1月3日から熱戦始まる第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

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1月3日から熱戦始まる第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

2015年01月02日

1月3日から熱戦始まる第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会を1月3月（土）から11日（日）、兵庫県の各会場で開催します。大会には都道府県高等学校体育連盟に加盟する全国の32チームが出場。11日の決勝を目指し、ノックアウト方式のトーナメント戦に臨みます。

日ノ本学園高校（関西1／兵庫）は前回大会でインターハイ（全国高等学校総合体育大会）との二冠を達成。チームは昨夏のインターハイも制しており、今大会では2年連続の夏冬二冠に挑みます。その女王と初戦で対戦するのは初出場の前橋育英高校（関東4／群馬）。持ち味の「攻撃的な守備」でアップセットを狙います。

前回大会で準優勝の藤枝順心高校（東海1／静岡）は第2シードに入り、1回戦で岡山県高梁日新高校（中国2／岡山）と戦います。キャプテンの杉田妃和選手は「今年のチームは選手間の会話を増やすことで連係を磨いてきた」とチームワークを武器に悲願の優勝を見据えます。一方、なでしこリーグ・FC吉備国際大学Charmeの育成組織として創部した高梁日新は「日々新たに　ひたむきに」をモットーに全力を尽くします。

強豪校同士の激突にも注目です。本大会5度の優勝経験を誇る常盤木学園高校（東北1／宮城）は、昨夏のインターハイで3位に入賞した岡山県作陽高校（中国1／岡山）と激突します。常盤木は浦和レッズレディース加入が内定しているFW白木星選手を軸とした攻撃が持ち味。対する岡山県作陽は「チャレンジ精神を貫き、一戦一戦チーム全員で戦う」と意気込みます。先の第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会にも出場した両チームの一戦は、ハイレベルな攻防が期待されます。

今大会開催地の兵庫県からは、神戸第一高校が出場。1、2年生のみのチーム編成で「どのチームにも負けない『根性』で全国の舞台を思い切り楽しみたい」と初戦の三重高校（東海3／三重）戦に臨みます。速攻と遅攻を使い分けるなど戦術の選択肢を持つ三重を相手に、地元の声援を力に変えて勝利することはできるでしょうか。

熱戦の火ぶたは1月3日（土）に切って落とされます。高校生たちの一戦一戦に懸けるプレーをぜひ試合会場でご覧ください。