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浦和、FCソウルとの再戦で勝利へ ~ACLグループステージ第2節~

2017年02月27日

浦和、FCソウルとの再戦で勝利へ ~ACLグループステージ第2節~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017は2月28日(火)と3月1日(水)にグループステージ第2節を迎え、浦和レッズとガンバ大阪がホームで、鹿島アントラーズと川崎フロンターレがアウェイでの戦いに臨みます。浦和、G大阪と鹿島は連勝、川崎Fは初勝利で勝点の積み重ねを目指します。

浦和 vs FCソウル

先週の初戦で、2014年大会優勝のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に敵地で4-0の快勝を収めた浦和は、28日(火)にホームでFCソウルと対戦します。昨年のラウンド16でホームでの第1戦に1-0と先勝しながら、アウェイで追いつかれ、延長3-3の後にもつれ込んだPK戦で敗れた相手です。

ソウルはACLでは2009年の初出場以来5大会連続7回の出場で、全てノックアウトステージへ進出。2013年には準優勝、2014年と昨年はベスト4へ進出しています。

昨年の浦和との対戦で得点したFWアドリアーノ選手は移籍したものの、モンテネグロ出身FWデヤン・ダムヤノビッチ選手が健在。ソウル在籍通算7年で230試合以上に出場して135得点を挙げ、ここ数年のソウルの好調を支えてきました。

また、韓国代表DFクァク・テヒ選手、スペイン出身MFオスマール・バルバ選手、元FC東京のMFハ・デソン選手、FWユン・イルロク選手、元韓国代表でモナコやセルタ・ヴィゴなど欧州でも活躍したFWパク・チュヨン選手ら、強力な布陣を揃えています。

指揮官は昨年6月、中国の江蘇蘇寧へ移ったチェ・ヨンス監督に代わって、浦項スティーラーズからファン・ソンホン監督が就任。現役時代に韓国代表やセレッソ大阪、柏レイソルでも活躍したファン監督は就任数か月でチームをKリーグクラシック優勝に導きました。

ファン監督の下で本格始動となった今季、浦和とのプレシーズンマッチ(△1-1)を含めて調整を進め、3月5日(日)の国内リーグ開幕を前に始まったACLでは、ホームでの初戦で上海上港(中国)に0-1に敗れて黒星スタート。浦和戦には初勝利を求めて気合い十分で乗り込んで来ると考えられます。

浦和はシドニーでの初戦でFW興梠慎三選手、FW李忠成選手、DF槙野智章選手らが得点。帰国後の25日(土)のJリーグ開幕戦では横浜F・マリノスに2-3で惜敗しましたが、新加入のFWラファエル・シルバ選手が2得点。ACL初戦から2戦連続得点です。浦和はソウルに勝利して昨年の借りを返し、今後の戦いを優位に進めたいところです。

G大阪 vs 済州ユナイテッド

G大阪が3月1日(水)に対戦するのは、昨季のKリーグクラッシックで3位に入った済州ユナイテッドです。前年度優勝の全北現代モータースの今大会への出場停止処分を受けて、繰り上げでプレーオフ出場から本戦ストレートインを手にしました。ACLにはグループステージ敗退に終わった2011年大会以来2度目の出場で、今大会初戦ではホームで江蘇蘇寧に敗れました。

済州のチェ・スンフアン監督は2013年にアシスタントコーチとして古巣に戻り、2015年に監督へ昇格。その年の国内リーグで6位、昨季は3位に導いています。

ブラジル人FWマルセロ選手は、加入1年目の昨季のKリーグクラシックで11得点9アシストの活躍で、さらに今季はブラジル人MFマグノ・クルス選手、蔚山からフランス出身MFフレデリック・メンディ選手を獲得しました。

G大阪は、オーストラリアでの初戦でアデレード・ユナイテッドに3-0と勝利した後、中2日で迎えた25日(土)のJリーグ初戦はヴァンフォーレ甲府と引分け、ACLプレーオフから3試合負けなしです。

甲府戦ではMF今野泰幸選手が2試合連続ゴールとなる同点弾を決め、FW長沢駿選手もプレーオフのジョホール・ダルル・タクジム戦(○3-0)とアデレード戦で2試合連続得点です。済州とは2011年大会でも対戦し、アウェイでは1-2と敗れたものの、ホームでの第2戦に3-1で勝利しています。

鹿島、川崎Fはアウェイへ

ホームでの初戦で勝利した鹿島は、28日(火)にタイリーグ王者のムアントン・ユナイテッド戦に臨みます。

ムアントンは2013年大会以来の出場で、4年前の大会では1分5敗での敗退でしたが、今回はステージ突破を目指しています。

2月11日(土)に始まった国内リーグでは現在3戦3勝で、無失点をキープしている唯一のチームです。GKカウィン・タムサトチャナン選手、MFチャナチップ・ソングラシン選手、FWティーラシル・ダンダ選手らタイ代表経験者を多く擁し、今季は大宮でもプレーした韓国代表MFイ・ホ選手を全北現代から獲得。イ選手は2012年に蔚山、昨年は全北でACL優勝を経験しており、活躍に期待が寄せられています。また、元清水エスパルスのDF青山直晃選手が2015年から加入し、チームの最終ラインを固めています。

鹿島は気候など試合環境が大きく異なるアウェイでの戦いで勝点を積み上げるために、FC東京に敗れたリーグ戦からの気持ちの切り替えと素早い環境適応が求められています。

一方、川崎は、香港でイースタンSCとの対戦です。

昨季の香港プレミアリーグで優勝し、香港のクラブとして初のACL出場を決めました。アジアでの大会としては、1994年から3大会連続で出場したACL前身のアジアクラブ選手権、2009年のAFCカップ以来となります。

指揮官は2015-16シーズンから指揮を執るチャン・ユエンティン監督で、28歳ながらプロのリーグ優勝を達成した世界初の女性監督として注目を集めています。

チームは先週のACLデビュー戦で広州恒大(中国)と対戦。前半途中にDFワン・チーチュン選手が2度目の警告で退場となり、0-7で敗れました。国内リーグでは土曜日の試合にも勝って、11勝3分けと14戦負けなしでリーグ首位をキープしています。

オーストラリア出身DFジョシュ・ミッチェル選手、ブラジルMFディエゴ・モレイラ選手らを擁し、攻撃の中心はスペイン出身FWマニュエル・ブレンダ選手。タジキスタンのイスティコルで2015年AFCカップ決勝進出の経験があり、現在国内リーグで得点ランクトップの14ゴールをマークしています。

川崎は先週のACL初戦で水原三星ブルーウィングスと1-1で引分けた後、週末のリーグ戦で大宮にFW小林悠選手とMF中村憲剛選手の得点で2-0の勝利を収めました。その勢いを持ち込んでACL今季初勝利を掴みたいところです。

大会期間:2017年1月24日(火)~2017年11月25日(土)

グループE
2017年2月28日(火) 19:30キックオフ(予定)<現地時間>
スパチャラサイ国立スタジアム
ムアントン・ユナイテッド(タイ) vs 鹿島アントラーズ(日本)

グループF
2017年2月28日(火) 19:30キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ(日本) vs FCソウル(韓国)

グループG
2017年3月1日(水) 20:00キックオフ(予定)<現地時間>
旺角大球場
イースタンSC(香港) vs 川崎フロンターレ(日本)

グループH
2017年3月1日(水) 19:00キックオフ(予定)
市立吹田サッカースタジアム
ガンバ大阪(日本) vs 済州ユナイテッド(韓国)

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