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FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015 広州恒大とサンフレッチェ広島が準決勝へ

2015年12月14日

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015 広州恒大とサンフレッチェ広島が準決勝へ

12月13日(日)に大会2日目を迎えたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015。大阪長居スタジアムで準々決勝2試合が行われました。

第1試合では、北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)とアジアチャンピオンの広州恒大(中国)が激突しました。前半から両チーム共に攻撃的な姿勢を見せます。広州のロビーニョ選手が左足でゴールを狙えば、クラブ・アメリカのダリオ・ベネデット選手も強烈なシュートを放ちます。28分にはクラブ・アメリカのパオロ・ゴルツ選手のFKがクロスバーを叩きました。

スコアレスで迎えた後半、クラブ・アメリカが先手を取ります。55分に右サイドを突破したベネデット選手のクロスにオリベ・ペラルタ選手が頭で合わせました。勢いづくクラブ・アメリカはテンポの良い攻撃を展開しますが、追加点は奪えません。対する広州は攻撃的な選手の交代カードを切ると、これが奏功します。80分にカウンターからパウリーニョ選手、ガオ・リン選手とつなぎ、最後はジョン・ロン選手がネットを揺らしました。さらにアディショナルタイム、CKからパウリーニョ選手がヘディングを叩き込み、土壇場で逆転。劇的な勝利を収めた広州が準決勝進出を決めました。

第2試合は、TPマゼンベ(コンゴ/アフリカ代表)とサンフレッチェ広島が対戦。立ち上がりはTPマゼンベが前線から圧力をかけ、ペースをつかみます。5分には、CKにサリフ・クリバリー選手が合わせますが、惜しくもゴール右に外れました。広島は序盤こそ相手の圧力や身体能力に苦戦しみましたが、時間の経過とともに適応し、しっかりとボールをつないで組み立てていきます。前半終了間際には、CKのボールを佐々木翔選手がそらすと、塩谷司選手が押し込んで均衡を破りました。

後半も広島がボールを保持して優位に立ちます。56分には、千葉和彦選手がCKからのヘディングで追加点。さらに78分には、ディフェンスラインの裏に抜け出したミキッチ選手のクロスに途中出場の浅野拓磨選手が飛び込み、3点目を挙げました。TPマゼンベはシュートこそ放つものの、なかなか枠を捉えられずに攻撃陣が沈黙。「メンタル的にもフィジカル的にもタフさが出せたし、相手の嫌がる攻撃ができたと思う」と森保一監督が語ったように、攻守がかみ合った広島が3-0で勝利しました。

準々決勝を突破した広州は17日(木)にFCバルセロナ(スペイン/欧州代表)と、広島は16日(水)にリバープレート(アルゼンチン/南米代表)と対戦。クラブ・アメリカとTPマゼンベは5位決定戦を戦います。

 M4/5(5位決定戦/準決勝)における試合当日のチケット販売について

監督・選手コメント

イグナシオ・アンブリッツ 監督(クラブ・アメリカ)
目標であった次のステージに進めなかったことは非常に残念です。もちろん私に責任がありますが、結果には満足していません。私たちは10分ほどの間に集中力を失って失点してしまい、勝てる試合に勝てませんでした。ボール支配率が高くてもそれが勝利には結びついていません。そしてしっかりとチャンスを生かすことができなかったのが敗因だと思います。相手のGKも良い仕事をしており、決定機を2~3回防がれました。この結果を非常に残念に思っています。

ルイス・フェリペ・スコラーリ 監督(広州恒大)
前半はわれわれも良い内容で戦えていましたが、後半開始から15分は良くありませんでした。失点については、相手がGKからすぐにボールをつないでカウンターに来ることは分かっていたのですが、守備が整っておらず、やられてしまいました。90分の一発勝負ですから、そこからは賭けに出るしかなかった。もっと多くの失点をする可能性もありましたが、FWの選手を入れるというリスクの高い交代をしました。交代で入った選手が良いプレーをしてくれましたし、今日はそうした賭けがうまくいったということです。

M4/5(5位決定戦/準決勝)における試合当日のチケット販売について

パトリス・カルトロン 監督(TPマゼンベ)
今日の試合については、完全に私たちの負け試合でした。普段ならあるはずのリズムや集中力が欠けていました。何年もかけて集中力を積み上げるようにトレーニングしてきたのですが、このような形で負けてしまい、とにかく残念です。非常に大事な試合でしたが、相手とはやる気や試合に臨む気持ちが違っていました。広島は私たちよりも集中していて、とても良い試合をしたと思います。私たちはこの結果を受け止めなければいけないと思います。

柏好文 選手(サンフレッチェ広島)
前半の入りから相手が勢いを持ってきましたが、そこを失点ゼロで抑えて、自分たちでボールを動かしていけば、相手は疲労が溜まってくると思っていました。時間が経つにつれて、スペースが使えるようになり、サイドも有効的に使うことができました。みんなが良いポジションをとってサポートし、しっかりとポゼッションができたと思います。次の試合も、相手は関係なく自分たちのサッカーがどこまでできるかを貫き、積極的に勇気を持って戦っていきたいです。

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015

2015年12月10日(木)~12月20日(日)
神奈川/横浜国際総合競技場
大阪/大阪長居スタジアム
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