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JFA 第20回全日本ビーチサッカー大会が開幕
2025年09月20日
JFA 第20回全日本ビーチサッカー大会が9月19日(金)、兵庫県の明石市大蔵海岸で開幕しました。大会初日には1回戦が行われ、全16チームがベスト8進出を目指して熱い戦いを繰り広げました。
前回大会王者のレーヴェ横浜(関東2/神奈川)は、開催地代表で、元サッカー日本代表の森岡亮太選手を擁するドーサルM.FC/アシヤと対戦しました。キックオフのボールを服部大樹選手が直接ゴールに突き刺すと、その後も効果的に得点を重ね、11-3で快勝しました。ドーサルの森岡選手は第2ピリオドにCKから1点を挙げています。
そのレーヴェ横浜に前回大会決勝で敗れ、6連覇が阻まれた東京ヴェルディBS(関東1/東京)は、チーム設立2年目で初出場となるアートホームガーデン(北海道/北海道)との初戦に臨みました。開始2分にマテウス・ロペス選手のゴールで先制すると、その後も攻撃力を発揮し、24-0と相手を圧倒しました。
前回大会の3位決定戦の再現となったBSC明石アレイア(関西2/兵庫)とヴィアティンBS(東海2/三重)の一戦は、第2ピリオド終了時点で4-4と拮抗した展開に。しかし、交代要員なしの5人でエントリーした明石は第3ピリオドに入ると徐々に疲労の色が目立ち始め、第3ピリオドに3点を追加したヴィアティンが競り勝ちました。
この大会の常連とも言えるソーマプライア沖縄(九州2/沖縄)は、バモスアラカーサ千葉(関東4/千葉)に8-0で勝利。同じく常連同士の対戦となったフュージョン(北信越/新潟)とアヴェルダージ熊本BS(九州1/熊本)の一戦は、12-5で熊本が勝利しています。
元ビーチサッカー日本代表の山内悠誠監督が率いる東京レキオスBS(関東3/東京)とトリコロール(東海1/愛知)の試合は1点を争う好ゲームとなり、第3ピリオド終盤に2点を挙げたレキオスが5-3で競り勝ちました。
アヴァンチ大阪(関西1/大阪)と青森スタリオンズ(東北/青森)の試合は第1・第2ピリオドまではロースコアの締まった展開となり、最終的に5-2で大阪が勝利。2大会連続2回目の出場となった香川大学フットサル部(四国/香川)は、創設20年目のベル・エキップBS(中国/岡山)に惜しくも敗れましたが、5点を奪う健闘を見せました。
大会2日目には準々決勝と準決勝が行われ、決勝に進む2チームが決まります。
選手コメント
石坂聖斗 選手(アートホームガーデン)
北海道でビーチサッカーをもっと広めたいという思いから、昨年このチームを設立しました。僕自身は北海道の別のチームに所属していたときに東京ヴェルディBSさんと対戦したことがあるのですが、ほかの選手は初めての経験で、本物のビーチサッカーとはどんなものなのかを身をもって知る貴重な機会になりましたし、チームの成長につなげていければいいなと思いました。来年以降も出場して、この差を少しずつ縮めていきたいと思っています。
後藤尚吾 選手(香川大学フットサル部)
昨年、この大会に初めて出場したときは、ボールをうまく扱えないまま終わったのですが、今日は2点も決められて、特に2点目は左足でうまくミートすることができました。相手はとても強くて、若さで対抗しようとしたのですが、技術で上回られてしまいました。フットサルの戦術を使えないかといろいろ工夫してきたのですが、砂の上で発揮するのは難しかったです。まだ3年生なので、来年もチャレンジして、次こそは初勝利を目指したいです。
佐久間孝次郎 選手(BSC明石アレイア)
選手の移籍があり、また仕事の都合で来られない選手もいた関係で、5人でのエントリーになりました。ヴィアティンBSさんとは対戦する機会も多く、第2ピリオドまでは競った戦いができていました。第3ピリオドにリードを奪えれば違う展開にできたのですが、集中力を欠いてボールに詰められない場面が増え、突き放されてしまいました。ホームなので何としても勝ちたかったです。残念ですが、また来年この大会に戻ってきたいと思います。
森岡亮太 選手(ドーサルM.FC/アシヤ)
ヨーロッパでプレーしていたとき、シーズンオフにビーチサッカーをトレーニングに取り入れていて、そのまま継続してこのチームの活動に参加しています。相手はかなり強かったですし、開始早々に自分の頭の上を抜かれた失点はうまくやられてしまいました。ルールへの適応も難しい部分がありました。得点は決められましたが、セットプレーからだったので、流れの中から決められればもっと良かったです。機会があれば、より高いレベルを目指してみたいです。
日程:2025年9月19日(金)~9月21日(日)
会場:兵庫県/明石市大蔵海岸
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