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C大阪はホームで0-0ドロー、鹿島はアウェイで初勝利 ~ACLグループステージ第2節~

2018年02月22日

C大阪はホームで0-0ドロー、鹿島はアウェイで初勝利 ~ACLグループステージ第2節~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018のグループステージ第2節が2月21日(水)に行われ、グループGのセレッソ大阪はホームで中国の強豪、広州恒大とスコアレスドローでしたが、グループHの鹿島アントラーズは韓国で水原三星ブルーウィングスを2-1で下し、今季初勝利で首位に立ちました。

先週の初戦をアウェイの韓国で済州ユナイテッドに勝利したC大阪。ホームでの初戦に連勝の期待がかかりますが、3度目の大会制覇を狙う広州の積極的な攻撃に、前半、C大阪は苦戦します。

広州はボールを奪うと素早く前線へ展開。元ブラジル代表FWリカルド・グラル選手を中心に、ブラジル人FWアラン選手、中国代表のFWガオ・リン選手とMFジョン・ロン選手の4人が流動的に動きながらC大阪の守備に揺さぶりをかけ、ゴールに迫ります。14分にアラン選手、10分後にはガオ選手に決定的なシュート場面を作られましたが、C大阪GKキム・ジンヒョン選手が好反応で阻止しました。

C大阪は「コンディションとローテーション、相手の背の高さを考慮して」(尹晶煥監督)、2トップにFW山村和也選手とFWヤン・ドンヒョン選手を先発起用しましたが、なかなか動きが噛み合わず、中盤でボールを失うミスも重なって、攻撃のペースを掴めません。それでも23分にMFソウザ選手が右足でゴールを狙いましたが、相手GKに止められました。

後半、動きが落ちてきた広州に対して、中盤でボールを拾えるようになったC大阪は、ボールを繋いで攻めのリズムを掴みます。75分、加入後初先発したFW高木俊幸選手に代わってFW柿谷曜一朗選手を投入すると攻撃が活性化。柿谷選手は78分と82分にはドリブルで仕掛けてペナルティエリアに切り込み、相手ゴールを狙います。

さらに83分にFW杉本健勇選手を送り込むと、その5分後には柿谷選手の左クロスにゴール前に入った杉本選手が頭で合わせ、ビッグチャンスを作り出します。しかし、シュートは相手GKに弾き出され、あと1歩のところでゴールはなりませんでした。

試合はスコアレスドローに終わりましたが、C大阪は勝点を4に積み上げて首位をキープ。グループGのもう1試合で、済州がタイでブリーラム・ユナイテッドに2-0で勝って初の勝点3を獲得して2位に浮上し、2試合で勝点2の広州恒大が3位、勝点1のブリーラムが4位です。C大阪は次節3月6日(火)にアウェイでブリーラムと対戦します。

鹿島、金崎選手が2得点

先週の初戦をホームで中国の上海申花に1-1で引分けていた鹿島は、アウェイで水原戦に臨み、FW金崎夢生選手の2ゴールで勝点3を手にしました。

鹿島は、体調不良で前節の出場を見送った金崎選手、GKクォン・スンデ選手、DF山本脩斗選手が今季初先発。前半8分、左サイドの鈴木優磨選手からのパスをMF遠藤康選手が中へ折り返すと、金崎選手が右足で流し込んで先制します。59分にも、CKの流れから鈴木選手が放ったヘディングシュートを金崎選手がゴール前で押し込み、2-0にしました。

予選プレーオフを経て出場し、前節アウェイでのシドニーFC戦に勝利して首位スタートを切っていた水原は、前半25分にPKの機会を得ますが、FWデヤン・ダムヤノビッチ選手のキックをGKクォン選手が阻止。鹿島は試合終了直前にMFクリストバム選手に得点を許しますが、失点をこの1点に抑えて、今季初勝利を手にしました。

これで勝点を4とした鹿島はグループH首位に浮上。水原は2位に後退し、この日、ホームでシドニーFCに2-2で引分けた上海申花は勝点2で3位、勝点1を得たシドニーは4位です。鹿島は次節3月7日(水)にオーストラリアでシドニーFCと対戦します。

監督・選手コメント

尹晶煥 監督(セレッソ大阪)
今季初のホームでの試合に多くのファンに来てもらい、たくさんの力を貸してもらいましたが、勝利で終われずに残念です。チャンスを作ってもゴールにつなげることができなかったのが引分けの要因です。前半はいつも出ないミスが出ましたが、失点にはつながらず、守備は無失点で良かったと思います。今日の2トップは、思ったよりも呼吸が合わないところもありましたが、悪くはなかったですし、可能性は見出せました。杉本選手と柿谷選手も良い姿勢を見せてくれて、これから全員が良いコンディションでやってくれれば良くなると感じました。勝点1は良い方へ捉えて、次の試合へ繋げていきたいです。ACLとJリーグを並行しての戦いですが、最善を尽くして戦いたいと思っています。

MF 水沼宏太 選手(セレッソ大阪)
失点ゼロで抑えることができましたし、負けなかったのは良かったと思います。前半は行ったり来たりして、落ち着かせることができずにバタバタしてしまいました。点を獲れるところで獲れるかどうかが大事だと感じました。

FW 柿谷曜一朗 選手(セレッソ大阪)
みんなが粘って走ってくれましたし、僕のサイドはそんなに強さもなくて球際も緩かったので、最後は仕留められればよかったのですが。皆に申し訳ないです。ただ、広州恒大はアジアの中でも1、2位を争うクラブで、ここまでできると思っていなかったので、自信がつきました。過信や満足せずにやっていきたいです。0-0は悪くありません。

ファビオ・カンナバーロ 監督(広州恒大)
ここ2試合で勝点2しか獲れていないことには満足していません。しかし、我々はクオリティのあるプレーを見せていますし、守備、中盤、前線のそれぞれの距離感も試合ごとに良くなっています。チャンスも多く作って、今日は0-0でも自分たちの強さを見せました。我々の方が相手より良かったと思っているので、心配していません。

大会期間:2018年1月30日(火)~2018年11月10日(土)

次節の試合情報
3/6(火) 19:30キックオフ
グループE 柏レイソル (日本) vs 傑志 (香港)
TV放送:日テレNEWS24(19:15-21:30)

3/7(水) 19:00キックオフ
グループF 川崎フロンターレ (日本) vs メルボルン・ビクトリー (オーストラリア)
TV放送:日テレジータス(18:45-21:00)

3/6(火) 18:00キックオフ
グループG ブリーラム・ユナイテッド (タイ) vs セレッソ大阪 (日本)
TV放送:日テレジータス(19:45-22:00)

3/7(水) 19:30キックオフ
グループH シドニーFC (オーストラリア) vs 鹿島アントラーズ (日本)
TV放送:日テレNEWS24(17:15-19:30)

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