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阪南大高と東福岡の熱戦はドロー 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 第11節

2017年09月04日

阪南大高と東福岡の熱戦はドロー 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 第11節

ピックアップマッチ

阪南大学高校 1-1(前半1-1、後半0-0)東福岡高校

高円宮杯U-18プレミアリーグWESTは9月2日(土)と3日(日)に第11節が開催され、大阪のJ-GREEN堺で阪南大学高校(大阪)と東福岡高校(福岡)が対戦しました。

開始早々に先手を奪ったのは、阪南大高でした。「立ち上がり10分は積極的に仕掛けて、1点取れればと考えていた」(濱田豪監督)との狙い通り、キックオフと同時に仕掛けると、2分に「監督から積極的に仕掛けて行けと言われていた」と振り返る和田育選手(FW ♯23)が強引な突破でゴール前まで進出。GKをかわして送ったパスを中村成龍選手(MF ♯19)が決めて、先制に成功しました。

阪南大高は幸先の良いスタートを切ったものの、ここから「失点を怖がって、守備が引きすぎてしまった」(濱田監督)ため、高い位置でボールが奪えず、東福岡にパスを回される時間が続きます。それでも押し込まれながらも要所を抑え、失点を回避し続けましたが、36分に井本寛次選手(MF ♯17)に右サイドを崩されると、ゴール前に上がったクロスを守田怜司選手(FW ♯9)にヘディング弾を決められ、同点に追いつかれました。

後半も最初のチャンスは阪南大高でした。48分にドリブルで相手陣内まで攻め込んだ和田選手が強烈なシュートを放ちましたが、東福岡の松田亮選手(GK ♯31)のセーブに阻まれました。以降も、阪南大高は追い風を利用し、鋭いカウンターを何度も繰り出しましたが、和田選手と村岸俊吾選手(FW ♯10)が放った2本のシュートがクロスバーに阻まれるなど、勝ち越し点が奪えません。一方で守備の時間が続いた東福岡も、26分に福田湧矢選手(MF ♯10)のミドルシュートがクロスバーに直撃するなど、両者ともに勝ち越し点が奪えないまま時間が経過。終了間際の80+3分には阪南大高に再び決定機が訪れ、中央を抜け出した和田選手から右サイドへボールが展開し、東野舜馬選手(MF ♯30)がフリーでゴールを狙いましたが、左ポストに阻まれ、そのままタイムアップ。最後まで目が離せない熱戦は、勝点1を分け合う結果となりました。

監督・選手コメント

濱田豪 監督(阪南大学高校)
前半に1点を奪ってからは、もっと失点してもおかしくない試合展開でした。1点でしのぎ切ることができたから、後半に良い流れを呼び込むことができたと思いますが、点を取るべきチャンスを活かせないのが今年の特徴。負け試合を引分けにして、引分けの試合を勝ちにするのがうちの強みだと思っているのですが、プレミアではそれがまったくできないのがもどかしい。ただ、悲観的になっても仕方がないので、来週に向けてまた準備していきます。

MF #19 中村成龍 選手(阪南大学高校)
早い段階で1点を取れたのは良かったのですが、前半のうちに追いつかれてしまったのが僕たちの弱さ。ゴールを奪ってからは守りに入ったのに、そこでしっかり守り切れなかったことが課題だと思うので、これから改善していきたいです。攻撃も決め切ることができていれば、勝てていた試合だったので、これから練習していきたいです。前期は守りを意識しすぎて攻める機会が少なかったのですが、後期は練習してきた通りの攻撃ができるようになってきたので、次こそは勝ちたいです。

森重潤也 監督(東福岡高校)
試合の入り方も悪かったですが、勝てなかったのは相手の勢いに対応し切れなかったことが原因だと思います。相手の方がスピードも勝っていましたし、相手の嫌なところを仕掛けきれませんでした。得点を奪ったサイド攻撃をもっとできれば良かったのですが、自分たちが使えなかったことが悔まれます。守備も今年の課題である不安定さを露呈し、もう一つ上を目指すのであれば、もっと力をつけなければいけないと感じる試合でした。

FW #9 守田怜司 選手(東福岡高校)
今日は前後半ともに試合の入り方が悪く、相手のペースに飲み込まれてしまいました。自分たちの狙うサッカーができず、悪い流れが続いていたので、今後は改善しなければいけません。ピンチもあったのですが、点を取るチャンスもあったので、勝ちたかった。引分けという結果はとても悔しいです。周囲から例年よりもレベルが低いと言われたり、悔しい思いをしながら、これまでやってきました。このままでは終われないので、次節以降は絶対に負けないように頑張りたいです。

その他の試合結果

ヴィッセル神戸U-18 1-1(前半0-1、後半1-0) サンフレッチェ広島F.Cユース
アビスパ福岡U-18 2-0(前半2-0、後半0-0) 米子北高校
神戸弘陵学園高校 2-4(前半0-2、後半2-2) 大津高校
ガンバ大阪ユース 1-2(前半0-1、後半1-1) セレッソ大阪U-18

首位のヴィッセル神戸U-18(兵庫)とその神戸を勝点1差で追う2位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)の一戦は、両者譲らず引分けに。最下位のアビスパ福岡U-18(福岡)は前後半に1点ずつマークし、米子北高校(鳥取)に勝利。順位を8位まで上げました。神戸弘陵学園高校(兵庫)とのアウェイゲームに挑んだ大津高校(熊本)は、9分に奪った水野雄太選手(FW ♯10)の先制点を皮切りに4点を奪い、今季初の連勝を達成。ガンバ大阪ユース(大阪)とセレッソ大阪U-18(大阪)の大阪ダービーは、山田寛人選手(FW ♯9)と中島元彦選手(MF ♯10)の得点により、C大阪が勝利しています。 

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグWEST 次節 第12節 スケジュール

9月9日(土)
16:30 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 東福岡高校(吉田サッカー公園)
17:00 セレッソ大阪U-18 vs 米子北高校(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
17:00 大津高校 vs 阪南大学高校(大津町運動公園球技場)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs アビスパ福岡U-18(いぶきの森球技場)
9月10日(日)
15:00 神戸弘陵学園高校 vs ガンバ大阪ユース(五色台運動公園『アスパ五色』メイングラウンド)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

全国を東西各10チームずつのブロックに分け、年間を通しホーム&アウェイ形式で合計18試合を戦い東西の王者を決定する。両者が相撃つチャンピオンシップで真のU-18年代王者を決定するという大会。

大会期間:2017年4月8日(土)~2017年12月10日(日)
日程・結果、順位表など大会情報はこちら

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