JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 第27回全国レディースサッカー大会 > 最新ニュース一覧 > 悪天候をはねのける熱戦が続々 第27回全国レディースサッカー大会

ニュース

悪天候をはねのける熱戦が続々 第27回全国レディースサッカー大会

2016年03月20日

悪天候をはねのける熱戦が続々 第27回全国レディースサッカー大会

3月19日(土)、第27回全国レディースサッカー大会が、静岡県裾野市の時之栖スポーツセンターで開幕。大会初日は、全国各地域の代表16チームが4グループに分かれて1次ラウンド第2節までを戦い(1試合50分、25分ハーフ)、グループ首位通過を目指して熱い戦いを繰り広げました。

この日は朝からあいにくの雨模様。10時にキックオフを迎えた第1節は、大雨が降りしきる中での戦いとなりました。グループAは、そんな悪天候をはねのけて勝利を収めたおいでやす京都(関西/京都)と東京アルテミスSC(関東2/東京)が続く試合でも勝利し、連勝スタートとなりました。特に東京アルテミスSCは、初戦で4-0と高い攻撃力を発揮すると、第2節は1-0と、追い上げるFC べにばな(東北2/山形)を抑えるなど、攻守に冴え渡りました。

グループBは、トナカイレディースF.C.(九州1/福岡)が、室蘭アイスバーズ(北海道)に3-0、Kochi ganador FC(四国1/高知)に2-0で連勝を収め、首位に立ちました。トナカイレディースは、その戦いぶりもさることながら、「日本一団結力が良いチームということを証明したい」(中上知香選手)と、ベンチを含めた高いチームワークを見せていました。

グループCは、こちらの初戦も大雨のなかでの戦いとなりましたが、関東大会を1位で勝ち上がってきたUILANI FC(関東1/埼玉)、長野フレンズ(北信越/長野)が接戦をものにします。続く第2節では、UILANI FCの攻撃が爆発。水沢ユナイテッドFC(東北1/岩手)を相手に前半から主導権を握ると、後半には石田美穂子選手の3ゴールを含む4得点を挙げて6-0で快勝、グループ唯一の連勝を飾りました。

グループDも接戦となりました。清水FCレディース(東海/静岡)と愛媛県選抜(四国2/愛媛)の初戦は1-1のまま後半へと突入しますが、33分に茂本志穂選手のこの試合2得点目のゴールが決まり、2-1で愛媛選抜に軍配が上がりました。FC BB(関東4/埼玉)と鳥取レディース(中国2/鳥取)の戦いも終盤までスコアレスで拮抗しますが、岩井広実選手が相手GKからボールを奪ってゴールを挙げ、FC BBが勝利。FC BBは続く清水FC戦も3-2で接戦を制し、連勝を収めました。

大会初日は、選手たちの祈りが通じたのか正午には雨も上がり、一転して強い日差しが射し込む中での戦いとなりました。スリッピーかつボールが前に進まないピッチコンディションによって普段と異なる戦いを強いられるチームが多数いましたが、いずれの試合もハイレベルな攻防を見せていました。

3月20日(日)は、グループ最終節と順位別トーナメント1回戦を行います。選手たちのさらなる熱い戦いに注目が集まります。

選手コメント

吉川紗代 選手(FC BB)
うちのチームはかつて一緒に蹴っていた仲間を中心に2007年から活動を続けていますが、実は活動は年に5回くらいしかありません。普段はそれぞれ、フットサルやサッカーをしながら、今大会の県予選で再結集しています。私自身は普段はフットサルをメインでやっていますが、全く別の競技という感覚でプレーしています。このチームはみんな雰囲気を感じながら合わせていけるので楽しいです。今大会は楽しみながら勝てればベストですね。でもみんな負けず嫌いなので、頑張ります!

大山百合子 選手(東京アルテミスSC)
1試合目は水たまりもひどく、普段のようにボールをつないでいくことができませんでした。それでも違う戦い方で前半から良い形でスタートが切れて良かったです。今大会はチームとして10年連続出場となりましたが、そのすべての大会に出ている先輩が何人かいます。それに1試合目の先発メンバーは11人中8人が40代の選手だったのですが、そういう“レジェンド”と言われる方たちと一緒に、「歳を取っても楽しめるサッカー」を志向しています。すべての試合でしっかりと勝ち切りたいと思います。

東川彩 選手(おいでやす京都)
みんなで楽しく戦った結果、連勝を飾れたことが良かったです。今大会も有志が集まった京都府の選抜メンバーで参加しています。普段から活動をしている人もいる一方で、今大会だけという人もいます。この大会があることで、若い頃の仲間や知り合いなどとチームを組んで戦えますし、そういう出会いや一緒にプレーできることが楽しいですね。もちろん勝ち進めたら良いですが、まずは試合を楽しむということを重視し、良い意味で「意気込まない」でやっていきたいと思っています。

中村由布子 選手(トナカイレディースF.C.)
昨年はベスト8だったのですが、今大会はそれ以上の成績を目指そうと話してきたので、2試合ともに勝つことができて良かったです。特に2戦目は初戦より悪い部分もありましたが、それでも仲間同士で声を掛け合い、しっかりとカバーし合い、ボールをつなぐことができました。このチームは本当に仲が良く、年齢も関係ありません。楽しみながら結果が付いてきているので、明日以降の試合も、「笑顔で完全燃焼」を目標に、全員が出場して、そのメンバー全員で勝利をつかめるように頑張ります。

JFA-TV

第27回全国レディースサッカー大会

2016年3月19日(土)〜3月21日(月・振休)
時之栖スポーツセンター 裾野グラウンド(静岡県裾野市)
大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
  • 独立行政法人日本スポーツ振興センター
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー