戦
10/24(水) 19:00キックオフ
水原三星ブルーウィングス(韓国) vs 鹿島アントラーズ(日本)
会場:水原ワールドカップスタジアム

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